中学受験コンサルティング タカベル

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組み分けや模試になるとできなくなる要因②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

範囲の広い組み分けや範囲が無制限の模試になるとできなくなる要因を3つほど記しました。

 

①理解系科目で、量をやらせすぎ。

②暗記系科目で、穴埋めや記号に留まっている。

③読解を行っていない。

 

これらを挙げました。中堅校レベルであれば、上記のような勉強法でも対応ができます。

ところが、難関校以上となるとこうした勉強法では太刀打ちができなくなります。

すると、大手塾の模試は難関校向けに作られているので、成績につながらない。

こういう構図になっているわけです。

 

さて、本日はこれらの原因の後編として、残り3つを紹介していきたいと思います。

 

④ テスト直しを行っていない

 

テストとはクラスに一喜一憂するためのものではなく、次なるPDCAを策定するための指標です。

「〇クラスに上がった」「○○君より下だった」などで終わってはいけません。

テストは直しをするまでがテストです。(家に帰るまでが遠足みたいになりましたが…)

そこで、解きなおしノートを必ず1冊作りましょう。これが6年になったときの、自分なりのオリジナル教材になっています。

 

ところで、この解き直しを行う問題の選別ですが…まずは、正答率50パーセント以上で間違えている問題は必ず解き直しを行います。正答率が50パーセント以上ということは、「絶対に落としてはいけない問題」「合否を分ける問題」がほとんどです。

 

特に、70%以上の問題は「絶対に落としてはいけない問題」に該当します。ここで落としている問題は確実に基礎が抜けていますので、その単元全体の基本問題の復習を行いましょう。

 

次に、50~70%以上の問題は「合否を左右する問題」に該当します。これを軽微のミスで落としているのか、全く歯が立たなかったのかで大きく変わってきます。軽微のミスで失点している場合は、日ごろの計算トレーニングや漢字を丁寧な字で行うことを意識づけさせることが重要です。

全く歯が立たなかった場合は、日ごろの学習計画や勉強法を見直す必要があります。半分以上の子ができている問題に歯が立たないということは基礎はできているのだが、もう1段階上のレベルがカリキュラムに組まれていないか、考える癖が身についていないかのどちらかです。

 

偏差値50ある子は、正答率40%台の問題も解けるとよいですね。これらは「差をつけられる問題かつ、少し考えればできる問題」です。

ここからもう1段階上に行くためには、経験値が重要であると述べました。テストはその経験が積める絶好の場。差をつけられる良問にどんどんとチャレンジしましょう。

 

⑤ 基礎を疎かにしている

 

これは理解度が高く、マンスリーや月例偏差値がかなり高い子に見られる傾向です。こうした子は毎週のタスクは理解度高く、こなすことができます。なので、マンスリーや月例では爆発的に結果を残すことがあります。しかし、模試では取れなくなる。これ、日々の一行問題のトレーニングや計算を疎かにしている傾向があります。マンスリーで出る問題は1回見たことがあるために、練習問題レベル以上でも素早くとけます。しかし、模試は初見の問題。理解度の高い子はこうした模試での一ひねりある問題も解いてきます。しかし、初見のためとにかく時間がかかります。

普段の基礎を疎かにしていると、問題処理スピードが遅く、最初の方の問題で時間を費やしてしまします。そして、ミスも多い。周りがとけない問題がとける可能性もあるのですが、周りが絶対に解いてくる問題で落とす傾向があるのもこうした子の特徴。課題は明白ですね。

 

⑥ テストの戦術が不足している

 

最後にテストの戦術不足。要はテスト慣れです。範囲が決まったテストではとくにこうした戦術は不要です。時間も十分に足りるし、見たことのある問題がほとんど。記憶も新しいので、素直に1から解いても十分に対応できます。しかし、模試はほとんどが初見かずいぶん前に見た問題。

問題の取捨選択やどこから解くか、問題番号のチェックなど、入試本番では確実に身につけておかなければならない「テスト戦術」が必要になります。我々はコンサルティングや家庭教師を通じ、5年生から意識的にテスト戦術は重視して教えています。

 

以上、6点が模試で結果にならない原因となります。これを反面教師に日々の学習計画を進めていっていただければと思います。

 

2021年05月03日 14:33