大谷翔平の目標達成ノート
こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
大谷翔平選手、目覚ましい活躍ですね。もちろん、才能もすごいと思うのですが、それ以上に努力を重ねた人だからこそ、今の地位が築けたのだと思います。
さて、大谷選手。高校1年の時に以下のような目標達成ノートを作っていました。
才能が怪物級な15歳でこの意識の高さですから、今の活躍も当然ですよね。
しかも、これを作成する視点がまたすごい。
一番大きな目標設定をドラ1で8球団と設定し、それに必要なものを
①体づくり
②コントロール
③キレ
④メンタル
⑤人間性
⑥運
⑦変化球
⑧スピード160キロ
この8つを必要な要素と設定。
そして、この8つの1つ1つを達成するために必要なものをさらに広げていくという81マスノートを完成させたそうです。
これを試験的にあるご家庭で実践してもらいました。
一番真ん中に据えた目標が「マンスリー算数10点アップ」
これを達成するために、
①基礎トレ毎日満点
②基礎力定着の直しを行う
③デイリーチェックの直しを行う
④授業をしっかり聞く
⑤わからないところを放置しない
⑥デイリーサポートのDまでを解く
⑦解法を説明できるようにする
⑧計算ミスをしない
一番大きな目標は親子で考えてもらいました。
そのための策の8つは子どもが考えたものです。
8つの策を達成させるためのこの先の行動は、これまた親子で考えました。(これは8つも必要ありません。むしろ、絞ったほうが良いです)
そして、ここででてきた行動を日々の目標設定とするのです。
このご家庭は、例えばこのように行動を行ったそうです。
⑧計算ミスをしない→ノートの升目を使って式や筆算を書く、字は大きく書く、見直しをする、大人が読んでもわかる字を書く
これらの中から1つを選択し、1日の目標としてもらいました。
達成できたなと思ったら、次の目標設定という具合に…
この一連の作業のポイントはすべて子ども自身で目標設定と行動を決定していること。
人から言われた目標や行動はモチベーションにつながりません。
また、書きだしたからと言ってあれもこれも求めないこと。
あくまでも、1日にクリアするハードルは1つと決める。
これを繰り返していくことで、少なくとも計算ミスは激減しました。
この続報はまた後日…
ぜひ、お試しください。