本番で力を発揮できないお子さんにかける言葉がけ
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
スポーツの世界でも、
相手をリスペクトしすぎると負ける。
天候などの不測の事態で、心の準備が整わずに負ける。
練習でうまくいっていない不安がもろ出て、負ける。
監督からのプレッシャーがきつすぎて萎縮して、負ける。
相手を軽視して油断をして負ける。
このようなことはプロの世界でも往々にしてあるかと思います。
これで生活をしているプロの世界でもあるわけですから、小学生が行う中学受験では当たり前のように同じことが起きるわけです。
そんな時に、ぜひこのような言葉がけをしてみてください。
✅ テストは4科目で決まるものだよ
ピッチャーはマウンド上で孤独。だから女房役のキャッチャーが声掛けをする。ベンチはタイムを要求する。
しかし、受験の世界では本番でも模試でも親御さんは横についてあげることができません。
直前の送り出しの言葉がすべてを握ります。
そんな時にまず声掛けをしてもらいたいのが、「テストは4科目で決まるものだよ」
算数で力を発揮できなかった。正しい答えが分かっていたのに最後の1問、消せなかった。
切り替えが要求されます。2回の裏で試合は決まりません。9回までで試合は決まります。
✅ ルーティーンを入れなさい
ピッチャーも永遠にマウンドに立っているわけではありません。
守備が終われば、一息つく時間はあります。肩をアイシングするとか、なにかつまむとか。
算数が終わった後に、顔を洗いにいく。深呼吸をする。
科目と科目の間にルーティーンをいれると、気持ちの切り替えにもなります。
✅ 結果じゃないよ
試合前にピッチャーに「絶対勝ちなさい」と送り出す指導者はおそらくいないでしょう。
なぜなら、優秀な指導者ほどそんなことを言っても逆効果であることを理解しているからです。
「今回こそクラス上げられるといいね」
「絶対大問1を落としちゃだめだよ」
「問題よく読むのだよ」
すべてNG。テストはテスト前日までの準備と当日の心身のコンディションで決まるという視点を持ちましょう。
まとめ:本番に弱いお子さんほど、親御さんの腕が試されます。
練習でできないことは本番ではできない。
結果よりプロセスの積み重ねこそが、より大きな結果につながるのです。
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