比を制する者は中学受験を制する
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルです。
5年生は本格的に「比」の学習が始まってきたところかと思います。
比を制する者は中学受験を制すという格言があるくらい、重要かつ算数の最難関ハードルです。
それまでは図形や速さが得意だったお子さんもこの領域から一気に苦手になってきます。
そもそも、比の前に「割合」や「小数・分数」や「単位量」の単元が分かっていないと、比の根本理解は始まりません。
比の苦手なお子さんは〇と△の区別がついていないことが多いです。
なぜ、〇と△で比を区別しなければならないのか。
それは、比べている対象が違うことに気が付けていないからです。
5年男子と6年男子の比は3:2→〇とおく
5年女子と6年女子の比は5:4→△とおく
比の苦手お子さんはこれを区別するという概念がなく、ひとくくりにして考えてしまいます。
当然、男子の総人数と女子の総人数は異なるわけですから、〇と△で区別が必要になります。
なにをもとにしているのか?という学習は4年で学習した「単位量」や「割合」が学習の原点になります。
そして、「単位量」や「割合」の究極的原点の単元は「小数」や「分数」になります。
このように算数はあらゆる単元の学習が入り組むので、その場の問題が解けるようになるだけではだめなのです。
応用が利かなくなります。
それは、根本的理解が不足していることが原因。
ただし、カリキュラムはどんどん進んでいってしまうと思うので、リカバリーのポイントは冬休みや入試休み。
ここで、「小数・分数」→「単位量」→「割合」→「旅人算」→「比」という順番に学習をもう1度進めていくこと。
そして、次なるステップは「この問題は比を使うのでは?」と常に「比」を疑うという姿勢。
一番わかりやすいのが速さ。
比例式ではなく、計算だけで解こうと思うと、「速さ」「距離」「時間」のうち、2つが分からなければ、計算では解けません。
ああ、じゃあこの問題は比だな?とすぐに脳内でチェンジできるかが重要です。
比を使いこなせていないと、間違いなくフリーズします。
ちなみに、比を使いこなせれば、理科の表とグラフの問題でも解ける問題の幅が圧倒的に広がります。
この冬の重点補強ポイントは間違いなく「比」
比を制するものは中学受験を制す。
急がば回れで、算数低迷中のお子さんは4年単元からに立ち返る勇気をもちましょう。
