入試直前期保護者がやっておくとよいこと
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
いよいよ今年も残すところ3日あまりとなりました。
年が改まると、すぐに受験へ突入します。
直前にばたつかないよう、入試直前期に保護者の方が行うとよいことリストをまとめておきます。
✅ 入試用手帳を作る
家を出発する時間・乗る電車時刻・開門時間・出願開始時間・出願締め切り時間。
これらを1冊の手帳にまとめておくと、安心です。
✅ 出願内容を見ておく
ミライコンパスを開いたら、志望動機や欠席日数と理由を求められることも。
受ける可能性のある学校はすべて出願内容を見ておき、準備しましょう。
✅ 志望動機は建学の理念×子育て観×具体のセットで
例:
「貴校の遵法自治の校訓に強く惹かれたことが最も大きな理由です。我が家では自分のことは自分でできるようになってもらいたいという想いから、幼少期より自分で考えさせることを大切にしながら子育てをしてまいりました。貴校の文化祭を訪問させていただいた際、技術工作部をはじめとし、生徒さん一人一人の独創性やアイデアを大切にされ、温かく見守っていらっしゃった先生方のお姿を拝見し、我が家の子育て観と強く共鳴いたしました。」
✅ 防寒や文房具などの小物類の準備
卒業生より、とある学校の受験において空調の効きが大変悪かったという報告をいただいたことがあります。寒くて集中することが難しかったと。こうした不測の事態が予想されるので、貼るタイプのカイロや当然ながら鉛筆や消しゴム等の文具類の準備も進めておきましょう。
✅ 感染症対策
冬の季節と受験シーズンがどうしても重なってしまうのが日本の受験。
これはどのカテゴリーでも当然ですが、電車通勤から帰宅した際の消毒等、感染症対策は入念な準備をお願いいたします。毎年必ず1件は埼玉入試が受験できなかったお子さんや2月本番に病み上がりで十分な力を出せなかった報告もいただきます。ご兄弟がいらっしゃるお子さんは特に注意が必要です。
✅ 最悪の事態も想定して
受験の合否の1点は「基礎学力×過去問対策×フィジカル×メンタル」で分かれると思っております。それほど不確定要素も当然多い。この学校のご縁がなかった時に翌日はどこを受けるのかなど、直前でばたつかないように、入念に受験パターンを何通りもシミュレーションしておきましょう。
✅ 特に午後は前年同日比の動向を見て
毎年、特に1日午後と2日午後の受験予定校は直前でも差し替えが発生します。
ギリギリまで過去問の得点状況等で見極めをされているご家庭もいらっしゃるかと思います。午後受験は特に、過去問の得点状況も大切ですが、受験者動向の見極めも大切な視点となります。前年同日比の動向等も踏まえ、総合的に検討しましょう。
中学受験全体の成否のカギは午後受験で合格をもっておけるかどうかです。
