5年生で成績が低迷するケース
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
本日は5年生で成績が低迷するケースについて記します。
◯算数
①計算ミス
・字が小さい
・字が汚い
・繰り上がりと繰り下がり書いてない
・逆算と単位変換苦手
・小数と分数の変換に課題
・暗算する
②解法丸暗記
・理解をせずに、公式をインプットしてしまっている
・算数を「解き方忘れた」と言ってしまうケース
③図や式を書かない
・線分図や情景図は文字の抽象概念を具体に落とし込む作業。やらないと頭が整理されない
・式は自分がなにを出したのかを整理する作業。細かい部分が疎かになると、成績低迷につながる。
④分かった気になっている
・個別や家庭教師から聞いて、理解した気になっている。習ったところは必ず復習。
・答えを覚えていることを防ぐために、必ず説明をさせる。算数は特に、「解ける」よりも「理解する」
⑤間違えた問題へのアプローチ不足
・1+1を100問解いても学力には繋がらない。間違えた問題をその週に2回、翌週に1回は最低限もう1度解く。
・間違えた問題は嫌がらずに必ずチェックをつけておく。これをしないと、何ができていて何が何を間違えたか分からなくなる。
⑥4年生の重要単元の理解不足
・少なくとも「小数分数」「面積図」「割合」「速さ」「平均」「図形公式」このあたりで弱点分野の補強は週末にいれたい。
◯国語
①漢字・言葉が書けるだけ・読めるだけ
・漢字テストは点が取れるが、組分けや模試になると取れなくなるパターン。漢字や熟語の意味を理解しながら進める。
②音読しない
・活字に触れないと国語力は上がらない。国語力は全科目に通ずるマストの能力。
・声に出して発声することが、読むときのクセや分からない言葉の炙り出しにつながる。
③線を引かない
・線を引くことは目的ではなく、手段。正しいところに線を引くことが解くときの時間短縮や重要部の可視化になる。
④語彙を積み上げない
・国語は語学。英単語が長文リーディングでマストなように、語彙がなければ5年から選択肢が切れなくなってくる。
⑤フィーリングで解いている
・根拠なく、感覚で選択肢を切るようになると、危険な兆候。間違っている選択肢はどこが違うのかに必ずツッコミをいれる。
⑥文章を部分で見てる
・5年になると、答えの根拠が傍線部周辺だけでは導けなくなる。塊で捉えるトレーニングが必要。要約を行うとよい。
◯理社
①言葉の暗記にとどまる
・言葉の意味と周辺知識の関連づけが必要。「新潟県ー越後山脈ー信濃川ー日本一長い」など。
②穴埋めだけできて満足
・単子葉植物ーイネー□ートウモロコシ □以外は答えられるか。
③グラフや数字情報を無視
・音読をしっかりとして、出てきたグラフや生産地情報2位まではインプット要。
④実験器具やワンポイントチェック等を通り過ぎる
・理科の実験器具の使い方は要チェック。小さい小見出しで書かれてある情報は差のつきやすい問題なので、しっかりと拾う。
⑤物理化学分野を暗記科目の勉強として捉える
・物理化学分野は用語や1問1答形式を解けても仕方ない(一部水溶液や気体の知識は除く)。原理原則を習い、問題演習を中心に行う。SAPIXで言えばポイントチェック、日能研で言えば思い起こし、四谷系列で言えばシリーズの説明ページが学習の肝。
◯その他
①夜型
・成績上昇の秘訣はなんと言っても朝型。朝起きれない、朝タスクが進まないは成績低迷の兆候サイン筆頭。
②喧嘩が増える
・中学受験における喧嘩の多さは大抵成績と反比例する。
③行き渋り
・塾への行き渋りや自習室・質問教室に行かなくなると、それも危ない兆候。
④得意科目を優先
・難しくなればなるほど、得意科目を優先して行うようになる。その場合、苦手科目のタスク量を調整。算数国語理科社会の順でベースはよし。 ⑤親子ともマイナス言葉が増える ・成績はどの世界でもポジティブな環境でついてくるもの。ほめと励ましと共感で。
