成績を上げるには教材選びから
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
おかげさまで、プレスリリース発出後に問い合わせを多く頂戴しております。
タカベルはその子に合ったペースで完全オーダーメイド型のカリキュラムで行っています。
例えば、5年生のお子さん。算数をじっくりとすすめるために、2週間で1単元のペースで進める。
6年生の国語が苦手なお子さんは4年生の教材をじっくりと精読。
算数と国語を重視するために、理科と社会の学習が遅れた子は、5年生でも4年生で必要なところをピックアップして、間引きながら。
逆に特定の科目にかなり強みを持っているお子さんは、副教材を投入。
などなど、、、
集団塾とは完全に一線を画しているので、本人のペースで各人、学習を進めています。
なぜ、そもそもこのオーダーメイド型の必要性を感じたのか。
それは、4年間、「集団塾に通っているご家庭」を中心に伴走をしてきたからに他なりません。
そもそも、大手塾で成績が上がらないパターンの太宗は、5年生の学習が抜けているために6年生で成績が残せないだったり、夏までの復習が甘かったために、後期に成績がガタンと落ちる。
特に算数や国語は累積の科目ですから、前学年の内容を分かっていること前提で新たな単元が進んでいきます。そして、4年生で学習するツルカメ算と速さ・売買損益・仕事算など、以前習ったことを活用して問題を解くようになります。
つまり、付け焼刃で目先の宿題だけをやみくもにこなしていても成績にはつながりません。時には前学年の学習に戻ることも大切です。しかし、宿題はその週に学習した内容を問われるので、それを真の理解なく、やみくもにこなすだけになってしまう。
そして、子どもにとって宿題は絶対。これをやらないという選択肢はない。調整したくてもなかなか難しい局面があったことも事実です。
しかし、理解のあるご家庭は宿題を提案通り間引いていただき、第一志望合格率50%以上を実現してきました。
今期からタカベルは完全にその子に合ったオーダーメイド型で進めています。
特に6年生国語の予習シリーズは苦手なお子さんにとっては、本当に難しい教材になっています。
これを解いても、苦手なお子さんは成績につながりません。
なぜなら、国語は「意味段落をとらえる(文を塊でとらえる)」「語彙力を強化する」「要約をできるようにする」「線を引き、重要なところをとらえられるようにする」これら、国語の基礎学習が土台にないと、成績を上げるのは難しいからです。
しかし、6年生の教材はこれら基礎から始めるには適しておりません。なぜなら、題材がイメージしづらい抽象度の高いものになっている。そして、それに伴って難解な語彙が本文だけでなく、選択肢にも含まれている。何よりも、長い。
国語は特に、1度読んだことのある(学習した)文章はほとんどのケースで二度と出ませんから、その文章がたまたま読めても真の国語力の醸成にはつながりません。そんな時は短めの平易な題材で上記のような課題を解決しないと、いつまでたっても成績につながらないのです。
物事はなんでも何かがうまくいってなければ、何かを変える必要があります。
教材選びがその1歩なのかもしれません。