中学受験コンサルティング タカベル

家庭教師 × コンサルティング 学習指導と効果的家庭学習で成績アップ!!

言語学習のポイントは

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
 
最近のマイブームはラーメン屋巡り。味も勿論なのですが、雰囲気を観察するようにしています。よいラーメン屋は味に限らず、社員・アルバイト教育も行き届いています。店主がいなくても、元気のいい接客・きめ細かいサービスが行われています。一方、店主がいないときはサービスが悪くなるラーメン屋も数多くあります。これこそが「教育」と「人柄」なんだなとしみじみ感じています。店主がいい人柄だと、社員やアルバイトは「いいお店」にしようと一生懸命働きます。親身に教育してくれたら、「この人のために頑張ろう」となります。やはり、教育は人が行うもの。AIにはとってかわることのできない分野であることをつくづく感じます。
 
さて、今回は中学受験における言語学習のポイントについて記したいと思います。前回、国語の力を上げるためには漢字や言葉などの語彙力を強化することが必要であると記しました。言葉学習において必要なポイントは映像化です。
 
四字熟語や慣用句を覚えることは苦痛です。「一石二鳥」や「百聞は一見にしかず」など、数字が入り混じるものも数多く存在します。こうしたときに有効な手立てが映像化です。
 
例えば、男の子は学校で習っていないにもかかわらず、勝手に戦国武将や歴史に関する知識を蓄えています。これはどこで興味を持ち、覚えてくるのでしょうか。それはずばり、学習漫画です。映像の中から興味を持ち、大人以上の知識を身につけるのです。これを応用すると、言語学習でも映像化が有効であると考えます。前述の「一石二鳥」をGoogle画像で検索すると、一つの石を投げた少年が二匹の鳥を追い払っているイラストがヒットします。
 
子どもに学習を促すとき、知識のインプットだけでは頭に入りませんし、モチベーションは低下するばかりです。しかし、ここでも「子ども目線」に立ってイメージしやすい次元にまで落とし込んで指導することが重要なのです。
 
大人は年齢を重ねているため、自分自身の小学校時代の記憶は薄いです。なので、記憶の新しい大学受験の時に行った勉強法で指導しがちです。まさか、大学受験の勉強でいちいち画像検索などは行っていなかったでしょう。私であれば、赤シートで隠しながら、参考書で勉強していました。しかし、小学生に同じ勉強法を要求しても短期記憶にしかつながりません。ましてや、勉強が苦手な子であればなおさらです。子ども目線にへりくだることが重要です。
 
知識のインプットをさせたければ、映像化。これに尽きます!
 
2021年03月20日 14:00