中学受験コンサルティング タカベル

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【入試直前期】最新の志願状況を確認しましょう

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

2月1日入試まで10日を切りました。

 

タカベルの6年生ご家庭も連日家庭教師の授業・コンサルで指摘した弱点補強・過去問分析を通じての時間配分や解く順番の最終確認・入試直前の心がまえなど、最後できることを一つ一つ積み上げています。

 

さて、2月1日や2日の午前は現段階で概ね固まっているご家庭が多いかと思いますが、2月1日の午後や2日の午後はぎりぎりまでどうしようかと見極めているご家庭も多いかと思います。

 

最新の志願状況を確認するようにしましょう。

 

跡見・実践・神奈川学園・淑徳系列など、前年同日比で大きく志願者を伸ばしている学校もある反面で、大きく志願者を減らしているねらい目の学校もあります。

 

2月1日の午前で合格を目指すことはもちろんですが、2日以降までもつれた際に、1日午後や2日午後にあらかじめ合格を掴んでおくことが子どものメンタル面に大きく左右します。

 

直前の志願者動向の状況から偏差値は当てにならない側面もあるので、問題の相性・過去にとった過去問の点数・志願状況の3つを照らし合わせ、慎重に2月1日午後や2日午後の学校を選択するようにしましょう。

 

最終盤の追い込みの時期なので、詳しく言及することはできませんが、1組でも多くのご家庭に「後悔しない中学受験」を送ってほしいという想いから、老婆心ながら記させていただきました。

 

納得いく中学受験を送るには、第一志望の戦いの厳しさが増している昨今、2月1日午後や2日午後の重要性が年々増していると感じます。

 

私もパズルを解くように思案の日々ですが、最適な提案ができるよう、最後まで志願状況と解答用紙とにらめっこで頑張ります。

 

 

2025年01月23日 08:20

年末年始のご挨拶

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本年も私の拙い記事に付き合っていただきまして、誠にありがとうございました。

 

簡単にではございますが、1年間を振り返ってみたいと思います。

 

まず、何と言っても8月の法人化が私どもにとってのビッグイベントでした。

 

タカベルをご利用いただいているご家庭も年々増え、それに伴い、仲間も増え、まさにご家庭に支えられての「法人化」でありました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

そして、来年は強い決意と覚悟のもと、「集団塾に通っていない」方限定でのサービスを展開してまいります。

 

これはタカベル1本で中学受験を乗り切ってもらうサービスであり、私どもとしても相当な覚悟で2025年を迎えます。

 

今までは大手塾さんをはじめとする方々への伴走を中心にサービスを展開していましたが、もう来年からは退路を断ち、全スタッフが全責任をもち、お子様の中学受験を伴走してまいります。

 

しかし、覚悟だけでなく、自信もあります。

 

①お子様の理解度とペースに応じた学習計画と行ったかどうかをチェックする学習管理

②質問のできるオンライン自習室

③保護者の方への手厚い相談体制

④プロ集団によるオンライン家庭教師

⑤お子さんのモチベーションをたきつけるコーチング

⑥いつでもわからない問題が質問できるクイックティーチャー

 

まさに痒いところに手が届くサービスをすべてパッケージ化し、来年度は運営してまいります。

 

そして、いつか「塾なし中学受験」が当たり前といわれるようなプラットフォームの創設を目指し、私も2月からは積極的に発信活動に力を入れてまいります。(1月はすみません、、、受験生にコミットします)

 

さて、年が改まりましたら、すぐに2025年度入試が始まります。

 

今年は埼玉受験から例年と様相が変わり、厳しい外部環境を身に染みて感じています。

 

特に、1日午後の戦略は重要となるため、今一度ご家庭の中でも十分に話しあい、偏差値ありきで学校を選ばないようにしましょう。

 

そして、4・5年生は学年が1つあがります。

 

この冬休みと2月の入試休みは実は非常に貴重です。

 

この期間に積み残した重要単元の棚卸をぜひとも行ってみてください。

 

末筆ではございますが、2025年が皆さんにとって、より充実した1年になりますように。

巳年は「実を結ぶ」年。今までの成果が果実になって収穫できることを祈念し、今年のブログを終了します。

 

本年も大変お世話になりました。

2024年12月31日 12:08

6年生冬休みまでにやることリスト(学習編)

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

過去問分析・コンサルティング・塾なし新サービスの取材等で1か月近くブログの更新が滞っておりました、、、

 

本日は6年生冬休み終了までのやることリストを下記にまとめておきます。

ご参考になりましたら、幸いです。

 

①算数

 

・第一志望校で必ず出題される大単元のあぶり出し(割合・平面図形等)

・上記大単元の中で、お子さんが苦手とする単元の過去問解きなおし

・下剋上算数や出る順計算等基礎学習を毎日。

 

1月初旬の冬休み終了までは苦手単元をおさえに行きましょう。(本当にラストのタイミングです)

おススメなのは、今まで解いた過去問の直しを「苦手単元ごと」に行うこと。

 

今週は割合、来週は平面図形と単元ごとにテーマを決めて行うと、理解が深まります。

それも苦手単元は志望度の低い順番に積み上げていくとよいでしょう。

 

そして、単元ごとに直しを行いますから、当然ご無沙汰の単元も出てきます。

下剋上算数などの、満遍なく単元が網羅されている基礎学習は並行して進めていきます。

 

学校をお休みされるご家庭も多い1月中旬~はやることがあります。

その前までに、第一志望校で必ず出題されるかつ弱点補強を冬休みまでに済ませておきましょう。

 

②国語

 

・苦手題材がある場合、解き方よりも読み方に力点を置く。

・漢字と言葉と語彙は無視しない。

・記述の型を身につける。

 

物語は圧倒的に得意だが、論説はボロボロ。というご家庭もあるでしょう。

これは、「解き方」ではなく、「読み方」が定まっていない可能性が高いです。

急がば回れで、こうした点数に偏りがある題材は今一度、「読み方」に立ち返りましょう。

平たく言うと、論説文を時間無制限で解かせるということが大切です。

 

また、入試は1点が物を言う世界です。

漢字と言葉と語彙は一見タイパが悪い気がしますが、今日やった漢字で合格するかもしれません。今日後回しにした文法学習でご縁がなくなるかもしれません。塵も積もればです。

 

記述を出さない学校はないでしょう。多くの答案を見ても、まだ記述の書き方が定まっていないお子さんが多いような気がします。物語の理由説明問題は必ず心情をいれるなど、知らないと知らないうちに大幅減点を食らってしまっていることも珍しくありません。「記述問題の徹底攻略」や「塾技」等で補強していきましょう。

 

③理科

 

・表とグラフの読み取りに力点を置く。

・物理・化学の弱点単元を過去問で補強。

・生物・地学・化学の基礎知識の積み上げを怠らない。

 

最新年度になればなるほど、表とグラフの読み取り問題のオンパレードです。

蒸散実験などの定番のものであれば馴染み深いかもしれませんが、前提知識不要の単なる読み取り系の問題は昨今のトレンドになっています。もう無視できません。

「魔法技」や過去問を通じて、重点補強分野に据えましょう。

 

物理・化学計算は算数と同様。

力学・電気・光・音・気体・中和・溶解度・熱量の中で、弱点を抱えている分野は今まで解いた過去問を用い、1週間ごとにテーマを決めて、取り組むようにしましょう。

 

最後に、基礎知識。

多くの過去問を見ていて、特に化学の基礎知識が抜けているお子さんがまだまだ多い印象です。

もちろん、生物や地学も積み上げが必要なのですが、この2分野の最近の傾向は知識を尋ねてくるよりも前述の表・グラフと絡ませるパターンが多いように思います。意外と化学は計算と思いがちで、後回しになりやすいですが、基礎知識の注入に努めましょう。重曹を熱分解させたら、何が発生するか。などですね。

 

④社会

 

・時事問題の積み上げ

・年表・史料・統計…

・記述問題・表・グラフ問題への対応

 

ここからでも最も成績が上がる社会。

まずは、時事問題。時事的な知識だけでなく、周辺知識も必要です。例えば、オリンピックと絡めての世界地理・時差など。

 

そして、差がつく年表・史料・統計関係の学習。

これはまだ仕上がっていないお子さんが「非常に」多い印象です。

「日本のすがた」や塾でもらっているだろう年表は触れるようにしたいところ。

 

最後に、理科と同様に表・グラフ問題への対応。

選択肢アが1960年の輸入量に言及していたら、表の該当箇所に必ず〇をつけるなど、解き方を身につけていくことが重要です。

 

以上、まだまだ差がつく(これからでも巻き返せる)学習を取り上げました。

次回はメンタル編をお送りします。

 

 
2024年12月14日 12:26

「塾なし」新サービスへの想い

本日、HP上に来年度の新サービスについての詳細をアップいたしました。

 

特に「2週間体験プラン」は内部生を中心に多くのお申込みを頂いているので、ご興味がありましたら、お早めにお申し込みください。

 

さて、本日は新サービスへの想いを記したいと思います。

 

タカベルは来年度創業5期目を迎えます。ご案内の通り、来年度からタカベルは「集団塾に通われていない方」限定でのサービスを展開することを決定いたしました。

 

そう思うに至った背景を記したいと思います。

 

まず、「現在集団塾で成績不振に苦しんでいるご家庭」に特化したサービスにしたいという想いから。

 

昨今の中学受験は一度成績不振に陥ると、抜け出すことは至難の業であります。もちろん、それを解決するスケジュール立てや勉強法は存在します。事実、4期の間でノウハウを積み上げてきたつもりです。

 

しかし、当然ながら、集団塾には集団塾さんの方針ややり方があります。

 

なので、土曜・日曜特訓や季節講習などでそれなりの時間を拘束されます。事実上、塾の宿題をこなし、次の週の予習をすることで精一杯となります。

 

ところが、中学受験で最も大切とされる算数は、前学年の単元の学習内容を使って、新出単元の内容を解くことになります。小数・分数の概念がおぼつかないままに割合の学習が進み、割合の理解が抜け落ちた状態で比をマスターすることを要求される。

 

勉強もスポーツも信頼も、何事も積み上げであるはずです。

 

土台がグラグラなところに上物を建てることはできません。

 

誤解のないように記しますと、1週間単位の学習がしっかりとキャッチアップできれば何も問題ありません。しかし、とてもではないが、私も中学受験時代に1週間で新出単元を理解しきることは不可能でした。

 

これを解決するには、本当にその子に合った学習計画とカリキュラムで毎週の学習を進めていくこと。4年生の内容がおぼつかないのであれば、立ち返ってもよいのです。いや、立ち返った方がよいのです。その子のペースに合わせて、一歩一歩積み上げていく。積み上げていった先に「できた」という実感を伴い、自信につながっていくのです。

 

さて、重要視している点をもう1つ。

 

それは、お子さんの「自己肯定感」です。

 

集団塾で成績不振に陥っているお子さんの多くは「自己肯定感」を失っています。

それも当然です。否応なしに点数でクラス分けがされ、前述のような算数のカリキュラムであるため、長期にわたって成績不振の状態が続いているからです。「どうせやってもできない」「頑張っても無駄なんだ」という思考が植え付けられてしまっていることも少なくありません。

 

これを改善するために、当然言葉がけや親子の接し方などという視点も重要です。

 

しかし、それは「良くない状態を少し良くする」程度のものであり、やはりお子さんが「できた」という実感を伴わなければ、真の意味で自己肯定感の向上にはつながってきません。

 

モチベーションの好循環を生み出すには、「できた」という実感を伴うカリキュラムとそれをこなす時間をとにかくお子さんに与えること。

 

中学受験は人生の一通過点にしか過ぎません。

 

世の中に出て、社会人となった際には中学受験よりも大変なことがもっともっと控えています。〇×ではない、答えがない世界に踏み出さないといけないわけですから。

 

その際に大切なことは、逆境を跳ね返す力。壁にぶち当たったときに、馬力を発揮できる力です。自己肯定感がなく幼少期を育ったお子さんにこのような力が身につくかというと、そうは思えません。

 

様々なことを犠牲にして行う中学受験、どうせやるなら、合格以上の成果を得られる体験をしてもらいたいなと思います。

 

最後に。

 

この新サービスは社内で1年にわたって話し合った末の成果物です。

現状偏差値○○・○○年生のお子さんに合った各科目の最適な教材のリスト化も済ませました。

予習シリーズをひたすら進めるような学習計画では全くありません。

現在、「集団塾で成績不振にお困りの方」のコンタクトをお待ちしております。

 

本日から予約開始、2月7日よりサービス開始となります。

 

 すでに内部生から体験予約を多く頂いているので、2週間体験はスタートを待たずに締め切ることが予想されます。ご興味がありましたら、お早めにお申し込みください。

 

https://lin.ee/nS2mfD4

 

 
2024年11月21日 07:50

【11月19日〆】現プランの募集停止について

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本ブログでもご案内の通り、11月19日(火)をもちまして、現プランの募集は終了となります。

 

11月20日(水)公開予定の新プランでは、入会条件が「集団塾に通っていないご家庭もしくはお辞めになる予定のご家庭」限定となります。

 

来期は創業5期目を迎えるにあたり、今まで培ったノウハウとサービスをすべてパッケージ化し、タカベルのカリキュラム(お子さんのレベルと志望校に完全に合わせた)で中学受験を導いていくことを決意いたしました。現在、スタッフで毎週会議を重ね、来年2月のオープンに向けて準備をすすめております。このあたりの想いは、20日のブログで発信していきたいと思います。

 

つきましては、集団塾に留まりながら中学受験を行うことをご検討で、成績不振にお困りの方は19日までにお申込みください。19日までにお申込みいただいたご家庭は、現プランか新プランかの選択が可能となっております。

 

2024年11月15日 21:06

入試直前でも差がつく社会の勉強リスト

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

私どもは徹底的に過去問を研究し、出題頻度の高い内容とその学校ならではの特徴をリスト化。

 

お子さんの解答用紙で間違っている問題とリストを照らし合わせ、最終盤にやるべきことを面談で提案しています。

 

さて、本日は社会の入試直前でも差がつくポイントを解説していきたいと思います。

 

4まとやコアプラに収録されている基礎知識のインプットは終了したことを前提に記していきます。

 

①地理の統計資料

 

多くの学校の問題を見る中で、これはまだまだ差がつきそうな単元(仕上がっていないお子さんが多い)です。

 

サピックス生は夏期講習にデータバンクを扱ったと思いますが、「日本のすがた2024」などを活用し、農作物の都道府県ランキング1位・2位、人口・面積の上5つと下5つ、輸入相手国先ランキング1位・2位などを中心に抑えていきましょう。

 

②雨温図

 

これも苦手なお子さんが多いのが特徴です。6つの地域の雨温図の特徴はさることながら、最近では北海道の中での雨温図や世界地理とからめた雨温図などのマニアックな領域も出題されています。

 

いずれにしても、気温と降水量の各地域の特色は抑えられるようにしておきましょう。

 

③年表

 

年表は重要です。これを知っておくだけで、解ける問題は数多存在します。

並べ替え問題、この時代で起きた出来事を問う問題、年表中のどことどこの間に入りますかという問題。

これらは年号を知っておけば解ける問題ですが、負荷が大きいので、敬遠されがちなのも事実。

そこを入試は狙ってきます。

 

④史料

 

「汝や知る 都は野辺の 夕ひばり あがるをみても 落つる涙は」

 

この史料は応仁の乱の際のものです。

 

国司藤原元命の圧政の史料など、このあたりはまだまだ手薄な受験生が多いので、押さえておきましょう。

 

⑤憲法の条文

 

これも苦手とするお子さんが多い領域です。まず、言葉が難しいですからね、、、

 

前文・9条・13条・14条・25条・41条。このあたりは何が聞かれてもよいように押さえておきましょう。

 

⑥表・グラフの読み取り問題

 

昨今のトレンド。前提知識不要な初見の表とグラフが出されて、正しいことはどれですかと問う問題。

 

私はこの類の問題と地形図は本番では時間がかかるので、後回しにした方がよいとアドバイスをしますが、好む学校は好みますし、最近そうした学校が増えていることもまた事実。言及されている数字に〇をつけるなど、トレーニングが必要なので少しずつ取り組むようにしましょう。

 

⑦記述問題

 

最後に記述。まだまだどの受験生も書き方が身についていない印象です。

 

まずは作法をおさえることが大事。

 

・グラフから言えることを記述させる問題は、グラフから読み取れる情報を必ず盛り込む。

 

・地球温暖化と貝塚の分布をからめた問題なら、「海水面の上昇」1960年代の消費量の増加を問う問題なら、「高度経済成長」など、キーワードを盛り込む。

 

など。

 

これに時事問題が入るわけですから、社会はまだまだできることがたくさんあります。

そして、ここからでも最も伸びる科目です。

 

入試は1点が合否を左右する予断を許さない戦い。積み上げやすいものから着手していきましょう。

 

※「集団塾に通われている方」向けの現サービスは11月19日で締め切りとなります。5年生以下でご興味がある方は、下記より友達登録をお願いいたします。

2024年11月09日 11:34

ご報告

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

6年生は2月1日まで3か月を切りました。

ここからでもまだ弱点の補強は可能です。

 

平たく言うと、模試の成績には反映しづらいですが、合格最低点との乖離は埋められる。逆転はまだまだ可能ということです。

 

しかし、やみくもに弱点補強を行っている時間はありません。

土日も通塾というご家庭も少なくはないでしょう。

 

大切なことは、志望校で必ず出題される単元をリスト化し、その中で浮かび上がってきた苦手単元を効果的な教材で補強していくこと。

 

これに尽きます。

 

そして、メンタル面。

 

この時期の6年生は自信を失いがちな時期でもあります。

 

受けるテスト受けるテストで心を打ち砕かれ、過去問を解いても合格最低点に達せず、プレッシャーもかかる。

 

やめたくもなりますし、投げ出したくもなるでしょう。

 

そんなときによく使うお子さんへの言葉がけは、


「学校は合格最低点に達する子に来てほしいのではなく、合格最低点に達する努力をしてきた子にきてほしいんだよ」

 

今、合格最低点に達することが重要ではないのです。2025年2月1日に合格最低点に達するための自分づくり、マネジメントを行うことが重要です。頑張っていきましょう。

 

さて、タカベルは来期創業5期目を迎えます。

 

来年2月からは4期で培ってきたノウハウと実績を生かし、成績低迷に苦しんでいるお子さん「のみ」を対象に合格へと導いていく方向性にリニューアルを図ります。

 

それに伴い、来期から「入会条件」を設けることにしましたので、現プランでのお申し込みは11月19日(火)までで締め切りとさせていただきます。

 

11月20日(水)にHP等でリニューアル内容を公開することにしておりますため、現プランにご興味のある方は、下記より友達登録の上、お問い合わせくださいませ。

2024年11月02日 12:54

成績低迷からの脱却に必要なエッセンス

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は4・5年生の集団塾に通われているご家庭向けに、「成績低迷からの脱却に必要なエッセンス」をお届けしたいと思います。

 

まず、前置きとして、このブログをお読みになっている方の中には、ご自身が中学受験を経験されたという方もいるでしょう。

私も連日無料面談とコンサルを行う中で、親御さんが中学受験を経験された方が年々増えているという印象です。

 

その中で、たまにご自身が経験した時代の尺度でお話をされている方がいらっしゃるのですが、昔の中学受験と今の中学受験は全く別物であると言って差し支えありません。

 

当時の偏差値と今の偏差値が大きく変わった(上の意味で)学校もありますし、当時の競争相手とは比べ物にならないほどの子供たちが受験をしますので、当時の偏差値50と今の偏差値50でも全く別次元のものさしとなります。

 

1度入試問題を見てみることで、「今の子たちは大変なんだなぁ」と納得される保護者の方もいます。

 

成績低迷に焦る前段階として、外部環境を把握することは何ごとも大切なので、折をみて、試験問題を見てみることをお勧めいたします。

 

さて、本題に入ります。

 

こうした厳しい外部環境である以上、成績低迷からの脱却は簡単なプロジェクトではありません。

 

10以上のことを実践した先にようやくたどり着くという世界なので、まずはできるところから着手をしていきましょう。

 

✅朝の時間にできるだけ多くの基礎学習をこなす

✅学習計画は各科目スモールステップで(各科目、毎日少しずつ)

✅学習計画に各科目アウトプットを盛り込む

✅学習計画に先週まちがえたところを盛り込む

✅間違えた問題の管理

✅お子さんの現状の立ち位置に即した教材を行う

✅テストの過去問等、実践形式での練習

✅休憩時間のルール

✅睡眠時間の確保

✅お子さんのモチベーションを高める

✅親御さんのオフの時間の確保

✅ご夫婦間での役割分担

 

などなど…

 

パッと思いつく限りでも10を超えました。

上記は私どもが考える優先順位の高いもの。

 

これだけのことを行って、初めて成績アップにつながってきます。

 

成績というのは、相手がいることです。相手との立ち位置で決まります。

 

当然、10聞いても理解度は人それぞれ。

 

これを補い、追いついていくには間違いなく家庭学習が大切です。

 

しかし、昨今の中学受験は難解で、子ども1人では勉強することが難しくなっています。

 

であるからこそ、それをサポートする親御さんのメンタルも大切なのです。

親御さんが焦れば焦るほど、お子さんはやる気を失います。

(なので、項目に一見関係ない親御さんのオフの時間確保という点も記させていただきました)

 

せっかくですから、上記の1つについて、詳しく解説していきます。

 

成績上位層に決まってみられる特徴は、「朝の時間の使い方」

 

過去に御三家に合格されたお子さんは、朝のうちに

 

・計算

・1行問題

・漢字

・語句文法

・語彙

・理科のメモチェ

・社会の4まと

・年表

 

これらを学校に行く前にさばいていった猛者でした。

 

もちろん、大切なのはお子さんのペースに応じてなので、こうなるようにとは言いません。

 

しかし、朝学習でいかに貯金を作れるのかという視点は大変大切です。

 

まず、成績を上向かせるには基礎学習が必要不可欠です。

 

成績のよいお子さんは大問1と2の失点が極めて少ないです。

(振れ幅のあるお子さんでも、成績が良いときは、決まってこの傾向があります)

 

前述のように外部環境が厳しさを増しているので、毎週のカリキュラムがしんどくなっています。

そうなると、「計算をはぶこう」「漢字をはぶこう」という状態になり、練習でできないことは本番ではできないため、本番でも計算ミスを起こしてしまいます。

 

これを改善するには1日の始まりの時間で貯金をつくること。これにつきます。

 

また、この朝型にすることで、本番を想定した脳にもなってくるのです。

 

たいてい、組み分けや模試や合不合は朝スタート。言わずもがな、入試も朝スタート。

 

これに慣らせる脳に自然と作りかえることができます。

 

なんか暗いお話となりましたが、1歩1歩上記の✅ポイントをつぶしていけば、間違いなく成績は上向きます。

できるところから1歩1歩。

 

何事も難解なプロジェクトだからこそ、面白く、感動も多いのです。

高ければ高い壁ほど、登った時気持ちいいのです。

 

※上記✅項目について、より詳しく知りたい方は下記LINE友達登録をいただき、「ブログをみた」とメッセージをご送付ください。

 

 

 

2024年10月28日 11:55

中学受験は併願校選びがカギ

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

9月末から過去問分析サービスが始まり、時間配分・捨て問戦略・効果的な副教材や勉強法の提案を日夜行っています。

ここからは志望校が求める人物像に近づくトレーニングをしていくフェーズ。

 

スタッフ一同、残り3か月半追い込みをかけていきます。

 

さて、偏差値の高い学校ばかりを受けてはいけないということがだいぶ世間的にも浸透してきました。

理由はさんざん記してきたので割愛をいたしますが、併願校選びはつくづく大切だと感じます。

 

5年生以下のご家庭も今は文化祭シーズンで多くの学校を見学しているころかと思いますが、来年度以降の予習もかねて、下記の視点も忘れないようにという想いで、一筆執らせていただきます。

 

志望校を選択するうえでいくつも判断軸はあるでしょう。

 

・子どもの性格と雰囲気がマッチしているか

・アクセス面

・宗教色の有無

・別学か、共学か

・試験日程

・やりたい部活があるか

・合格実績

・留学プログラムの有無

・カリキュラム

・補習サポート体制

 

などなど…

 

判断軸を上げればきりがありません。

 

ここに追加する重要な要素として、「問題傾向」を付け加えておきたいところです。

 

6年生で過去問真っただ中のご家庭はお感じになっていらっしゃるかと思いますが、第一志望と第二志望で問題傾向が180度異なる学校を選択してしまった場合、それはそれは対策がかなり大変です。

 

第一志望と第二志望はそこまで偏差値に乖離がないご家庭のケースが多く、この傾向が大きく異なると、レベルの高い大きく異なる2つのテストの対策を行っていかなければなりません。そうすると、単純に対策にかけられる力が薄まります。

 

したがって、併願校選びは一筋縄ではいかず、多岐の要素に渡って慎重に考えなければなりません。

 

私たちが併願校選びのコンサルで特に大切にしている点は、この問題傾向の中でも苦手科目の傾向。

 

苦手科目である場合、基礎に立ち返らなければならないシーンも往々にして存在します。

 

その際にこの苦手科目で特殊な問題傾向が併願校に入っている場合、第一志望に向けた苦手科目の基礎固めと第二志望に向けた特殊傾向に対する両立を行わなければならなくなります。

 

これは非常に苦労します。

 

現在、5年生以下のご家庭は偏差値という枠にとらわれず、幅広く学校見学を行い、興味のある学校を試験日程に応じて複数リストアップをしておきましょう。

 

そして、そのリストアップをした中で第一志望群を軸とした苦手科目の問題傾向を簡単に確認しておく。

 

ご参考になりましたら幸いです。

 

4・5年生で問題傾向のみに特化した併願校相談をご希望の場合は、下記より友達登録をよろしくお願いいたします。

 

https://lin.ee/nS2mfD4

2024年10月12日 16:32

4・5年生で転塾を考えるときのポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今年も転塾・退塾の相談が始まりました。

毎年、秋口はこうした相談が多く寄せられます。

 

では、安易に転塾・退塾の判断をしてもよいものなのか。

どのご家庭にも申し上げていますが、答えはNOです。

 

環境の変化は少なからず子どもにストレスをかけることになります。

そして、確固たる学習計画と勉強法が定まっていなければ、環境を変えても好転する確率は低いものです。

 

逆に良い面もあります。

環境を変えたことでお子さんのモチベーションが高まった事例は少なからずあります。

新しい友達・先生・ゆったりとしたカリキュラム。これがマッチすれば、転塾・退塾が効を奏したといえるでしょう。

 

しかし、これらは結果論であって、実際に行動を起こさなければ、どっちに転ぶかは分かりません。

なぜなら、どんなに評判のよい塾でも向き・不向きはお子さんによって大きく異なるからです。

 

では、この重要な判断をどのような視点で行えばよいのか、その手順についてご紹介します。

 

1、まずお子さんは何と言っているのか

 

お子さんが今の環境で続けたいと言っている場合、転塾・退塾は望ましくありません。

受験本番まで走り続けなければいけないのはお子さんだからです。

お子さんの気持ちを最優先にして考える必要があります。

この場合、学習計画と勉強法の確立と本人のモチベーションアップが必要不可欠となります。

 

一方、お子さんがどっちでも良いもしくは変わってもよいと言った場合。

これは、まず各塾の体験からスタートしましょう。

勉強がストップすることに不安を感じるかもしれませんが、後述しますように、1か月の遅れは後からいくらでもリカバリーが効きます。

 

考えてもみましょう。5年生であれば、残り15か月余り。4年生であれば、残り27か月余り。

1か月の遅れが左右するようであれば、中学受験はみな4年2月からノンストップでやり続けた子しか勝てないという話になります。

 

そんなことはありません。

 

むしろ、お子さんが行きたがっていない環境を無理に継続させ、ずるずる行く方が後々リカバリーが効かなくなってきます。

息切れも起こします。

何事も決断するなら、早い段階の方がよいのです。

 

したがって、納得いくまで体験を受け続け、ご本人が納得できる学習環境を導きましょう。

 

2、ご本人のモチベーションはどうなのか。

 

大抵のケース、成績不振の場合は本人のモチベーションも低いことが往々にしてあります。

まだ頑張れそうなのか、もう無理そうなのか。これはしっかりと対話で進めていかなければなりません。

 

モチベーションが低く、毎日の基礎学習もままならない場合は、個別対応が必要になります。

これは集団では限界があります。

指導者がメンター的存在になってあげる必要があるからです。

 

また、こうした選択肢もありです。

 

思い切って、一定の期間、受験勉強自体をお休みする。

実は私がそこそこ使う手です。

 

過去に10組以上はこの手を使ってきましたが、全員が復学し、難関校に進学したケースも多々ありました。

 

短いケースだと1日、長いケースだと1か月。

 

勉強から一切離れて、自由な時間(生活上のルールは厳しく設定します)を与える。

 

これは、人間の「いままで頑張ってきたことから離れて、好きなことをやっていると、このままでよいのだろうか」と思い始める心理を用いています。

 

何事も急がば回れ。繰り返しになりますが、1か月の遅れは大したことはありません。

 

やる気のない状態で15か月を過ごすのと、やる気を高めた状態で14か月を過ごすのではどちらの方がよいでしょうかという話です。

 

毎年、この時期は私もいろいろと考えさせられます。

こうしたお子さんたちを1組でも多く救いたい、それに特化したプラットフォームを来年度より開始するので、現プランでの募集は今年度いっぱいかなと思い始めている、今日この頃です。

2024年10月10日 08:57

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