まずは応援する
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
第一志望変更、転塾、撤退。。。
中学受験をやっていると、1度はどのご家庭も少しはよぎることかなと。
そんな時はまずは応援するという心持ちが大切かと思います。
まず、第一志望変更。
これは決定的にモチベーションを削ぐ行動です。
過去問でどんなに点数が足りてなかろうが、模試でどれだけ乖離があろうが、お子さんがギブアップを申し出るまでは全力で応援してあげてください。
どうしても親御さんの方が長く生きている分、先を考えがちかと思います。
合格したとしてもついていけないのではないだろうか。
せっかく苦労して入っても不遇を味わうのではないだろうか。
もちろん、そういうケースも0ではないでしょう。
しかし、子どもは不思議なもので、中に入ってライバルを見つけ、刺激を受けることで伸びるタイプのお子さんもいます。
そして、入学時の学力差の貯金はせいぜい1年生の1学期まで。
先取りの差はあれども、英語と数学については少なくとも0からのスタートライン。
部活が始まり、人間関係ができてくる2学期からはもともとの学力があっても、人間関係や部活との両立で成績が下降線をたどるお子さんもいます。
かくいう、私の母校芝学園でも1日入学者と4日入学者の学力差は卒業時には皆無になっていると言われています。
中学受験は成長スピードと成熟度も関係するので、今という視点では不安になるかと思いますが、中に入ってからの不安は中に入ってから考えればよいのです。まずは、その学校に向かって一生懸命頑張っているお子さんを全力で応援すること。取り上げてはいけません。
次に、転塾。
中学受験は他の受験形態と比較しても、親御さんの関与度が高い。
なので、親御さんと合わない先生がいると転塾を考えるというケースを多く伺ってきましたが、これもNGです。
その環境で学習するのはお子さんであって、親御さんではありません。
本当はお子さんが師事する先生がいる、お子さんが負けたくないライバルがいる。
子どもは言語化能力が高くないので、本音を隠しているケースも少なくありません。
本当はやめたくないのに、知らぬ間にどんどん話が進んでいる。
こんな状態では頑張ろうという気持ちに向かってきません。
お子さんの目の前で、通っている塾の悪口や先生への不満は絶対に口にしないようにしましょう。
第一志望と同様、お子さんがその環境で続けたいと思っている場合は全力で応援すること。取り上げてはいけません。
最後に、撤退。
今は勉強ではなく、バレエやサッカーに打ち込みたい。
だから、休みたい。辞めたい。
こうお子さんが思っているならば、全く問題ないと思います。
しかし、親御さんの判断でやらせ、お子さんがまだ頑張りたいと思っているのに、親御さんの判断で撤退。
これは将来にわたって、引きずってしまう案件です。
お子さんの成績や行く学校は親御さんのアクセサリーではありません。
中学受験は3年以上をかけて行う、ある意味で人生の勉強でもあります。
3年以上のビッグプロジェクトであれば、途中途中でうまくいくことよりもうまくいかないことの方が多い。
でも、うまくいく時よりもうまくいかない時の方が人生においては学びが多いものです。
それを乗り越え、向き合うことこそがその子の成長になり、経験になり、強い大人への礎になると思うのです。
毎日テストで評価され点数で判断される世界なので、メンタルはぶれるし、迷うし、行動を変えてしまいがち。
そんな時こそ、「何があっても子どもがあきらめるまでは応援する」
その姿勢が中学受験のみならず、お子さんにとってのかけがえのない財産になると思います。
