やる気のないお子さんへの言葉がけ一覧
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
中学受験で「自分のために頑張る」というお子さんは少数派だと思います。
「この学校に行きたい」と内発動機を刺激するために、学校見学をさせたのに、効き目はその日限り。翌日にはそんなことを忘れて、ダラダラ。やる気なし。
「昨日、やるといったじゃん」
こう言いたくなる気持ちもよくわかります。
しかし、まだまだ小学生。自分を律することを求めるのは酷というものでしょう。
特に、ご本人に中学受験の意思がなく、親御さん主導の中学受験だとなおさら勉強モードに向けるのは難しいと思います。
そんな時に、大切なのは言葉がけ。
言葉がけ一つで、子どもは良い方向にも悪い方向にも傾きます。
小学生は日々、猪突猛進。毎日新しいことがあると、興味が自然とそちらへ向くようになっているのです。
むしろ、小学生らしくてそういう傾向のある子は好感を持てます。
猪突猛進だからこそ、学校見学のことは忘れるし、プラスの言葉がけをすると、やる気になる。
まだまだ幼さの残るお子さんだとなおさらです。
これをうまく活用します。
プラスの言葉がけをするとプラスの動きをできるようになるのであれば、これを行わない手はありません。
そこで、やる気の出ないお子さんはどんな言葉がけが有効なのか。
この記事が参考になりましたら、幸いです。
①「しなさい」ではなく、「しよう」
語尾一つをとっても印象が変わりますね。
「しなさい」だと、やらせれ感マックスです。
ダラダラしているわが子を見ると、どうしても語尾がきつくなりがち。ここに気をつけましょう。
② マイナス言葉を裏返す
「この3連休頑張らないと、クラス落ちるよ」
ではなく、
「この3連休頑張ったら、クラス上がるよ」
タカベルでは卒業生に中学生以降もコンサルやコーチングを行っています。
先日、自分の長所と短所の話になりました。
「私の悪いところは、人のアラを探してしまうところ」とおっしゃたお子さんがいました。
いえいえ、
これをプラスにとらえるならば、
「私の良いところは、視野が広いところ」でしょと突っ込みを入れてしまいました。
満更でもない様子でしたが(笑)、長所と短所は裏返し。言葉がけも同様。
表裏一体とはよく言ったものです。
冒頭のクラスの話もそうですが、同じことを言っていても、取る相手がどう受け取るかが大切です。
極力、プラス言葉に転じるように努力しましょう。
③ 大げさにほめる
もう、最終はこれに尽きます。
私がコーチングの際によく使うセリフが「国語の女王だね」や「計算職人だね」や「字のきれいさ、世界一!!」など、とにかく大げさにほめます。
ほめられて、嫌な気がする人の方が圧倒的に少ないと思います。
私も、「先生のおかげで」や「タカベルのおかげで」という言葉に大変弱いです。
人間だから仕方ありません。
子どもはとにかく、みんな「ほめられよう」という欲求がとにかく半端ではありません。
1日1大げさ褒め。
寝静まった今、本記事をご覧の方は早速セリフを書き出しましょう。