4年生後期から5年生前期で変わること
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
塾によっては今週から入試休みというところもあるかと思います。
この塾のない2週間は大変貴重。
春休みもGWも通塾があるので、夏休みの次にまとまって時間がとれる期間かと思います。
重点的に復習したい単元は引用元をご参考ください。
なぜ、この期間が重要か。
4年生と5年生で変化すること、待ち受けていることを記したいと思います。
✅ 算数の負荷が一段・二段高まる
最も大きな変化はこれです。
4年生のうちは毎週の新出単元を消化すればよかったのですが、5年生の前期からは4年生で学習した単元の理解度が成績を決めることになります。
そうなると、4年生で棚卸が済んでいないと、当然スタートを不利な状態で迎えることとなります。
4年生で学習した「割合」「速さ」「平均」「周期」「図形の公式関係」
このあたりを中心に2週間でおさらいをしておくようにしましょう。
✅ 国語がフィーリングで解けなくなる
4年生のうちは物語の主人公も小学生が中心。論説の主題も自然が中心。
5年生前期になると、主人公が中学生以上になるケースや複雑な家族関係・人間関係を抱える題材。論説の主題も社会学が入ってくるようになり、随筆文の学習も始まります。
また、傍線部周辺の情報だけでは正しい答えを解答できなくなるようになります。
そこで大切なことは、「語彙力」と「精読」。
問題を解くうえでの下ごしらえとなる上記2つのタスクを中心に1日15分でも入試休みに学習時間を確保するようにしましょう。
✅ 理科の計算領域の負荷が高まる
こちらは塾によってカリキュラムに大きな違いがありますが、5年生の前期から計算領域を組み込んでくるテキストもあります。特に予習シリーズはその比重が高いです。
理科の計算領域も算数と同様、原理原則の理解が非常に大切です。問題が解けることに重きを置いてしまうと、前期から後期でより負荷がかかったときに太刀打ちができなくなります。そして、理科は算数以上にイメージを行うことが難しいのが悩ましいところ。
4年で学習をした特に「物理化学」と「天体」分野のポイントチェックや解説ページを図鑑や動画を交えながら、おさらいしておきましょう。問題の復習は後回しで大丈夫です。
✅ 社会の学習ボリュームが増す
グノーブルさんを除き、5年生前期は引き続き地理を行うカリキュラムで組まれているかと思います。一見4年の続きと思いがちですが、産業の学習になる分、積み上げなければならない知識量は多岐にわたってきます。解説ページも4年生と比較して、字が小さくなり、倍の知識量が要求されるでしょう。そして、今までの地理の学習の総まとめとして、地方ごとにグラフや統計という負荷をかけながら、前期の最終盤に総おさらいを行うことになります。この入試休みを活用し、「白地図」等を活用しながら、4年で学習した山や川や湖などの名前と都道府県のリンクを行っておくと、後々楽になるかと思います。
✅ 通塾日数が増える
地味にこれが効いてきます。4年生後期と5年生前期比較で学習の質と量が増してくる分、1週間ごと消化に時間をとられてきます。そこに来て通塾日数が増えてくるため、当然重要なのは今回の入試休みのような長期休みの使い方。そして、学年の変わり目は今までの生活習慣を変える絶好の機会。この入試休みで新年度に向けた朝学習のメニューを策定するようにしましょう。
勝ちパターンは「朝に貯金を作り、長期休みを弱点補強にあて、毎週の学習はその週の直しと前週の復習を8:2」
✅ 計画が崩れがちになる
学習負荷が格段と高まることから、1週間で1単元の消化が追いつかなくなるフェーズが訪れる週もあるかと思います。そうならないために、今この期間は本当に「算数」。
5年前期になって、算数に時間を奪われすぎてしまい、他の科目に全く手が回らなくなるという事態をさけるため、今の期間が重要。
それも副教材に手を出す必要は全くありません。今のお子さんのレベルに応じて、重要単元の復習を行っておけば問題なしです。
各テキストの攻略法は受験が落ち着きましたら、記してまいります。
上記が待ち受けているということを念頭に、次学年の接続となるこの貴重な入試休みを有意義に過ごしていきましょう。
