来年度のメニューについて
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
過去問学習が始まり、2か月が経過しました。
ちょうど9月~入試本番まで折り返し地点に差し掛かったかと思います。
タカベルも全てのご家庭で10~15回分終了しました。
模試では取れるのに合格最低点になかなか達しない…
うちの子にはこの学校は向いていないのではなかろうか…
過去問を解くと、そのハードルの高さについつい弱気になってしまいがちですが、まだ2か月半の期間を残しています。
あきらめるにはまだまだ早いです。
そもそも模試が取れるのは、長くその塾に在籍しているがために傾向や捨て問の見極めが知らず知らずのうちに身についてしまっている側面があるからであります。
この流れを過去問にもつなげていくことが重要です。
ただし、闇雲に何の戦略もなしに行っていては進歩がありません。
苦手単元をつぶすだけでは過去問は取れるようにはなりません。
私共は面談の中で、お子さんの今までの得意分野・不得意分野を踏まえて、「この単元は(1)までに留めておきましょう」という提案や「各大問ごとの時間配分」、「解く順番」などをお話しています。
これを机の前に貼って過去問学習に取り組むのか、取り組まないのかでは大違いです。
このようなことを言ったら身も蓋もありませんが、過去問で一度出た問題がその学校でそのまま聞かれることは稀です。
過去問学習で重要なことは、
・毎年の傾向をつかみ、残りの期間の学習計画を策定すること。
・合格最低点から逆算して、どの単元は深追いをする必要はないのか見極めること。
・トータルの時間配分やどこから着手していくか、どの問題は捨てるのかを考えること。
これを体にしみこませるために過去問学習は極めて重要であると考えています。
入試は1点に泣き、笑う世界です。
言い換えれば、たった1問がとれたかどうかで決まる世界です。
そこには当然、落としてはいけない問題を落としてしまったという側面も含まれます。
特に男の子にありがちですが、難問を解けるまで深追いをしてしまったがために、落としてはいけない前半部で失点してしまった。
これはものすごく残念である一方、戦略ミスとも言えます。
残りの期間、各学校の戦術をまとめておき、机の前に貼って意識しながら取り組んでいきましょう。
さて、来年度2月~のメニューを12月9日の夕刻に公開いたします。
すでに曜日が限られているプランもあります。
ご興味のあるプランがありましたら、11月30日(木)までが第二次優先申し込み期間となりますため、お気軽にお問い合わせください。