四谷組み分けvsサピックス組み分け
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
新年度が始まり、2週間が経過をしようとしています。
何事も最初が肝心。学習計画をしっかりと立て、特に「間違えた問題」へのアプローチを大切に取り組んでいきましょう。
さて、2月は28日で終わり。
3月に入ると、新学年初めての効果測定の場である「組み分けテスト」が開催されます。
あと1週間・2週間で各塾で実施されますが、それまでに3連休は訪れませんから、明日からの3連休は非常に大切になります。
そこで、今回は四谷組み分けとサピックス組み分けの違いを解説するとともに、取るべき対策をまとめておきたいと思います。
四谷大塚の組み分けテストは、5週間分に学習した範囲を中心に出題される「範囲あり」のテストになります。
一方、サピックスの組み分けテストは、試験範囲無制限の「範囲なし」のテストになります。
四谷の組み分けテストは、サピックスで言うところのマンスリーテストに該当します。
したがって、勉強のやりかたが全く異なります。
そこで、2つのテストの直前期の確認事項を下記にまとめておきますので、ご参考になりましたら、幸いです。
~3月四谷組み分けテストの確認事項~
・週テストやカリキュラムテストの解きなおし
・1~4回の間違えた問題を再度解く
・総合回から出題されるケースもあるので、5回の学習は飛ばさない。
この3点を意識しておくとよいでしょう。
特にこの3連休は実施済みの週テストやカリテの解きなおしと2~3回(四谷と早稲アカで異なる)までの間違えた問題を直しておきましょう。
~3月サピックス組み分けテストの確認事項~
・9月以降のマンスリーテスト等の解きなおし(正答率50パーセント以上の問題で当時間違えた問題を中心に)
・9月以降の基礎トレを1週間飛ばしで行えるとよし
範囲が無制限なので、絞りに絞りました。
算数と理科と社会はマンスリーの解きなおしが有効かと思います。すべての単元の網羅は到底不可能ですから、マンスリーの解きなおしを思い出しながら行うとよいかと思います。
また、算数は大問1~3でいかに失点を防げるかがポイントです。特に新5年生の場合はまだまだ難易度的には難しくないので、9月以降の基礎トレを1週間飛ばしで再度確認出来ておくと、なおよしです。
同じ「組み分けテスト」という名前でも、大きく違いがあります。
貴重な3連休、上記すべてをこなすことも難しいでしょう。
算数>>>理科>社会の順番で取り組めるとよいですね。本当に余力があれば、国語の制限時間付きトレーニングも着手できるとよいと思います。