中学受験コンサルティング タカベル

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ルール設定の重要性×工夫の仕方

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

言っていることが日によって変わると、お子さんのやる気と信頼は一目散に崩れてしまいます。大切なことは3点。「立ち返るルールがあること」「ルールの規定に工夫をすること」「なぜそのルールを提案したのか論理的に説明すること」

この3点があると、子どもの中での基準が明確化され、勉強へのやる気と信頼は担保されます。具体的に。

 

ステップ1:立ち返られるルール作り

 

朝学習をしないというお子さんが多くいらっしゃいます。疲れて夜に勉強をするよりも、朝の時間を有効活用することが中学受験では必須です。

過去逆転で難関校に合格したお子さんは朝に7点セット(計算・漢字・語彙・コアプラ理科・コアプラ社会・年表・基礎トレ)を行ってから学校に行っていました。

今までしていなかったお子さんが急にすべてを行うことは難しいと思いますから、今月は計算だけでも朝に頑張ろうというルール設定を行うことが第1歩です。

 

ステップ2:なぜそのルールを設定したのかを論理的に

 

道を歩いていると、泣いているまだ小さいお子さんに感情的に怒っている親御さんの光景を目にするかと思います。「うるさい!」「あんたがやらなかったらでしょ!!」と。気持ちはわかりますが、最悪です。しゃがんで目を合わせて、「お母さんはこうしてくれるとうれしかったな(悲しかったんだ)」とコミュニケーションをとることが望ましいですよね。

中学受験も同様。「なんで朝勉強してないの!」や「早く起きなさい」と言われても、子どもは「なぜ朝勉強をしなければならないのか」や「なぜ早く起きなければならないのか」などの必要性が全く分かりません。私もそうでした。

したがって、「入試本番や模試は8時過ぎに集合。家を出るのが7時。朝起きるのは6時。何も勉強せずに本番に向かうと頭が働かないから、計算をやることが大切なんだよ」と声かけ。

感情よりもロジックで伝えてあげることが大切です。

 

ステップ3:罰則規定も論理的に

 

とはいえ、朝学習をできない日もあるでしょう。そんなときは、1日の余暇時間を1時間に設定しているご家庭であれば、その1時間から朝学習30分分を差っ引くということをします。

感情的になってしまうと、「今日は朝勉強しなかったから休憩時間なし。」と言ってしまいがちですが、まだ勉強への目的意識が定まっていないお子さんは「今日は朝勉強したのに休憩時間増えないんだ」という不満や「この前は朝勉強していなくても休憩時間くれたのに」という戸惑いが発生します。

つまるところ、ルールの後出しは厳禁ということです。

 

まとめ

 

子どもは学校でも常にルールの中で生活しています。ルールがなければ学級崩壊ですからね。

子どもにとっては意外とルールが絶対なところがあります。そのルールが場当たり的や精神年齢の高いお子さんだと不当なルールだと思われてしまうと、ルール崩壊まっしぐら。

大切なことは、「ぶらさないルール」「必要性が分かるルール」それを「論理的に」伝えること。ご参考になりましたら幸いです。

 

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2025年12月09日 11:11