
タカベルは皆様のお力添えを頂き、3期目を迎えることができました。
この2期の間、約250にも及ぶご家庭とお話をさせていただく機会を頂戴してきた中で、改めて中学受験環境の厳しさやご家庭が過酷な毎日をお過ごしであることを再認識いたしました。
しかし、私は常々感じるのです。子どもは生涯にわたって学びつづける一人間です。当然、心があります。そして、限界もあります。中学受験がゴールではありません。
ところが、一旦中学受験の世界に飛び込むと、どうしても結果や目先のクラスがちらつきます。そこで、誤った勉強法で連日徹夜をさせてやらせようとします。当然疲弊した体と心で勉強を行っても、結果につながるわけもありません。
重要なことは長期的視点と質の高い勉強法を親御さんが身につけ、無理のない範囲でそれをお子さんが実行できるように導くこと。この1点につきます。
そのためには、塾任せではいけません。個別指導や家庭教師任せではいけません。親御さんが学習にコミットしすぎてもいけません。将来学び続けるために、子どもの心を大切に考えていかなければなりません。言うは易し、行うは難し。私共第三者は好き勝手言えます。これらを行うことが難しいことは十分に承知しています。ここに我々の存在意義があると思っています。
私は小学4年生から地域塾に入塾、5年生からサピックスに転塾した中学受験生活を送りました。当時の私は、運動会練習の徒競走ではコースを逆走、スーパーでは迷子の呼び出し放送がかかるほど、大変幼い子でした。そんな子が高度な思考力が求められる中学受験生活を難なく乗り切れたかどうかについては記すまでもありませんが、壮絶な中学受験生活を過ごしたと記憶しています。
クラスが下がったら家を閉め出され、問題が解けなければ叱責を受けるなど、中学受験生活は人生の中でも最も思い出したくない期間として、今でも鮮明に記憶に残っています。
しかし、今振り返ってみると、中学受験はやってよかったなと思います。人格形成において重要な小学生時代の自己肯定感は全く育まれませんでしたが、入った中学・高校の6年間は私の人生においても大変かけがえのない時間であったと思います。近しい経済感覚、学力をもつ素晴らしい仲間や、自主性を重んじ温かく見守ってくださった恩師に恵まれ、事業を運営できるほど人間的に成長させてくれたのも中学受験があったからだと強く思います。
一人でも多くのご家庭に中学受験という荒波を通して、中学受験って苦しいものではないよということを体感してもらいたい。そんな想いから、創業に至りました。
メインサービス「学習コンサルティング」で量を減らし、質と成績を高める家庭学習の計画とやり方をご提案いたします。これをお子さんに行わせることが難しいご家庭は新サービス「コーチング」において、お子様にも同席いただき、親子が納得した状態で家庭学習をすすめていけるよう導きます。日々の学習管理もラインにて行っていきます。
これらサービスを基軸に、「 家庭教師プラン」をご検討ください。タカベルの家庭教師は全員合格ではありません。上記理念を実現できる家庭教師を厳選しております。学歴ではなく、人間性と経験値とアウトプット授業ができる講師をそろえています。3期目も中学受験にお悩みのご家庭を1つでも多く救うべく、一同研鑽を積んでまいります。
今はつらいかもしれません。ですが、中学受験が教えてくれることもたくさんあります。合格時に、「本当につらかったけど、楽しめたかな。」とご家庭全員に仰っていただけるよう、最大限サポートいたします。今期もどうぞよろしくお願いいたします。
高畑 洋平
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