講師挨拶Greeting
この度はタカベルのサービスにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。 タカベルの経営理念を基に、子どもに寄り添った指導を心がけていきます。
小学校5・6年生の担任時代の話です。勤めていた淑徳小学校は通っている児童のほとんどが中学受験をするため、算数の授業も受験に向けたものでした。また、児童の半分以上は大手塾・個別指導・家庭教師などで学習している子たちでした。そのため、授業では子どもたちから様々な解法が出てきて、私も時に気付かされ、面白い考えだなと感心することがありました。
その時から私が気を付けていることは、「この問題はこう解く」と固執しないことです。子どもの発想を安易に潰すと、考えることをやめてしまうからです。いわゆる暗記算数になってしまい、算数嫌いにつながってしまいます。子どもたちの柔軟な考えを引き出し、方向づけてあげることが大切だと考えています。
ただし、このような指導には難しさがあります。授業者には子どもの考えを受け止められる引き出しの多さが必要になるということです。その点、私は約20年間中学受験業界に携わってきました。また、小学校の担任のときに、大手塾に通っている子どもたちと授業をしていたため、様々な解法に触れる授業を実践してきました。これは一人も取り残してはいけないという学校教育だからこそ培えたノウハウです。
家庭教師では、算数を特に苦手とする生徒が行き詰まっていたら、基本に立ち返り、それでもわからなかったら別の観点を示してきました。例えば、食塩水の問題で、ビーカー図・面積図・てんびん図のどれで解くかは、お子さんの学習段階によっても変わってきます。そこを見極め、関わるお子さんにとって最適な指導方法を実践してきました。
このような経験を受験勉強で苦しんでいて、もっと成績を上げたいと思っている子どもやご家庭に届けたいと思っています。考える楽しみ・解けた喜びを感じていただけたら幸いです。