中学受験コンサルティング タカベル

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大手塾でやっておきたいサポート④

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
さて、大手塾を攻略するためには、
①タスクの優先順位付け
②全科目少しづつ、毎日のスケジューリング
③家庭内テスト(知識科目)で確認
 
と、述べてきました。
 
今回は、理解力を要する算数と物理・化学の確認方法を記しておきたいと思います。
 
さて、こんなことがよく発生しないでしょうか?
 
「あれだけ、家でやったのに…」
「なぜ、本番で間違えてくるの…」
 
元来であれば、このようなことは発生しません。計算ミスは例外ですが…
 
計算ミス以外で間違えている場合、それは理解していないことに他なりません。
 
個別だろうが、家庭教師だろうが、親塾だろうが、子どもが100%理解できていれば、同じ問題が出て間違えることは絶対にありえないのです。
 
「本番で緊張してしまい…」
 
こういう子はなおさら、100%の自信をもって、テストに送り出してあげなければならないのです。
 
理解力を要する算数や物化でこうした現象が発生するのは、算数と物化を「暗記」として捉えているためです。
 
暗記と捉えていると、本番の緊張感で頭が真っ白になってしまい、解法が出てこなかったということが起こりえます。
 
これを防ぐためにも、こうした科目は暗記になってはならないのです。
 
では、どうして暗記になってしまうのでしょうか?これは、ある作業が不足しているために発生する問題なのです。
 
算数や物化は個別や家庭教師でフォローを行うことが、他の科目よりも多い傾向にあります。単純に覚えるという作業ではないからです。
 
でも、個別や家庭教師でフォローしてもらっても、伸びない子は伸びません。
 
なぜか。
 
教えてもらって満足しているからです。よほど腕の悪い指導者でない限り、1対1や1対2の少人数で授業を行えば、子どもを理解させることはできます。 「その場では」
 
そう、その場では理解できたという状態になるため、親御さんには「分かった」「できたよ」と報告をします。その報告で、親御さんは安心をします。
 
問題はここなんです!!
 
安心してはいけません。ここでも確認の作業が必須となります。
 
本当に理解できているかどうか、「解法を説明させる」作業を盛り込んでください。
 
100%理解できていれば、間違いなく説明をすることができます。しかし、理解できていない問題は説明に窮してしまいます。
 
算数や物化は〇の数ではなく、この解法説明こそが理解度をはかるポイントなのです。
 
腕の良い指導者であれば、発問の中で理解できているかどうかをはかってくれます。ところが、併設個別だと大学生が担当しているケースも多いです。情熱はあるのでしょうが、指導技術はまちまちです。
 
通わせて満足、教えてもらって満足の状態から脱却することが、大手塾攻略のポイントの一つと言えます。
 
なお、書籍の無料お申し込みをまもなく締め切りとさせて頂きす。多数のお申し込み、ありがとうございました。
2021年04月18日 09:00