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2022年11月の記事:ブログ

成績の上がる家庭学習3要素

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は今週土曜日の新サービス会議に向けて、準備を進めています。

 

過去3年弱で250名あまりのご家庭とお話をさせていただいてきました。その際にご家庭が感じていたお悩みや困り感を解決する新サービスを2つほど用意しております。こちらは今週の会議で決定しましたら、来週のブログにて公表を行いたいと思います。

 

代表高畑は今受け持ちの6年生の学習指導をもって、家庭教師業務からは退きます。来年度は従来通りのコンサルティング業務、新サービスの業務、業務拡大に向けての採用業務の3つを行っていきます。登録すれば100%合格ではなく、理念を共にできる質の高い家庭教師の採用を行ってまいりますので、2月までは家庭教師は入会待ちであること、ご了承いただけますと幸いです。

 

さて、本日は家庭学習について執筆を行いたいと思います。

10月からご入会いただいたご家庭の成績が家庭学習のやりかたを変更しただけで、早速急上昇しました。

 

私共がどのご家庭にも提案していることは、「量よりも質」という点です。これは創業以来、一貫して提案をさせていただいていることです。実際、上記のご家庭や昨年度持ち偏差値から10弱離れた学校に合格されたご家庭も、お申込みの段階と比較して学習している量は7割くらいになっています。しかし、確実に結果になっています。

 

本日はこの理由について、私なりに分析を行いたいとい思います。

 

①塾の宿題はあくまでも目標

 

塾によっては宿題の量で家庭学習をコントロールするところがあります。家庭の学習まではつきっきりで監視するわけにはいかないので、量を出すことによって勉強を行わせようとする意図だと思います。

ところが、10人子どもがいたら課題は10通り。算数に苦手意識を抱え、社会は得意だというお子さんの場合、当然家庭学習は算数に重きを置かなければなりません。しかし、宿題というものはクラス全員一律のものが提示されます。

そうなると、今本当に必要なことに時間が割けないという事態が発生します。

 

家庭学習というものは長期的な視野をもち、本当に今必要なことに時間を割き、今の段階では不要なことは間引くなどの軽重付けが大切になります。この優先順位付けを誤り、日々の宿題を淡々とこなしているだけでは一時の結果は出ても、真の実力が付くとは思いません。

 

②量を重視した勉強だと忘れる

 

経験ないでしょうか。定期テスト前の一夜漬け。かくいう私も中学はこの類でした。

翌日の定期テストでは点が取れても、テストが終わるとごっそり忘れる。

人間の脳のキャパシティーには限界があります。

前記事にも記しましたように、長期的な視野をもった中学受験が重要だとするならば、量を短期間に詰め込むこの勉強は最悪であると言えます。

特に、4年・5年のような新出単元を毎週のようにこなす学年ではインプット事項が毎週のように降ってきます。もちろん、一定の演習量は当然必要ではありますが、量を減らして、質を高め、忘れづらい勉強法を取ったほうが長期的には勝ちです。

そのため、私共は全ご家庭に対してアウトプット重視の勉強法をご提案しています。

 

③教材数ではなく、教材選び

 

4~5年生で副教材を教えてくださいとのご相談を頂くことがあります。ご提案はしていますが、必ず「オススメはしませんが」という前置きを行います。

塾の教材のレベルが本人に合っていない場合は有効であることが多いですが、特定の塾の教材を除き、単元の導入部分の解説はきめ細かいテキストが今の塾は多いという印象です。その塾のテキストをしっかりとこなせていないのに、副教材に手を出しても効果的でないことの方が多いです。1つの教材を信じて、それをボロボロになるまでじっくりと取り組むこと。これがなによりも重要だと考えます。

前述の持ち偏差値から10弱離れていたにもかかわらず、合格を手にしたご家庭。受験が終了したタイミングでうれしいご連絡を頂きました。「受験終了まで活用した理社の教材だけは自信がついた記念として、飾っておきたい」と。

1つの教材を信じて行うことが、「できた」という実感をもたらし、自信につながります。

 

長々と記しましたが、私共タカベルが提案する成績の上がる家庭学習3要素は、

 

・学習の優先順位付け

・量ではなく質。アウトプットを重視。

・1つの教材を信じて、隅々まで。

 

このどれかが欠けても成績はあがりません。しかし、この3つを実行できたご家庭は着実に成績を伸ばしています。

 

これを行わせることは大変難しいと思います。しかし、年々激化する中学受験で第一志望に合格できる可能性は30%程度。家庭学習の質を高めなければ、苦戦を強いられます。

 

これを行わせることが難しいことも承知していますので、新年度はそれを解決する新サービスと厳選した家庭教師で稼働してまいります。

 

 

※2月~の新サービスの公表は12月上旬を予定しております。

※無料面談の受付は最短で12月20日以降となっております。年内ご希望のかたはお早めにお申込みください。

2022年11月29日 13:34

長期的視野での中学受験②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

火曜日は私自身の定休日。本日は、12月の会議に向けて来年度のメニューや講師採用について思案をしております。

 

先週は採点済み過去問データの提出を受け、残り2か月あまりで行っておくべき科目・単元・教材のご提案や4~5年生の学習計画の策定、家庭教師業務と多岐にわたって活動しておりました。

 

今まで1000枚以上の学習計画の策定を行ってまいりましたが、本日はその観点も含めた「親御さんが」行うべき中学受験サポートについて記したいと思います。

 

①親御さんは教えない。壁打ち相手に努める。

 

すべてのご家庭でというわけではありませんが、親御さんがお子さんに対して気合の入った学習指導をしてしまうと、ぶつかることが多いです。その原因は下記の通りです。

 

・親御さんの熱量とお子さんの熱量にギャップがある。

 

過酷な中学受験生活に身を置いているとはいえ、まだ小学生。一時の楽しみを求めたり、勉強から逃れようとする姿勢はごく自然なものです。自ら机に向かい、目標に向かって走り続けるお子さんの方が稀です。

 

一方、親御さんは過当競争となっている中学受験に不安を感じ、一生懸命にやらせようとする。このギャップがぶつかりを引き起こしてしまいます。ぶつかったり、その状態で勉強を行っても当然身になりません。

 

・教えかたが塾のものとは異なる。

 

中学受験の解法は多岐にわたり、どのやり方がお子さんに合っているかはお子さんに選ばせることがベターです。塾で行っているやり方が最も分かりやすいと感じているお子さんに対して、別の解法で教え込もうとしてしまうと混乱を招きます。

 

つまるところ、私は親御さんが勉強に踏み込まない方がうまくいくケースが多いと感じています。

 

しかしながら、子ども心というのは複雑です。教えなかったら教えなかったで、「見てくれていないのに、点数が悪かったら文句を言う」という不満を抱くようになります。

 

そこで、学習の壁打ち相手になってあげるという付き合い方が最もよい距離感であると考えます。音読の聞き役になってあげる、解法説明を聞いてあげる、テキストのコピーを行ってあげる、直すべき問題の提示をする、家庭内テストを行ってあげるなど…

 

学習指導ではなく学習管理という付き合い方を行うと、長きにわたる中学受験生活をうまく乗り切れると感じています。

 

②モチベーションアップや維持に努める

 

どんなに親御さんが頑張っても、結局2月1日に戦ってくるのはお子さんです。

どんなスポーツでも、基礎能力だけでは勝てません。そこに士気と分析力が加わったときに強いチーム、強い選手と呼ぶことができます。

中学受験も同様。学力だけでは勝てません。それに加え、士気と分析力が必要になってきます。

 

同じ偏差値帯の子が勝負をした場合、学力はほぼ同等。勝負の差を分けるのは1点でも多くとってこようというやる気と、1点でも多くとらせるための分析力です。

 

特にやる気の部分は大きな要素を占めます。野球を見ていても、なんとなく顔に自信のなさが表れているピッチャーは打たれてしまうように、受験でも自信をつけさせてあげることが何よりも重要です。

 

結果ではなくプロセスを評価し、結果は受容し、励ます。親御さんの最も重要な役割は、自信に満ち溢れた表情で向かわせてあげること。何事も戦いに勝つためには、自信を持たせることが重要です。

 

③分析を行う

 

スポーツで勝つために相手の弱点を分析することが重要なように、中学受験においてもこの分析が重要です。

現在6年生のご依頼を多く頂いていますが、来年度はこれをメニュー化しようと考えています。

中学受験の分析とは、スポーツのそれとは若干異なり、他の受験生の弱点を分析するものではありません。

 

自分の弱点と志望校の求めるもののギャップを埋めることを意味します。当然その際に重要な指標となってくるのが、自分が受けた模試や過去問の採点済みデータの分析と、志望校の過去問分析です。

苦手な「速さと比」を毎年出題してくる学校に対して、何も手を打たずに突撃すると当然不合格の確率が高まります。

 

4・5年生で志望校がすでに見えているご家庭は早めに過去問を分析しておくと、毎週のようにふってくる新出単元の力の軽重づけが行えるかもしれませんね。

 

④併願パターンのシミュレーション

 

2月1日校ばかり見学をしても、体は1つしかありません。

2日以降や午後受験など、日程に応じた学校見学を早い段階から情報収集しておきましょう。

その際に、問題の親和性が高い併願パターンを組むとベターと言えます。

例えば、学習院×成城などは親和性が低いと言えますね。

 

以上のように、中学受験は学力だけでは勝てません。模試判定30%でも逆転が起きるのは「士気×分析力」であると考えています。そして、長期とは記しましたが、まだまだ最終盤の逆転も十分に狙っていけます。愚直に志望校の求める人物像に近づくべく、1日1日を大切に過ごしましょう。

 

※無料面談は最短12月8日(木)~となっております。(年内ご希望の方はお早めにお申し込みください)

※人員増に伴う新年度2月~のサービスは12月中に公表、キャンペーンを1月に実施します。

2022年11月22日 12:54

長期的視野での中学受験①

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

方向性が決まりましたので、定期的なブログ執筆を再開したいと思います。

 

さて、本日は長期的視野での中学受験について執筆を行いたいます。

書きたい内容が多いので、何回かに分けて記します。

 

「長期的な視野」と書きました。

 

昨今の中学受験はコロナ禍での公教育に対するイメージや大学受験改革への不安感などに伴い、年々受験志願者が増加しております。当然、学校のキャパシティーは簡単には増やせませんから、競争率は高まる一方です。

 

それに伴い、早期から入塾させることが当たり前の時代となりました。私が受験したころは新5年生からの大手塾入塾がベースだったと記憶していますが、今は1年生からの入塾も珍しくありません。

 

これだけの過当競争となりますと、勉強漬けの日々を過ごさなければならないでしょうし、目先のクラスに拘った勉強をとってしまうことも無理はないかと思います。

 

しかし、私は2つの視点からこうした中学受験はとるべきでないという考えです。

 

まず、1つ目は「中学受験がゴールではない」ということ。

 

将来職に就くまで、また就いてからも生涯学び続けなければなりません。これからの時代はますます専門性が求められてきます。

幼少期に過度な勉強を行い、入学後に燃え尽き症候群になる場合や勉強を行うことに抵抗感を感じる子を何例も見てきました。

 

せっかく行う中学受験ですから、「学ぶことは楽しい」と感じさせ、「この経験が将来につながる」中学受験としたいところです。

 

2つ目は「中学受験を乗り切る上でも、目先の結果に拘った勉強法だと限界がある」ということです。

 

5年生が中学受験で最も重要な学年だということを一度は耳にしたことがあるかと思います。

 

私もおおむね賛同の立場です。

 

しかし、これは5年生の時にどのクラスにいるかが重要なのではなく、6年生で志望校合格につながる土台を作れたかどうかが重要であるということです。

 

例えば、目先のクラスに拘った勉強をおこなうのであれば、各科目の優先順位は下記のようになると思います。

 

算数>理科=社会>国語

 

算数に個別指導などをつけて解法をインプットし、理科と社会を詰込み、国語は後回しとなる。

 

クラスを上げるだけの勉強であればこの方向性でなんら間違っていません。

 

しかし、私共の学習計画の立案はこうした提案は行いません。

 

5年前期では、算数=国語>理科=社会

5年後期では、算数>国語=理科>社会

 

こう記すと社会を軽視しているように思われますが、学習はしっかりと行っていただいています。

しかし、量ではなく質。短期記憶ではなく長期記憶につながる勉強法で行っています。

 

また、長期的視野に立った時に国語の重要性を重視しています。クラスをあげる勉強だと国語の優先順位は低いかもしれませんが、昨今の中学受験はどの科目においても国語力が大きく試されています。

最も論理的に解く科目は実は国語であり、国語の論理的解法と読解力が伸びてくると、他の科目にも相乗効果をもたらします。

 

現在4年生のご家庭や5年生のご家庭の学習サイクルの見直しのご参考になりましたら、幸いです。

 

さて、私共は2月から新プランを打ち出し、塾や個別やご家庭では行いづらい点を拾っていく新サービスを検討しています。

それに伴い採用も強化し、理念の実現を行っていける仲間を多く迎えたいと思います。

 

冒頭にも記したように、クラスを上げることを第一にお考えのご家庭は我々のサービスだとご満足いただけないかもしれません。「志望校合格」「自己肯定感とモチベーションを高め、生涯学習につながる中学受験生活を送りたい」とお考えのご家庭はご検討いただけますと幸いです。

 

次回は、長期的視点での中学受験②と題し、親御さんが行ったほうが良い点を中心に執筆したいと思います。

 

※無料面談の最短受付は12月5日(月)~となります。

※家庭教師サービスは来年2月~の募集となります。

※新プランならびにキャンペーンは12月に公表いたします。

 

https://takabell.com

2022年11月15日 12:00

ご報告

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

この間ブログでの発信が滞っておりましたこと、お詫び申し上げます。

 

かねてよりご案内していました通り、中学受験塾の設立にむけたプロジェクトを立ち上げ、それに向けて何度も会議を重ねてまりました。

 

塾を立ち上げることで実現できる理念、塾を立ち上げてしまったら実現できない理念、それぞれを会議の中で洗い出した時に私なりに最終決定したことが「向こう数年はタカベルのサービス内容を強化していく」ことで結論が固まりました。

 

その一番大きな理由が、「現在のサービスの方が1つでも多くのご家庭と接点を持てる」と考えたからです。

 

塾を立ち上げてしまうと、持てる接点はそのエリアに限定されてしまいます。私共がこのサービスを立ち上げた原点に立ち返ったときに、「加熱しすぎる中学受験に左右され、自信と考える力を失い、将来学び続けるべき子どもたちが学習意欲を失ってしまっている子たちを1人でも多く救う」ことでした。

 

そして、ありがたいことにこの塾立ち上げ会議の間も、タカベルを頼っていただけているご家庭が数多くあったものの、入会待ちにせざるを得なかったことに心苦しさを感じていました。

 

したがって、現状のサービス内容をより強化し、人員も増員することで理念の実現に向けて、歩みを進めていきたいと考えました。

 

今は塾設立に向けた会議ではなく、タカベルの新サービス提供に向けた会議に舵を切っております。

 

今後のスケジュール感としましては、12月に新サービスの骨格をブログやSNSにて公開し、1月にHP上にてキャンペーンを実施していきます。そして、新年度2月~新サービスの稼働へと動いていきます。

 

現在受け持っている6年生の受験成功と4・5年生の成績・モチベーションアップをまずは一義的に考えるため、メールでもお知らせしたとおり、受験サポートプランについては12月まで、オンライン家庭教師プランについては2月まで入会待ちとなっております。新年度から増員体制で行ってまいりますので、しばしお待ちいただけますと幸いです。お問い合わせ・無料面談については順次受付を行っております。

 

以上、取り急ぎのご報告となります。この間に塾に関する多くのお問い合わせを誠にありがとうございました。

 

タカベルのプラン・人員強化で理念の実現に向けて、しばし奔走してまいりたいと思います。

 

高畑

2022年11月08日 15:20

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