結局中学受験で大切なお子さんの姿勢
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
日頃お子さんと接する中で、お子さんの性格に合わせて対応を変えています。
当たり前ですが、お子さんが10人いれば、性格も10通り。まさに、十人十色なのです。同じやり方でよい訳がありません。そして、その時々の状況によっても対応は変えなければなりません。入試直前期なのか、5年生以下でやる気が落ちている時期なのか。もしくは、やる気がメラメラ向上しているフェーズなのか。100点満点の正解もなければ、言葉がけ1つでスイッチが入ることも。だから、教育って楽しいのです。
そんな数多くのお子さんを見てきた中で、結局大切姿勢って「他人に素直になる」のではなく、「自分に素直になる」ということだと思います。
できない自分を認めたくないから、「〇付けや点数をごまかす」
本当は勉強したいのだけど、親にその姿を見せたくないから、「あえてさぼる」
分からないと言いたくないから、「分かります」と言ってしまう。
これらすべて、自分に素直になるのが怖い防御反応なのです。
親御さんが中学受験ですべきことって年々タスクが増していますが、一番大切なことはお子さんが「自分自身に素直になる」ように支援をすることだと思います。
ありのままのお子さんを認めてあげる。自らの足で立ち上がろうとしているお子さんを否定しない。分からないことは恥ずかしいことではないと伝えてあげる。
きっと、自分に素直になれるお子さんが中学受験に限らず、その先の人生でもその先の未来でも輝く人になるのだと思います。
指導者に対して素直になる必要はありません。そのお子さんにとって合う・合わないもあるでしょうし、指導者の型にはまると、自分で考えなくなるというリスクもあります。
でも、自分と向き合うことってきっと大切。自分への素直さは親御さんの言葉がけや接し方ですべてが決まります。
