算数の学習で意識してほしいポイント
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
GWが終わり、日頃のルーティーンが始まったころかと思います。
今一度、学習計画と目標設定を基軸に、次なるテストへと向かっていきましょう。
さて、本日は仕切り直しということもありますので、算数の学習で意識してほしいポイントについて、記していきたいと思います。
第一ステップ:計算問題は毎日解く(可能なら、バラエティ豊かに)
第二ステップ:原理・原則の理解を疎かにしない
第三ステップ:自分のレベルに合った問題を解く
第四ステップ:間違えた問題の解法説明をさせる
第五ステップ:その週の学習計画に、「間違えた問題」を直す専門日を設ける。
第六ステップ:その週の学習計画に、前週の単元の学習を盛り込む。
ここまで固めれば、文句なしです。
計算問題は、四則計算・□の計算・分配法則(計算の工夫)・単位変換の4点セットで。
原理・原則の理解は、例題・類題(予習ナビも含む)の勉強をとことん重視する。
理解が不足している場合、繰り返し視聴する。タカベルの家庭教師はこの例題・類題をとにかく重視しています。
自分のレベルに合った問題。偏差値50に満たない場合、トレーニングと基本問題を中心に回します。偏差値55を目指す場合は、練習問題の左ページまで解きます。偏差値60を目指す場合は、練習問題まですべて解きます。
もちろん、一足飛びに次のステップに向かうことはやめましょう。偏差値50の水準に達してから、練習問題の左という具合に負荷をかけていきます。
そして、これが重要。間違えた問題の解法説明。
当たり前ですが、1+1の計算ばかりをしていても学力は上がりません。
学力向上には間違えた問題へのアプローチが重要です。
算数において、重要なアプローチは「本当に理解しているかどうか」を確認すること。
そこで、解法説明を取り入れてください。しどろもどろの説明になる問題は真の理解が不足しています。
ここまでできればというのが、解法説明をさせた問題が自力で解けるかどうかを確認。
1週間の中でその週の間違えた問題を振り返る専門日を設け、自力で解けるかどうかを確認する。
ダメ押しで、前週の問題を小刻みにスケジュールに組み込む。(基本問題大問4つを1つずつ塾なし日4日に組み込む)
ここまでできれば、算数の学習は盤石と言えるでしょう。
中学受験で最も差を分けるのが算数であることは、昔も今も変わりません。一番時間を要する科目であるからこそ、戦略をもって、上記の留意点に気をつけながら、GW明けの学習を進めていきましょう。