中受における見逃せないサイン(成績編)
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
尿酸値が高いと、痛風のサインかもしれない。
中学受験でも見逃すと危ないサインがいくつかありますので、ご紹介いたします。
✅ 理社偏差値>算国偏差値が5年前期まで「断続的に」続く
5年前期までは算数国語に支えられた4科目偏差値の取り方が理想的です。(誤差の範囲なら全く問題ありません)
5年前期までは理科と社会への準備に時間を費やしすぎるのではなく、算数と国語に重きをおいた時間配分で過ごすようにしましょう。算数・国語の方が累積によってあとあとの成績が決まってくるためです。
✅ 後ろの方(正答率の低い)の問題は取れているのに、前の方(正答率の高い)問題で落としている
「後ろができているから、次回気をつければ大丈夫でしょう。」
「前がとれていれば、あと3は偏差値伸びた。」
など、課題を先送りにしてしまうと、永遠に改善できません。
前の方を落としているということは、家庭学習習慣のちょっとしたところに問題を抱えているかもしれません。筆算・字・途中式・暗算、、、
気をつければなんてことないのですが、放置すると学年を重ねれば重ねるほど、改善が難しくなってきます。
✅ 「勉強をしているのに」2回連続で特定の科目の成績がわりと落ちている
1回であれば弱点分野が集中して仕上がりが悪かったなどの要因もありますが、2回連続ということになると、やり方に問題を抱えているかすでにその単元のみを行ってもリカバリーできない(既学習の定着度)に問題があるかのいずれかです。前に返って行や学習計画と家庭学習の再考や個別指導のオーダーの仕方の検討が必要なフェーズとなります。
✅ 問題用紙がとてもきれい
本当にテストを受験してきたのかどうかと疑いたくなる問題用紙もやや危険な兆候です。
特に算数と国語。
1点でも多くとろうという気持ちが落ちてしまっている可能性やフィーリングや思い込みで解いている可能性が懸念されます。テストが返ってきたら、解答用紙や成績表よりも問題用紙の形跡に必ず注目をするようにしていきましょう。
~まとめ~
数字は嘘をつきません。
でも、その数字はお子さんのやる気に起因しているケースもありますが、肌感覚で多くは学習の進め方に改善点があるケースが多いです。
「練習でできないことは本番ではできない」をモットーに、テストで出た課題を1つずつ改善していきましょう。
