中学受験コンサルティング タカベル

家庭教師 × コンサルティング 学習指導と効果的家庭学習で成績アップ!!

成績低迷からの脱却を図る3つのポイント

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

我が家ではクリスマスパーティーを夜にひかえておりますが、午前中は妻も駆り出して、書籍の発送手続きを進めておりました。

お陰様で多くのご家庭からのお申し込みがあり、一人では手が回らない状況でした。

 

幸いなことに、少しお値の張るクリスマスケーキを注文しておりましたので、夫婦関係に亀裂が入らずに済みそうです(笑)

 

さて、入試が本格的に近づいてきたということは、裏を返すと学年が一つずつあがることを意味します。

 

やや不本意な結果で進級を迎えそうなご家庭、今よりも1段階上のレベル感に向上したいご家庭は、新学年になることを機に下記のチェックポイントを参考に日ごろの見直しを図ってみてはいかがでしょうか。

 

①学習計画の見直し

 

量をこなせば成績が上がるという言葉はもはや死語となりつつあります。

もちろん、一部の科目や単元ではそれが当てはまりますが、様々な角度・視点から出題されるのが中学受験です。

中学校の定期テストのような決められた範囲の中から数違いの問題が出題されるわけではありません。

 

つまり、日ごろの家庭学習の「質」がものを言います。現在、成績不振にお悩みのご家庭は少し「量」に偏っているのかもしれません。

 

・宿題の多い某大手塾で成績を上げたい場合は、量を絞って、本当に必要なことへの質を高める必要があります。

理社に2冊も演習用テキストは必要ありません。

 

・予習スタイル中心の某大手塾で成績を上げたい場合は、予習と復習の力配分を考えなければなりません。

復習の量のウエイトを重くしなければ、定着が図れてきません。

 

・進度はゆったりだが、拘束時間の長い某大手塾で成績を上げたい場合は、授業を間引くことも視野に入れなければなりません。集団授業の時間内で60を理解できる子は構いませんが、そうでないことの方がほとんどかと思います。

それを考えると、時間の使い方がカギを握りそうです。

 

・進度が早く、家庭学習のウエイトが重い某大手塾で成績を上げたい場合は、過去の単元を補強する時間も家庭学習の中に盛り込んでいく必要があります。進度が早い分、ふるい落とされてしまいます。幸いなことに、毎日行う教材の質がこの塾は高いので、そこで理解の濃い・薄いが判別できますね。

 

このように、今通っている塾の環境を踏まえた学習計画の見直しを行いましょう。

もう2月からは通塾日が増えます。成績不振の原因は家庭学習の質です。スタートダッシュを切りましょう。

 

②モチベーションの向上

 

よい学習環境とよい学習計画があっても、それを行う本人のモチベーションが低ければ、やっても無駄になります。

やや残酷なことを記しますが、モチベーションの高い子は個別や家庭教師で成績が伸びます。

ところが、モチベーションの低い子はこれを高められる講師の指導を受けない限り、成績は伸びていきません。

なぜなら、「やらされている」「通わされている」意識で勉強を行っているからです。

 

親子のコミュニケーションがとれる冬休み。先日の「学習モチベーションを上げる5要素」がご参考になりましたら、幸いです。

 

③各科目の勉強法の見直し

 

学習計画の作成もおこないました、モチベーション維持にも努めました。ここまでできたら、各科目の勉強法を抜本的に見直します。

 

・算数は解いて終わりになっていませんか。一番重要なのはその後です。

直し、解法説明までがタスクです。「理解させ、本当に理解ができたかを確認する」

算数はここまでが重要です。

 

・国語は宿題を行うだけにはなっていませんか。5年生までで重要なことは「解ける」ではなく、「読める」です。

音読、正しい線の引き方、小見出し付け、要約。ここまでが「読む」作業です。

断言します、これがしっかりできているお子さんは6年生になったときにテクニックを身につければ「解ける」ようになります。

さらに、これを「時間内」に解けることが入試では求められるので、毎日の音読が物を言ってきます。

 

成績不振の原因は①~③のいずれか、もしくは複数該当することがほとんどです。

今いる塾の環境が悪いのではないかと考える前にやるべきことはたくさんあります。(本人が塾を変えたがっている場合は別ですが…)

 

2022年も残り1週間。2023年が実りのある年になるように、残り1週間と新学年になる前の1月で上記3点に着手しましょう。

 

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2022年12月24日 14:55