中学受験コンサルティング タカベル

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2024年11月の記事:ブログ

「塾なし」新サービスへの想い

本日、HP上に来年度の新サービスについての詳細をアップいたしました。

 

特に「2週間体験プラン」は内部生を中心に多くのお申込みを頂いているので、ご興味がありましたら、お早めにお申し込みください。

 

さて、本日は新サービスへの想いを記したいと思います。

 

タカベルは来年度創業5期目を迎えます。ご案内の通り、来年度からタカベルは「集団塾に通われていない方」限定でのサービスを展開することを決定いたしました。

 

そう思うに至った背景を記したいと思います。

 

まず、「現在集団塾で成績不振に苦しんでいるご家庭」に特化したサービスにしたいという想いから。

 

昨今の中学受験は一度成績不振に陥ると、抜け出すことは至難の業であります。もちろん、それを解決するスケジュール立てや勉強法は存在します。事実、4期の間でノウハウを積み上げてきたつもりです。

 

しかし、当然ながら、集団塾には集団塾さんの方針ややり方があります。

 

なので、土曜・日曜特訓や季節講習などでそれなりの時間を拘束されます。事実上、塾の宿題をこなし、次の週の予習をすることで精一杯となります。

 

ところが、中学受験で最も大切とされる算数は、前学年の単元の学習内容を使って、新出単元の内容を解くことになります。小数・分数の概念がおぼつかないままに割合の学習が進み、割合の理解が抜け落ちた状態で比をマスターすることを要求される。

 

勉強もスポーツも信頼も、何事も積み上げであるはずです。

 

土台がグラグラなところに上物を建てることはできません。

 

誤解のないように記しますと、1週間単位の学習がしっかりとキャッチアップできれば何も問題ありません。しかし、とてもではないが、私も中学受験時代に1週間で新出単元を理解しきることは不可能でした。

 

これを解決するには、本当にその子に合った学習計画とカリキュラムで毎週の学習を進めていくこと。4年生の内容がおぼつかないのであれば、立ち返ってもよいのです。いや、立ち返った方がよいのです。その子のペースに合わせて、一歩一歩積み上げていく。積み上げていった先に「できた」という実感を伴い、自信につながっていくのです。

 

さて、重要視している点をもう1つ。

 

それは、お子さんの「自己肯定感」です。

 

集団塾で成績不振に陥っているお子さんの多くは「自己肯定感」を失っています。

それも当然です。否応なしに点数でクラス分けがされ、前述のような算数のカリキュラムであるため、長期にわたって成績不振の状態が続いているからです。「どうせやってもできない」「頑張っても無駄なんだ」という思考が植え付けられてしまっていることも少なくありません。

 

これを改善するために、当然言葉がけや親子の接し方などという視点も重要です。

 

しかし、それは「良くない状態を少し良くする」程度のものであり、やはりお子さんが「できた」という実感を伴わなければ、真の意味で自己肯定感の向上にはつながってきません。

 

モチベーションの好循環を生み出すには、「できた」という実感を伴うカリキュラムとそれをこなす時間をとにかくお子さんに与えること。

 

中学受験は人生の一通過点にしか過ぎません。

 

世の中に出て、社会人となった際には中学受験よりも大変なことがもっともっと控えています。〇×ではない、答えがない世界に踏み出さないといけないわけですから。

 

その際に大切なことは、逆境を跳ね返す力。壁にぶち当たったときに、馬力を発揮できる力です。自己肯定感がなく幼少期を育ったお子さんにこのような力が身につくかというと、そうは思えません。

 

様々なことを犠牲にして行う中学受験、どうせやるなら、合格以上の成果を得られる体験をしてもらいたいなと思います。

 

最後に。

 

この新サービスは社内で1年にわたって話し合った末の成果物です。

現状偏差値○○・○○年生のお子さんに合った各科目の最適な教材のリスト化も済ませました。

予習シリーズをひたすら進めるような学習計画では全くありません。

現在、「集団塾で成績不振にお困りの方」のコンタクトをお待ちしております。

 

本日から予約開始、2月7日よりサービス開始となります。

 

 すでに内部生から体験予約を多く頂いているので、2週間体験はスタートを待たずに締め切ることが予想されます。ご興味がありましたら、お早めにお申し込みください。

体験やサービスのお申し込みは下記より友達登録をお願いいたします。

 

https://lin.ee/nS2mfD4

 

 
2024年11月21日 07:50

【11月19日〆】現プランの募集停止について

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本ブログでもご案内の通り、11月19日(火)をもちまして、現プランの募集は終了となります。

 

11月20日(水)公開予定の新プランでは、入会条件が「集団塾に通っていないご家庭もしくはお辞めになる予定のご家庭」限定となります。

 

来期は創業5期目を迎えるにあたり、今まで培ったノウハウとサービスをすべてパッケージ化し、タカベルのカリキュラム(お子さんのレベルと志望校に完全に合わせた)で中学受験を導いていくことを決意いたしました。現在、スタッフで毎週会議を重ね、来年2月のオープンに向けて準備をすすめております。このあたりの想いは、20日のブログで発信していきたいと思います。

 

つきましては、集団塾に留まりながら中学受験を行うことをご検討で、成績不振にお困りの方は19日までにお申込みください。19日までにお申込みいただいたご家庭は、現プランか新プランかの選択が可能となっております。

 

2024年11月15日 21:06

入試直前でも差がつく社会の勉強リスト

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

私どもは徹底的に過去問を研究し、出題頻度の高い内容とその学校ならではの特徴をリスト化。

 

お子さんの解答用紙で間違っている問題とリストを照らし合わせ、最終盤にやるべきことを面談で提案しています。

 

さて、本日は社会の入試直前でも差がつくポイントを解説していきたいと思います。

 

4まとやコアプラに収録されている基礎知識のインプットは終了したことを前提に記していきます。

 

①地理の統計資料

 

多くの学校の問題を見る中で、これはまだまだ差がつきそうな単元(仕上がっていないお子さんが多い)です。

 

サピックス生は夏期講習にデータバンクを扱ったと思いますが、「日本のすがた2024」などを活用し、農作物の都道府県ランキング1位・2位、人口・面積の上5つと下5つ、輸入相手国先ランキング1位・2位などを中心に抑えていきましょう。

 

②雨温図

 

これも苦手なお子さんが多いのが特徴です。6つの地域の雨温図の特徴はさることながら、最近では北海道の中での雨温図や世界地理とからめた雨温図などのマニアックな領域も出題されています。

 

いずれにしても、気温と降水量の各地域の特色は抑えられるようにしておきましょう。

 

③年表

 

年表は重要です。これを知っておくだけで、解ける問題は数多存在します。

並べ替え問題、この時代で起きた出来事を問う問題、年表中のどことどこの間に入りますかという問題。

これらは年号を知っておけば解ける問題ですが、負荷が大きいので、敬遠されがちなのも事実。

そこを入試は狙ってきます。

 

④史料

 

「汝や知る 都は野辺の 夕ひばり あがるをみても 落つる涙は」

 

この史料は応仁の乱の際のものです。

 

国司藤原元命の圧政の史料など、このあたりはまだまだ手薄な受験生が多いので、押さえておきましょう。

 

⑤憲法の条文

 

これも苦手とするお子さんが多い領域です。まず、言葉が難しいですからね、、、

 

前文・9条・13条・14条・25条・41条。このあたりは何が聞かれてもよいように押さえておきましょう。

 

⑥表・グラフの読み取り問題

 

昨今のトレンド。前提知識不要な初見の表とグラフが出されて、正しいことはどれですかと問う問題。

 

私はこの類の問題と地形図は本番では時間がかかるので、後回しにした方がよいとアドバイスをしますが、好む学校は好みますし、最近そうした学校が増えていることもまた事実。言及されている数字に〇をつけるなど、トレーニングが必要なので少しずつ取り組むようにしましょう。

 

⑦記述問題

 

最後に記述。まだまだどの受験生も書き方が身についていない印象です。

 

まずは作法をおさえることが大事。

 

・グラフから言えることを記述させる問題は、グラフから読み取れる情報を必ず盛り込む。

 

・地球温暖化と貝塚の分布をからめた問題なら、「海水面の上昇」1960年代の消費量の増加を問う問題なら、「高度経済成長」など、キーワードを盛り込む。

 

など。

 

これに時事問題が入るわけですから、社会はまだまだできることがたくさんあります。

そして、ここからでも最も伸びる科目です。

 

入試は1点が合否を左右する予断を許さない戦い。積み上げやすいものから着手していきましょう。

 

※「集団塾に通われている方」向けの現サービスは11月19日で締め切りとなります。5年生以下でご興味がある方は、下記より友達登録をお願いいたします。

2024年11月09日 11:34

ご報告

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

6年生は2月1日まで3か月を切りました。

ここからでもまだ弱点の補強は可能です。

 

平たく言うと、模試の成績には反映しづらいですが、合格最低点との乖離は埋められる。逆転はまだまだ可能ということです。

 

しかし、やみくもに弱点補強を行っている時間はありません。

土日も通塾というご家庭も少なくはないでしょう。

 

大切なことは、志望校で必ず出題される単元をリスト化し、その中で浮かび上がってきた苦手単元を効果的な教材で補強していくこと。

 

これに尽きます。

 

そして、メンタル面。

 

この時期の6年生は自信を失いがちな時期でもあります。

 

受けるテスト受けるテストで心を打ち砕かれ、過去問を解いても合格最低点に達せず、プレッシャーもかかる。

 

やめたくもなりますし、投げ出したくもなるでしょう。

 

そんなときによく使うお子さんへの言葉がけは、


「学校は合格最低点に達する子に来てほしいのではなく、合格最低点に達する努力をしてきた子にきてほしいんだよ」

 

今、合格最低点に達することが重要ではないのです。2025年2月1日に合格最低点に達するための自分づくり、マネジメントを行うことが重要です。頑張っていきましょう。

 

さて、タカベルは来期創業5期目を迎えます。

 

来年2月からは4期で培ってきたノウハウと実績を生かし、成績低迷に苦しんでいるお子さん「のみ」を対象に合格へと導いていく方向性にリニューアルを図ります。

 

それに伴い、来期から「入会条件」を設けることにしましたので、現プランでのお申し込みは11月19日(火)までで締め切りとさせていただきます。

 

11月20日(水)にHP等でリニューアル内容を公開することにしておりますため、現プランにご興味のある方は、下記より友達登録の上、お問い合わせくださいませ。

2024年11月02日 12:54