過去問の進め方
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
いや~、、、連日暑いですね。
この酷暑なので、カフェ巡りをしています。
今朝は中目黒のスターバックスロースタリーさんにお邪魔してきました。
開放感のある店内と限定メニューの数々、少し喧騒からはなれ、リフレッシュできました。
さて、本日は集団授業ベルスクの夏期講習最終日。
スタッフ一同、お盆も頑張ってまいります。
さて、本日は過去問の進め方について記してまいりたいと思います。
タカベルでは、9月以降この過去問学習をとにかく重要視してまいります。
同じ問題は二度と出ませんから、過去問をそんなにやりこまなくてもという声も十分理解できます。
しかし、戦において大切なことは、「戦術」です。
過去問対策が甘く本番に臨むことは、丸腰で戦場に突入していることと同義です。
ここからここまでは何分で解いて、どの順番で解いていくのか。
これを体にしみこませることこそ、過去問学習の意義となります。
タカベルでは下記のボリューム感で家庭学習の中に組み込むようにしています。
第一志望…10年分
第二志望…5年分
第三志望…5年分
第四志望…3年分
第五志望…3年分
計…26年分
9月の模試で出た結果を踏まえ、9月末から12月末までの13週間で26年分。つまり、1週間で2年分を消化するスケジュール感で行っていただいています。
解くだけで1年分3時間を要しますから直しも含めると、後期は平日1日と土日のいずれか半日はつぶれてしまうことを計算しなければなりません。これを塾に通いながら行うことは大変至難の業。
しかし、手前味噌ですが、この過去問を徹底的にやりこんでいただいた結果、昨年度のご家庭は2月2日の時点で全ご家庭受験終了を果たしていただくことができました。
塾の授業と家庭での過去問学習のバランスがしっかりと取れた結果であると考えています。
ちなみに、お勧めの解く順番ですが、これも様々意見があるのであくまでもご参考までに。
私どもは第二志望→第三志望→第一志望…という順番で導いています。
これは、「あれだけ夏休み頑張ったのに、意中の学校の過去問を解いたらボロボロ。もうだめだ、、、」という心理に陥ってほしくないためです。
モチベーションは10月~11月に落ちます。
これは単純にプレッシャーと模試・過去問の結果によるもの。
しかし、考えてもみてください。
2月に受ける意中の学校の過去問を10月~11月の段階でとれていたら、それは志望校を変えましょうという話になります。
そして、12年しか生きていないお子さんが1人の力で(もちろん、親御さんの多大なるサポートの元ではありますが)戦ってくる人生初のビッグイベントです。お子さんへのプレッシャーは計り知れません。
こうした観点から、手始めに第二志望から解いてもらっています。
しかし繰り返しになりますが、様々なやり方があるので、一受験人の私見として参考にしていただければと思います。
最後に、なぜあえてこの時期に過去問学習について言及したのか。
それは、それほど後期は時間がありませんということを伝えたかったためであります。
時間が取れなくなる後期だからこそ、この夏が重要。
そして、お盆休みも講座が開講されている塾がありますが、弱点補強と基礎学習の積み上げという視点も忘れずに。
夏休み後半戦も有意義に過ごしましょう。
※タカベルでは個別最適化の観点で過去問分析サービスを非常に重視しているため、6年生は3月末を以て、募集を締め切りました。
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