中学受験コンサルティング タカベル

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理科の学習で意識してほしいポイント

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

おかげさまで胃腸炎も無事に快方に向かってまいりました。

以後、体調に留意をして運営を進めていきます。

 

さて、本日は理科の学習で意識してほしいポイントを段階別に記していきたいと思います。

社会と似ているポイントが多くありますので、ご了承ください。

 

第一段階…生物・地学分野と化学の基礎知識についてはテーマの音読と図鑑を併用。

第二段階…上記分野についての要点チェックやまとめてみようを解く。

第三段階…上記問題の聞かれていないところも答えられるかを確認する。(陽性植物:桜・□・ナラ・栗とあったら、桜・ナラ・栗も答えられるかどうかを確認する)

第四段階…化学の計算分野と物理分野は算数と同様、例題・類題等の原理原則の理解を重視し、実験動画と併用。

第五段階…上記分野の基本問題(サピックス生は確認問題半分を目安)を解く。

第六段階…上記問題で間違えた問題の解法説明をさせる。

第七段階…表とグラフの読み取り方を学ぶ

推奨…理科実験教室に通う

 

こんなところでしょうか。

タカベルは4月下旬から週3コマの授業+月1回の自走コーチングを行うスペシャルブランを導入しました。この狙いの1つがまさしく理科の強化。

 

昨今の受験生の傾向として、理科に苦手を抱えているお子さんが非常に多くなっております。

 

それは、第七段階のような問題傾向が増えたということもありますが、理科が苦手なお子さんの共通点として、「学習が座学にとどまっていること」が挙げられます。

 

ここで気になるのが、社会は苦手なお子さんが少ないのに、なぜ理科は多いのか。

 

社会は「行ったことがある」「歴史漫画を読んだことがある」など、具体的なイメージがわきます。

しかし、公民や理科は最近の子は特に、なかなか実体験と結びつきません。

なので、学習が座学にとどまってしまうと、イメージがわかないのです。

 

これを払しょくするための処方箋を上記のようにまとめました。

 

まず、図鑑と実験動画は必ず副教材として準備しましょう。

図鑑はなるほど理科図録、実験動画はNHK for schoolがもっともおススメです。

 

そして、実体験に勝るものはありませんので、理科実験教室やプラネタリウムや科学館などに積極的に連れて行ってあげましょう。

 

好奇心の刺激こそが成績アップの一番の近道です。

 

さて、勉強面に話を戻します。

 

理科の難しいところは算数的な学習と社会的な学習が混在しているところです。これは単元によってアプローチを変更しなければなりません。

 

暗記系が多い生物分野と天体を除く地学分野と水溶液・気体・金属の性質などの化学知識分野は「社会型勉強」で。

計算が多い化学分野(燃焼・飽和水溶液・中和・気体)と物理分野は「算数型勉強」で。

 

このメリハリをつけるとともに、「社会型勉強」分野では図鑑を見せながら。「算数型勉強」分野では動画を見せながら。

これが重要です。分野を問わず、重要なのはとにかくイメージです。

 

そして、最後の難関が表とグラフの読み取り問題。

学力の高いお子さんでもこれに苦しむお子さんが続出です。

 

5年生前半までは、グラフに印をつけさせることが重要です。横軸の単位、縦軸の単位にチェックをつけ、まずは縦横が何を示しているのかを可視化させることが重要です。一番良いのが、「状態変化のグラフ」や「湿球温度計と乾球温度計」で練習することが有効です。どこからどこまでが氷で、どこからが氷+水の状態なのか。縦軸と横軸で確認しながら、練習してみましょう。

 

5年生後半からは、積極的に「比」を使って解くようにしましょう。中学受験の理科のグラフの問題は「比」を使えば対応できるものが多くあります。もちろん、算数の「比」がしっかりと頭に入っていて、比例式を使いこなせることが大前提ではありますが…

 

最近の傾向を見ていると、理科で差が生まれている傾向もあります。理系に力を入れている女子校ではこの特色が顕著です。

 

無視できなくなりつつあるので、「副教材」と「勉強法の使い分け」と「グラフ」と「体験」

 

この4つをキーワードに頑張りましょう。

2025年05月18日 18:47

社会の学習で意識してほしいポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

1週間ブログの更新が滞っておりました。

実はこの間、胃腸炎を発症しておりまして、ダウンしておりました。

 

この間、面談の予定をずらしていただいたご家庭は本当に申し訳ございませんでした。

 

受験も仕事も体あってのことと、思い知らされました。

仕事のコントロールと食べ物には一層気をつけていきたいと思います。

 

さて、今回は社会の学習で意識してほしいポイントを段階別に記していきたいと思います。

 

第一ステップ…音読と重要単語のマーカー暗記

第二ステップ…要点チェックやまとめてみようを答えられるようにする(言葉を答えられるようにする)

第三ステップ…要点チェックやまとめてみようで聞かれた単語の意味を答えられるようにする。

第四ステップ…漢字

第五ステップ…今回の単元で出てきたグラフや写真(史料)の1位や2位、折れ線グラフの傾きが急なところ等をおさえる。

第六ステップ…練習問題等で演習する

第七ステップ…演習の時に正しい答えを書くだけでなく、なぜその答えになるのかにこだわる

 

昨今の中学受験の社会は「グラフ」「データ」「写真」「記述」が大きなテーマとなっています。

しかし、当たり前ですが、算数の計算と同様で基礎ができていなければ、これらの問題に太刀打ちはできません。

 

例えば、遠洋漁業と沖合漁業の言葉の意味が分からなければ、あるいは言葉自体を知らなければ、どの漁業がどのグラフを指しているのかという問題に当然答えられるはずはありません。

 

なので、基本はまず「言葉を答えられるようにする」「言葉の意味を答えられるようにする」

 

これらが最初の段階となります。

 

ここでやってはならないのは、いきなり問題(要点チェックやまとめてみようやデイリーステップや学び直し)を解くことです。

 

必ず、本単元のテーマや説明ページを音読することから入りましょう。

 

問題を解くだけでは因果関係がつかめません。しかし、テーマや説明ページには必ず「オイルショックがあったから、遠洋漁業が減少した」という因果関係が説明されています。

 

先ほど示した昨今の中学受験のトレンドである「グラフ」や「記述」はこの因果関係をつかむことこそが、得点のカギを握ります。

 

もちろん、算数と国語が優先ではあるので、あまり社会に時間を注げないというご家庭も多いでしょう。

そんな時は、週次の学習は第三ステップまでにとどめておき、その代わり、第三ステップまでは丁寧に行う。

この流れでやっていきましょう。

 

そして、次なる関門は「漢字」です。

もちろん、すべてをこなせるに越したことはないのですが、時間的制約や定着度で難しい局面もあると思います。

そんな時は欲張らずに、「地名」「人名」「建物」に絞って、こなしていくようにしましょう。

 

他の科目に余力があって、まだ社会の学習に注力できそうなら、第五ステップ以降を実践していきます。

 

その時に注目してほしいのは説明ページやテーマ記載の「グラフ」等の資料関係。

 

生産地ランキング1位・2位、他の工業地帯(域)よりも秀でている特色、折れ線グラフが急激に変化している箇所。

これらをインプットする作業を取り入れます。

 

最後に、練習問題等の演習を行って仕上げていきます。

ここで注意するべきポイントは、他の科目にも通ずることなのですが、「アではなくて、イなのね」で終わらせないこと。

他のウやエはどこが違うのか、ここまでこだわれると最高ですね。正しいものを選びなさいという問題は3つうそが書かれているわけです。勉強の仕方によっては、1つの問題で3倍知識を吸収できます。

 

と、記してまいりましたが、あくまでもまずは算数と国語です。算国に支えられた4科目偏差値が理想的ですし、学年が低くなればなるほど、理社に支えられた4科目偏差値は危険な兆候です。

 

できる範囲で実践してみてください。

2025年05月17日 12:57

国語の学習で意識してほしいポイント(後編)

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

前号に引き続き、国語の学習で意識してほしいポイントをお伝えしていきます。

 

前回、国語の学習についてステップ別に記載し、第四ステップまで記しました。

今回は第五ステップ以降について記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

要約の習慣はつけたいところです。

物語文は「変化前の心情+理由、変化後の心情+理由」で記す。

先生に叱られて落ち込んでいたが、親に慰められたことで少し気分が晴れやかになった。という具合です。

 

説明文は最初の段階では形式段落(段が落ちているところ)に10字程度でよいので小見出しを付けることを推奨します。

第一段落は繰り返し使われているキーワードが二酸化炭素。第一段落の上に二酸化炭素と記載します。

具体例の段落は、具体例というまとめかたで構いません。

 

この作業が第六ステップにいきてきます。

例えば、具体例の段落は軽く読み流しで構いません。読むスピードに強弱をつけることが時間が足りなくなるということを防ぐことにつながります。この勘所を身につけるためには、本文の構成(意味段落や心情の変化)をしっかりととらえることが必要になります。なので、第五ステップは意識して家庭学習に盛り込みたいところです。

 

ここまでの下ごしらえを整え、第七ステップや第八ステップに移行します。

国語は二度と同じ文章の題材は出ませんから、問題を解くことにフォーカスをあてても、成績にはつながりません。

まずは第六ステップまでのプロセスを地道に実行していくことが重要になります。

 

選択肢の切り方や記述の型については塾技をはじめとして、素晴らしい参考書が多く出版されていますので、1冊扱いやすいものをお買い求めいただければと思います。

 

しかし、国語が厄介なのはここまでやっても点数に結びつくとは限らないということ。

 

国語は究極語学なので、語彙力がなければ対応ができません。

英語でもappleやbikeを知らないと当然長文が読めないのと同様、国語も語学ですから、語彙力が必須となります。

 

選択肢の切り方を学んだとしても、その選択肢に知らない言葉が含まれていたら、切ろうにも切ることができません。

 

なので、語彙力は同時並行で積み上げていくことが重要なのです。5年生後半から国語の点数が伸び悩んでくるのは文章の題材が固めになり、言葉が難しくなることも一因として挙げられます。したがって、時間がない中だとは思いますが、語彙力の増強も同時並行で取り組んでいきましょう。5年生から1日3個でも意味を把握できれば、塵もつもればで、6年生になったときに大きく花開きます。

 

国語は算数と配点が同じです。そして、国語力は全科目に通ずる必須能力として、昨今の中学受験は問題が構成されています。(理社のリード文にヒントを仕込むなど)

 

組み分けテストだけにフォーカスをあてると、理科・社会に勉強がよりがちですが、入試全体を考えると5年上期までは算数・国語の優先順位を高くもってくるべきです。

 

そして、国語の偏差値が45を切るお子さんは素材文の学年を1つ落とすことも有効です。

 

国語力の強化で活路を見出す。地道な努力ではありますが、頑張っていきましょう。

 
2025年05月11日 14:25

国語の学習で意識してほしいポイント(前編)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は、国語の学習で意識してほしいポイントを段階別で記していきたいと思います。

 

私のXのアカウントでも発信しているように、各偏差値に応じた国語の課題は下記の通りです。

 

40以下…集中力、音読練習、語彙力

45以下…語彙力、精読力(線引き)

50以下…速読力

55以下…問題慣れ

60以下…記述力

 

これに基づき、ステップ別に記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

まず、国語は漢字が出発点です。漢字→熟語→熟語と助詞→文節→文→文章という構図です。

 

語彙力とも関係しますが、つまり、漢字ができなければ読解のスタートラインには立てませんし、その意味を理解しながら行うことが重要です。「講演」はみんなの前で喋るから、ごんべん。「公演」はみんなの前で披露するから、公。という具合に、ほぼこじつけレベルでよいので、意味とリンクした理解が必要です。

 

次に音読です。黙読では日頃どのように読み進めているのかが把握できません。知らず知らずのうちに読み飛ばしたり、すでに読んだ行を読んでいるかもしれません。そして、意味の分からない言葉は間違いなくつっかえるので、そういう言葉をあぶりだすという意味でも音読は有効です。

 

そして、線引きの作業です。

中学受験の問題作成者の聞きたいポイントはたいてい同じです。

正しい箇所に線引きを行えていれば、そこを手掛かりに答えを探せばよいので、時間の短縮につながります。

このプロセスをぜひ身につけてほしいところです(線引きのポイントは過去ブログをご確認ください)

 

第五ステップ以降のお話はまた別ブログで言及いたします。

 

 

2025年05月09日 21:44

算数の学習で意識してほしいポイント

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

GWが終わり、日頃のルーティーンが始まったころかと思います。

今一度、学習計画と目標設定を基軸に、次なるテストへと向かっていきましょう。

 

さて、本日は仕切り直しということもありますので、算数の学習で意識してほしいポイントについて、記していきたいと思います。

 

第一ステップ:計算問題は毎日解く(可能なら、バラエティ豊かに)

第二ステップ:原理・原則の理解を疎かにしない

第三ステップ:自分のレベルに合った問題を解く

第四ステップ:間違えた問題の解法説明をさせる

第五ステップ:その週の学習計画に、「間違えた問題」を直す専門日を設ける。

第六ステップ:その週の学習計画に、前週の単元の学習を盛り込む。

 

ここまで固めれば、文句なしです。

 

計算問題は、四則計算・□の計算・分配法則(計算の工夫)・単位変換の4点セットで。

 

原理・原則の理解は、例題・類題(予習ナビも含む)の勉強をとことん重視する。

理解が不足している場合、繰り返し視聴する。タカベルの家庭教師はこの例題・類題をとにかく重視しています。

 

自分のレベルに合った問題。偏差値50に満たない場合、トレーニングと基本問題を中心に回します。偏差値55を目指す場合は、練習問題の左ページまで解きます。偏差値60を目指す場合は、練習問題まですべて解きます。

もちろん、一足飛びに次のステップに向かうことはやめましょう。偏差値50の水準に達してから、練習問題の左という具合に負荷をかけていきます。

 

そして、これが重要。間違えた問題の解法説明。

当たり前ですが、1+1の計算ばかりをしていても学力は上がりません。

学力向上には間違えた問題へのアプローチが重要です。

算数において、重要なアプローチは「本当に理解しているかどうか」を確認すること。

そこで、解法説明を取り入れてください。しどろもどろの説明になる問題は真の理解が不足しています。

 

ここまでできればというのが、解法説明をさせた問題が自力で解けるかどうかを確認。

1週間の中でその週の間違えた問題を振り返る専門日を設け、自力で解けるかどうかを確認する。

 

ダメ押しで、前週の問題を小刻みにスケジュールに組み込む。(基本問題大問4つを1つずつ塾なし日4日に組み込む)

 

ここまでできれば、算数の学習は盤石と言えるでしょう。

 

中学受験で最も差を分けるのが算数であることは、昔も今も変わりません。一番時間を要する科目であるからこそ、戦略をもって、上記の留意点に気をつけながら、GW明けの学習を進めていきましょう。

2025年05月08日 20:35

GW後は要注意

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

みなさん、GWは充実した期間にできましたでしょうか。

ここからは夏休みまで長期休みなく、ノンストップで毎週のルーティーン期間となります。

 

さて、毎年執筆しておりますが、GW後は様々な側面で要注意です。

 

なぜか。

 

まず、学校が荒れやすくなる時期というのがあります。

 

4月は新クラス・新担任・新クラスメイトと新たな環境で緊張感をもって毎日を過ごすことができていました。

こういう環境下ではクラスは健全に機能します。

 

しかし、5月に入って、慣れが出てきます。そして、梅雨の時期に入ると外遊びができなくなると、子どもたちのストレスはたまっていきます。学級の慣れとストレスで学校が荒れやすいという構図です。

 

中学受験をするといっても、平日は学習時間よりも学校で過ごす時期の方が長くなります。

 

学校が安心できる環境かになければ、当然中学受験の学習にも大きく影響を及ぼします。

 

今までコーチングで関わらせていただいたお子さんを見ても、学校でトラブルがあった日の学習の進みは芳しくなく、その当日にお子さんとお話したときはひどく落ち込んでいる姿を何度も見てきました。

 

勉強のモチベーションは何も、成績や親御さんの言葉がけだけで左右するものではありません。子どもにとって大きなコミュニティーである学校での人間関係等によっても大きく左右します。

 

少しでも様子がおかしいな、最近勉強に身が入っていないことが多いなと感じたら、「何かあった?」「学校は順調?」など、一言でも声かけをしてあげてください。

 

そして、中学受験的にもモチベーション低下を起こしやすい時期です。

 

上記のような理由もあるのですが、中学受験という括りでは新学年が始まってすでに3か月が経過しています。

この間にテストも2~3回実施されたことかと思います。

 

子どもにとっては、頑張っているのになかなか結果につながってこない。と、あきらめモードにもなりがちな時期です。

 

いわゆる停滞期です。

 

こんな時ですから、モチベーションの側面を大切にした科目の優先順位を大切にした勉強を重視してほしいと思います。

 

大抵のお子さんの優先順位は算数が高いということになるのでしょうが、1スパイスを加えるとすると、算数の次は得意科目をもってくるとよいのかもしれません。

 

私は、中学受験の疲れとストレスは「社会」で癒していました。理由は唯一の得意科目だったからです。

できるという自信を持てる科目があると、原動力になります。

 

そして、何よりも「学校見学」でモチベーションを高めてほしいと思います。どのような回り方をして、何を聞けばよいかは追々執筆しますが、各学校さんもGW後に広報活動が本格化します。モチベーションが落ちたら、もう1度目標を見つめ直す。積極的にお子さんを連れて見に行きましょう。

 

ここから夏休みまではモチベーション維持が最大のカギです。

 

この視点で2か月余りを乗り切っていきましょう。

 

2週間体験のお申し込みを多く頂戴しまして、誠にありがとうございました。

スタンダードプランの残席はわずかとなっております。

ご興味がありましたら、下記よりお早めにお申し込みください。

 

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2025年05月06日 19:47

GWの過ごし方(6年生)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はGWの過ごし方、6年生編をご紹介します。

偏差値帯もバラバラなので、あくまでも偏差値50未満向けという形で執筆しますこと、ご了承ください。

 

6年生やることリスト(四谷系列生)

 

①算数の「割合」「平面図形」「速さ」のうち、課題のある単元を5年教材の例題・類題で復習。

 

②国語の語彙の積み上げと要約練習、「物語」「論説」「随筆」のうち、苦手題材の精読トレーニング(過去記事をご確認ください)

 

③理科の「物理」「化学」分野のうち、課題のある単元を5年教材で復習し、4まとか基礎事項の確認テキストで「生物」分野の積み上げ。

 

④社会の8回までの公民分野の総口頭チェックと、「地理」「歴史」の苦手な方の4まとの積み上げ。

 

6年生やることリスト(サピックス生)

 

①算数の「割合」「平面図形」「速さ」のうち、課題のある単元を5年教材か「導入と基本」で復習。

 

②国語の語彙の積み上げと要約練習、「物語」「論説」「随筆」のうち、苦手題材の精読トレーニング(過去記事をご確認ください)

 

③理科の「物理」「化学」分野のうち、課題のある単元を5年教材のポイントチェック+確認問題(半分)で復習し、コアプラスで「生物」分野の積み上げ。

 

④配付されていれば、憲法の条文テキストと、コアプラで「地理」「歴史」の苦手な方の積み上げ。地理なら、白地図トレーニング帳も有効。

 

全体的に何を申し上げたいかというと、6年生の休みの過ごし方はオーダーメイド型でないと、成績にはつながりません。特にサピックスは5年の内容が理解できていなければ、6年生の内容を行っても効果薄です。(四谷系列生の場合は重要問題チェックで対応できる部分もありますが、それでも初めて習った5年生の回に苦手分野は戻るべきです)

 

そして、成績が伸び悩んでいるお子さんは往々にしてモチベーションも落ち気味です。なので、「できた」という喜びを一歩一歩積み上げさせていくことが重要です。

 

過去の経験上、6年生は夏休みですら、まだエンジンはかかりません。過去問での乖離幅で「やらないとまずい」になります。

 

そのためにも、今はできた喜びを感じさせる。分かる楽しさを感じさせる。

 

勇気をもって、前学年の教材と知識の積み上げで、GWを過ごしていってくださいませ。

 

※明日をもって、2週間体験の半額キャンペーンは締め切りとなります。現在お申し込みが増えておりまして、講師の数を積極的に増やして対応中です。ご興味のある方は、下記よりお申し込みください。

 

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2025年05月01日 20:15

GWの過ごし方(4・5年生)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ダイエットと肉体改造をはじめて、5週間が経過しました。

当初80.1kgだったのが、72.0kgまで落とすことに成功しました。

 

ポイントは短期と長期の目標に分けること。

 

長期は2か月で12kgという目標を設定し、短期では昨日の同じ時間よりも体重を減らす。

こんな感じですすめています。

まだ、残り4kgなので、道半ばで辛い部分もありますが、頑張ります。

 

さて、本日はGWの過ごし方について解説をしていきます。

もちろん、個人差もあるので、ご家庭に応じてうまくマイナーチェンジを図ってください。

 

・5年生(四谷系列生)

 

①算数第3回・6回・7回のおさらいと、11回・12回の先取り。

②国語の語彙力の増強と今までの漢字(余力があれば、文法のおさらい)

③問題を解く必要性はないので、理科の12回から14回の音読。

④社会の白地図

 

次回の組み分けは算数と理科が大変ヘビーとなります。社会も地方ごとのまとめ学習になるため、総合力が試されます。算数の割合系単元と併せて、先取りがベターでしょう。

 

・5年生(サピックス生)

 

①予習シリーズやベーシック等を用い、割合の先取り学習(重要)と算数は今年度実施のマンスリー・組み分けを再度解く

②国語の語彙力の増強と今までの漢字(余力があれば、文法のおさらい)

③理科はコアプラステストがあるので、先取りでコアプラスをどんどん進めていく。3・4・8・9回で苦手とする分野のポイチェと確認問題あたりの補強

④社会もコアプラステストが始まるので、先取りと白地図

 

・4年生(四谷系列生)

 

①算数6回・7回の原理・原則の理解(例題・類題を通じて)12回・13回あたりの先取り。

②国語の今までの漢字。物語と説明文の線の引き方を確認。(過去記事を確認ください)

 

・4年生(サピックス生)

 

①5回・春5回・10回の総合回を重点的に復習。予習シリーズ等を通じ、約数・倍数の先取り。

②国語の今までの漢字。物語と説明文の線の引き方を確認。(過去記事を確認ください)

 

・4年生共通

 

4月までの学習を通じ、出た課題をもとに、学習計画の見直し。(算数は問題を解くことにフォーカスが当たりすぎていないか、算数と国語の時間がしっかりと担保されているか、理科と社会に寄っていないかなど。)

 

5月2日までのお申し込みが2週間体験半額キャンペーンの対象となります。ご興味がありましたら、下記よりお気軽にお申し込みください。

 

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2025年04月30日 19:36

成績を上げるには教材選びから

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

おかげさまで、プレスリリース発出後に問い合わせを多く頂戴しております。

タカベルはその子に合ったペースで完全オーダーメイド型のカリキュラムで行っています。

 

例えば、5年生のお子さん。算数をじっくりとすすめるために、2週間で1単元のペースで進める。

6年生の国語が苦手なお子さんは4年生の教材をじっくりと精読。

算数と国語を重視するために、理科と社会の学習が遅れた子は、5年生でも4年生で必要なところをピックアップして、間引きながら。

逆に特定の科目にかなり強みを持っているお子さんは、副教材を投入。

 

などなど、、、

 

集団塾とは完全に一線を画しているので、本人のペースで各人、学習を進めています。

 

なぜ、そもそもこのオーダーメイド型の必要性を感じたのか。

それは、4年間、「集団塾に通っているご家庭」を中心に伴走をしてきたからに他なりません。

 

そもそも、大手塾で成績が上がらないパターンの太宗は、5年生の学習が抜けているために6年生で成績が残せないだったり、夏までの復習が甘かったために、後期に成績がガタンと落ちる。

 

特に算数や国語は累積の科目ですから、前学年の内容を分かっていること前提で新たな単元が進んでいきます。そして、4年生で学習するツルカメ算と速さ・売買損益・仕事算など、以前習ったことを活用して問題を解くようになります。

 

つまり、付け焼刃で目先の宿題だけをやみくもにこなしていても成績にはつながりません。時には前学年の学習に戻ることも大切です。しかし、宿題はその週に学習した内容を問われるので、それを真の理解なく、やみくもにこなすだけになってしまう。

そして、子どもにとって宿題は絶対。これをやらないという選択肢はない。調整したくてもなかなか難しい局面があったことも事実です。

しかし、理解のあるご家庭は宿題を提案通り間引いていただき、第一志望合格率50%以上を実現してきました。

 

今期からタカベルは完全にその子に合ったオーダーメイド型で進めています。

 

特に6年生国語の予習シリーズは苦手なお子さんにとっては、本当に難しい教材になっています。

これを解いても、苦手なお子さんは成績につながりません。

 

なぜなら、国語は「意味段落をとらえる(文を塊でとらえる)」「語彙力を強化する」「要約をできるようにする」「線を引き、重要なところをとらえられるようにする」これら、国語の基礎学習が土台にないと、成績を上げるのは難しいからです。

 

しかし、6年生の教材はこれら基礎から始めるには適しておりません。なぜなら、題材がイメージしづらい抽象度の高いものになっている。そして、それに伴って難解な語彙が本文だけでなく、選択肢にも含まれている。何よりも、長い。

 

国語は特に、1度読んだことのある(学習した)文章はほとんどのケースで二度と出ませんから、その文章がたまたま読めても真の国語力の醸成にはつながりません。そんな時は短めの平易な題材で上記のような課題を解決しないと、いつまでたっても成績につながらないのです。

 

物事はなんでも何かがうまくいってなければ、何かを変える必要があります。

 

教材選びがその1歩なのかもしれません。

 

 
2025年04月26日 19:48

だから、自己肯定感は大切(後編)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は自分語りの後編です。

 

前記事で、母校芝中学に入学するまでの紆余曲折のエピソードを記しました。

 

本日は入学後のお話をしていきたいと思います。

 

私は1次試験の合格者だったので、2次試験の合格者よりも相対的に基礎学力は低い状態で入学しました。

言い訳にはなってしまいますが、中2くらいまでは3月生まれの影響も少なからずあったと思います。

 

入学当初の成績はクラス40人中、20番台後半をウロチョロ。

心配した親による、親塾が始まりました。

 

中1は基礎学力の低さと要領の悪さもあいまり、あまり結果につながらず。。。

 

しかし、中2になって勉強量が増えてきたことや精神年齢がある程度追いついてきたことに伴い、親塾により、40人中、10番台に浮上。そして、何よりも勉強法を私自身が修得することができました。

 

そして、やってきた反抗期。

 

中3からは「勉強法はわかったから、俺にやらせてくれ」と偉そうに親に宣言し、安定的に1桁の順位をとることができました。

 

ただ、この成績が上がったことは何も自分で勉強法を修得できただけにとどまりません。

 

巷では「芝温泉」と呼ばれるくらい、おっとりした優しい同級生とどんな時も温かく見守ってくれている素敵な恩師がいたからに他なりません。当然、環境が良くなければ、頑張ろうというモチベーションにはつながらなかったはずです。

 

結果論ではあるので一概には言えませんが、親が最初に入れたいと思っていた学校に入っていたら、私自身もこうなれたかどうかの保証はまったくありません。(もともとの第一志望校を批判しているわけではないので、悪しからず)

 

それほど、「環境」というものは大切なのです。

偏差値ではなく、その子に合った「環境」です。

 

私で言えば、中学受験で得られなかった自分の存在感、自分が認められている感。

これが今の私を支えています。

 

逆に思い返すと、小学校の時に得られなかった自己肯定感。そして、中学・高校でも自己肯定感を得られなければ、今の自分があるとは到底言えません。

 

どちらかというと引っ込み事案あだった私が、オープンマインドな人間になれたのも、よくも悪くも中学受験のおかげです。

そして、それはすべては「自己肯定感」が育めたことに他なりません。

 

日頃の学習の中で、親御さんは目先のテスト・意中の学校。これに向かって日夜、邁進していることと思います。

 

しかし、見つめてほしい視点はお子さんの自己肯定感の状態。

 

平たく言えば、お子さんが目指したいと思っているプロジェクトであれば、どんどん応援してあげましょう。

 

ところが、お子さんにまだ目標がなく、お子さんがやらせれ勉強になっている。

そうしたお子さんをお持ちのご家庭は、「お子さんのペースを待つ」

 

この視点を忘れないでいただきたいのと、タカベルはそれを支援する最適な環境であることをスタッフ一同、自負しております。

2025年04月25日 22:09

中学受験コンサルティング タカベル

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