おススメの1冊
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
よく専門の科目は何ですか?と聞かれることが多いのですが、実は私は特定の専門の科目を持っているわけではありません。
そもそも専門すぎる科目があると、4科目のバランスをとり、総合的アドバイスをする今の仕事は務まらないからです。
中学受験時代の得意科目は算数と社会。
そもそも高2までは理系。数Ⅲと数Cと物化を学び、高3で文転をしたくらいのジェネラリストです。
小学校の教員になったのも特定の科目への思い入れがなかったからかもしれません。
しかし、どの科目が一番重要で、教えるのが難しい科目かと問われると、「国語」と答えると思います。
なぜなら、国語の物語は特に小説家によって世界観があり、子どもたちが経験していない世界線をテーマにした題材が多いからです。
こればっかりはこうした題材に多く触れて経験値を高めるか、努めて自分の得意ジャンル以外の読書をするしかありません。
読書をすることが「解くこと」の向上にはつながりませんが、「読むこと」の経験値は高めてくれるはずです。
そこで、今回は最近私が読んだ中でこれはおススメだと思う1冊をご紹介いたします。
坂城良樹さんの「あんずとぞんび」
発売も今年ということもあり、各学校で狙われる題材と踏んでいます。
中学受験で多くのお子さんが苦手とするのが、
①性別の異なる主人公の題材
②年代の異なる主人公の題材
③「貧困」「差別」などが絡む題材
④時代背景の異なる主人公の題材
要は、自分が経験していない題材になると一気に内容が入ってこないお子さんが一定程度、いらっしゃいます。
そうした国語の乱高下を防ぐ意味合いでもお勧めの一冊となっております。
そして、こういう時代だからこそ、あらゆる境遇の人間に思いを馳せてほしい。
そんな学校側からのメッセージで、こうした題材が中学受験の素材文としてこれからも増えてくると予測しています。
