GW後は要注意
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
みなさん、GWは充実した期間にできましたでしょうか。
ここからは夏休みまで長期休みなく、ノンストップで毎週のルーティーン期間となります。
さて、毎年執筆しておりますが、GW後は様々な側面で要注意です。
なぜか。
まず、学校が荒れやすくなる時期というのがあります。
4月は新クラス・新担任・新クラスメイトと新たな環境で緊張感をもって毎日を過ごすことができていました。
こういう環境下ではクラスは健全に機能します。
しかし、5月に入って、慣れが出てきます。そして、梅雨の時期に入ると外遊びができなくなると、子どもたちのストレスはたまっていきます。学級の慣れとストレスで学校が荒れやすいという構図です。
中学受験をするといっても、平日は学習時間よりも学校で過ごす時期の方が長くなります。
学校が安心できる環境かになければ、当然中学受験の学習にも大きく影響を及ぼします。
今までコーチングで関わらせていただいたお子さんを見ても、学校でトラブルがあった日の学習の進みは芳しくなく、その当日にお子さんとお話したときはひどく落ち込んでいる姿を何度も見てきました。
勉強のモチベーションは何も、成績や親御さんの言葉がけだけで左右するものではありません。子どもにとって大きなコミュニティーである学校での人間関係等によっても大きく左右します。
少しでも様子がおかしいな、最近勉強に身が入っていないことが多いなと感じたら、「何かあった?」「学校は順調?」など、一言でも声かけをしてあげてください。
そして、中学受験的にもモチベーション低下を起こしやすい時期です。
上記のような理由もあるのですが、中学受験という括りでは新学年が始まってすでに3か月が経過しています。
この間にテストも2~3回実施されたことかと思います。
子どもにとっては、頑張っているのになかなか結果につながってこない。と、あきらめモードにもなりがちな時期です。
いわゆる停滞期です。
こんな時ですから、モチベーションの側面を大切にした科目の優先順位を大切にした勉強を重視してほしいと思います。
大抵のお子さんの優先順位は算数が高いということになるのでしょうが、1スパイスを加えるとすると、算数の次は得意科目をもってくるとよいのかもしれません。
私は、中学受験の疲れとストレスは「社会」で癒していました。理由は唯一の得意科目だったからです。
できるという自信を持てる科目があると、原動力になります。
そして、何よりも「学校見学」でモチベーションを高めてほしいと思います。どのような回り方をして、何を聞けばよいかは追々執筆しますが、各学校さんもGW後に広報活動が本格化します。モチベーションが落ちたら、もう1度目標を見つめ直す。積極的にお子さんを連れて見に行きましょう。
ここから夏休みまではモチベーション維持が最大のカギです。
この視点で2か月余りを乗り切っていきましょう。
2週間体験のお申し込みを多く頂戴しまして、誠にありがとうございました。
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