合不合が振るわなかった際の心構え
本日、合不合の結果が返却されたことと思います。芳しくなかったご家庭は不安になるでしょう。
しかし、励ましではなく、ご参考までに大切なことをまとめておきます。
✅️合不合といえども、合格・不合格は決まらない
ダイレクトに◯%と出されると、焦る気持ちも十分に理解できます。
しかし、親御さんが焦るとお子さんに悪い意味で伝わってしまいます。
焦りをぶつけても、「まずい、やろう」とはなりません。
そもそも、テストが終わった瞬間から「できなかった」は本人がすでに悟っています。
合不合が受ける学校のそっくり模試であれば気にする必要もありますが、そうではないですし、そもそも全範囲をテストで聞くことはできないので、たまたま苦手分野や仕上がりの甘い分野が集中した可能性もあります。
ここからは、残り5ヶ月お子さんが気持ちよく勉強するためにはという視点で、言葉がけや接し方に留意しましょう。
✅️併願校選びをしっかりと考える
実のお子さんですから、期待して高みを目指させようという考え方は理解できます。
しかし、保険はしっかりとかけておきましょう。
1日午後の時点で通学範囲の学校をおさえられているかは、2日以降のお子さんのメンタルにかなり大きく影響を及ぼします。プレッシャーを感じて、本来の力が出せなかったということは避けたいものです。模試と入試は全く別物と捉える必要があります。
今回の結果を受けて、早めにおさえられるだろう併願プランを再考いたしましょう。
✅️過去問の学習スケジュールを練る
模試は健康診断、過去問は学校が求める人物像に近づく努力。
非なるものです。
模試が良かったとしても、過去問対策が疎かであれば合格点に乗りません。
模試が芳しくなくても、過去問対策がしっかりとしていれば合格点に乗ってきます。
この過去問のやりこみ度合いで、模試でついた偏差値の差は十分に逆転可能です。
なぜなら、学校が求める人物像に近づく努力をしているから。
毎年必ず出してくる単元、複数年に渡り出してくる単元、あまり聞かれない単元。
そして、時間配分等の戦術面。
これをしっかりと整理することが、その学校が求める人物像に近づくことにつながります。愛を伝えるに近いですね。
模試はこうした様々な学校を受ける子に向けて、中庸なテストになっているので、あくまでも目安です。
一喜一憂はよくありません。
何も決まったわけではありません。
出た結果を受け止め、直しを粛々と行い、学校のラインナップが決まったら志望校に向かって全集中。
「本当の勝負はここから」です。
頭は冷静に、心は熱く。
一歩一歩、積み上げていきましょう。
※今年度の6年生は3月31日をもって、締切となりました。
※スーパー家庭教師とコーチングは満席になっています。来年度の案内は現在お申し込みのご家庭優先案内になっていますので、ご興味がありましたら、友達追加をよろしくお願いいたします。