5年生夏休みの過ごし方マニュアル
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルです。
本日は5年生夏休みの過ごし方マニュアルを箇条書き形式に記します。
中学受験で最終的成果を大きく分ける分岐点が5年生の秋。
誤解されがちなのですが、5年生の秋で差がつくのではなく、5年生の夏までにどう過ごしたかが5年生秋の理解度に大きく差が出るという意味です。
その視点でもこの夏休みは非常に大切。5年生の秋だと熱望校に対してもう遅いという例は数知れず。1日1日を大切に過ごしましょう。
【算数】
・計算問題(四則・□の計算・単位変換・分配法則の4単元)を中心に毎日5問。スピードよりも精度重視。(マストタスク)
・塾の宿題(マストタスク)
・割合の復習(優先順位1位)5年生夏はとにかく割合の復習。割合の理解ができていない場合、4年生の小数・分数や単位量の原理原則まで立ち返る。5年生の秋で本格的にやってくる「比」を割合ができていないと、まったくつかいこなせなくなります。
・旅人算の復習(優先順位2位)5年生から速さも比をつかって解くようになります。比云々は割合の理解が大切なのですが、速さと比では当然、旅人算の理解が必要不可欠なのでこちらも押さえておきましょう。
・平面図形の復習(優先順位3位)上期と下期では平面図形を全く違った解き方をするのですが、相似を見つけられるかなどの図形的センスも試されるのが後期。上期の図形の問題でここら辺はしっかりと復習しておきましょう。
・5年生上期実施テストの解きなおし(優先順位4位)計算問題を除外し、偏差値60を目指す場合は正答率30%以上を。
夏休みに比を習う塾もあるかと思いますが、おそらくすらすら解けます。「簡単」と報告をもらいます。
しかし、それは比の計算が解けているだけで、比の根本を理解していないケースが太宗。
ここは鵜呑みにせず、割合に不安を抱えているご家庭は割合をしっかりと手当しましょう。
【国語】
・漢字(マストタスク)
・文法・知識(マストタスク)
・語彙(マストタスク)
・塾の宿題(マストタスク)
~苦手なお子さんは~
・精読(優先順位1位)線引き・論説は小見出し付け・物語は全体要約
・要約副教材(優先順位2位)
5年生の上期は「解き方」ではありません。「読み方」です。読むうえでの下ごしらえとなる「線引き」「要約」「語彙」の3点セットで。5年の下期と上期の大きな違いは、文章の題材の抽象度(自然からAIなどの社会的情勢)や時代背景(主人公が小学生から中学生以上。差別・貧困・障害や戦時中などの中学受験生が経験してきていないテーマ)が変わってきて、フィーリングで解いているお子さんが国語で点がとれなくなるということ。そのためには上記3点セットがマストになります。
【理科】
・塾の宿題(マストタスク)
~余力があれば~
・「天体」の日周運動と年周運動の原理原則の理解。(丸暗記になっていないか)
・「てこ」の計算演習(後期から棒の重さが入ってくるのでつまづきやすいポイントです)
・「水溶液」「気体」の知識のインプット(計算がメインになる前に性質のインプットを整理しておきましょう)
【社会】
・塾の宿題(マストタスク)
~余力があれば~
・サピックスの「白地図トレーニング」で地形と都道府県を一致させることはやってもよいかもしれません。
後期に学ぶ歴史でも都道府県に関する情報は差がつくポイントです。
【全体観】
・算数5、国語3、理科1、社会1(成績にもよるが)
・後期は算数にとにかく時間がとられる。そして、夏までの学習がみについていないと、時間をかけても後期の点数はとれない。
・5年前期のフェーズはとにかく2科目重視。特に社会は歴史に入るので、地理の学習の優先順位は相対的に落ちる。
・連日頑張っているので、モチベーションを上げるではなく、下げないという視点が大切。
・あれもこれもと言われるだろうが、優先順位をつけ、用意したことの10割の消化ではなく、理解しながら丁寧に7割できればいいという腹づもりで。
・酷暑なので、体調がおかしそうだったら、思い切って休ませる。
・塾あり日は宿題と朝学習のみ。塾なし日に弱点補強等を。OP講座の参加は慎重に判断。
