精神年齢高めのお子さんは一歩引いて
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
学生時代から多くの子どもを見てきた中で、そして相談を受けてきた中で、こういうときにどう接すればよいですか?という相談を受けることが多いのですが、やはり人間。
この子には通用するけど、この子には通用しないというケースが往々にしてあります。
だから、教育という仕事は楽しいのですけどね。
ですが、ご相談が多いのも事実。ジェンダーの時代なので、男子だ女子だという括りで語ることは好きではないのですが、あくまでも一般論という形で公式化して記します。
結論:やりなさいと言わない方がよいのが精神年齢高めの子
一般論で精神年齢は女子の方が男子よりも高い。なので、「やりなさい」と言われると支配と感じるのが女子。「やりなさい」と言われても目先の楽を求めるのが男子。(あくまでも一般論です)
女子や精神年齢高めの子には気付きを与え、極力刺激を与えず、一歩引いて接すること。
特に母親のことは同じ女性と捉える年ごろなので、あまり指示は多くない方がよいかなと思います。女子は女子なりにいろいろと思案・創意工夫をしている子が多い印象です。
こういうパターンの方が言い続けてしまうことでいつか爆発して、「もう受験はしない」と突如言う極端なケースが多いです。
過去にあったのが、やる気が明らかに出ていない時期に「やりなさい」「なんでこんな成績なの」と言い続けてしまったがために、塾もやめて抜け殻状態に。しかし、深夜2時ころ、お母様が寝静まったころにこっそりと勉強。本人なりに葛藤があるのでしょう。
そうしたときは、本人が頼ったときは何事もなかったかのように対応してあげる。頼ってこなかった時は見守る。「大人が大人になろうとしている子どもの成長を見守る」という姿勢が何よりも重要です。
言い続けてしまうことで、とにかく逆らうことを目的で本心ではない行動をとってしまいます。中学受験が難しいのは思春期とぶつかること。しかし、それは健全な成長であり、低学年の頃のように接してしまうのは厳禁です。
一番理想なのは、本人が気づくというケース。気づくのを待っていては受験終わっちゃうよという声も聞こえてきそうですが、扱いが難しくなってきた場合は、ご主人(奥様)を頼るとか、個別指導の先生に伝えてもらうことをお願いするなど、やりようはいくらでもあります。親御さんにしか言えないこと、親御さんが言ってはいけないことが存在しますので、うまく使い分けて難しい時期と中学受験を両立するようにしましょう。
