4年生算数学習の留意点
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
本日は4年生のノートを添削している中で気になったことがありましたので、急遽筆をとりました。
助走期間を経て、4年生はいよいよ中学受験本丸の領域に突入した頃かと思います。
今だからこそ身につけておきたい算数の作法について、ご参考になりましたら幸いです。
✅筆算をサボらない
✅計算は途中式をサボらない
✅文章題は立式をサボらない
✅立式をして出した答えは何を出したのかメモするか単位をつけておく。周期算の割り算で出たあまりは和なのか◯番目なのか。
✅抽象→具体。絵や線分図を正確に描く。
4年生前期は成績や速度ではなく、今後の頻出領域に向けた作法を学ぶ準備期間。細部にこだわることが長期的に見たら吉です。
今後、割合や速さなどの重要分野が後期には控えています。こうした難所をクリアするには、線分図や情景図の作成は避けては通れません。
また、式が多くなってくると、自分が何を出したのかが分からなくなり、数字をこねくり回しがちになります。これが算数が出来なくなる序章となります。
受験生になるための訓練期間。 今はスピードや成績よりもプロセスにこだわりましょう。
2024年05月18日 17:48