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子どもの前でのNGワード①

おはようございます。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
緊急事態宣言が発出されそうですね…
本意ではありませんが、変異株は子どもに移るとのことなので、本格的にオンライン家庭教師の導入も検討している今日この頃です。
 
さて、反抗期ネタを記してきたので、これに関連して子どもの前で言ってはいけないNGワードについて、本日は記したいと思います。
 
「えっ、こんなことも?」というのも含まれていますので、ぜひともご確認ください。
 
① 「苦手なんだから」「苦手なんですよね…」
 
これ、一番言ってしまいがちなNGワードです。子どもがいる前で苦手と言ってしまうと、当然ながら子どもは苦手意識を持ちます。
 
苦手意識を持った状態でテストに臨むとこういうケースへと発展してしまいます。
 
・苦手意識を持った子
「うわっ、図形だ…。解くのやめよう。」
 
・本当は苦手なのだが、苦手意識がない子
「先生が(1)は考えるように言ってたから、考えてみよう」
 
苦手意識を持つと、もう戦意消失状態です。少し考えれば、(1)は解ける問題ばかりです。(入試問題も)
 
これをあきらめてしまうのか、考えてみようとするのかは点数にもろに直結します。
 
ですから、子どもがいる前で苦手という言葉を発しないように心がけましょう。
 
わたしは、子どもがいる前の家庭教師終了報告は、いいところだけを述べて、手短に済ませるようにしています。
 
その代わり、子どもの目に入らないメールやLINEで改善点や、保護者からの苦手相談を受けるようにしています。これは、子どもに苦手意識を感じさせないための取り組み。少しの配慮が重要なのです。
 
② 「全然足りていないんですが、○○中学が第一志望です」
 
もちろん、志望校の確認をすることもあります。6年生で初対面であれば、なおさら確認が必要です。
その際に、意外と多いのが、上記のフレーズ。余計な一言がくっついています。
 
「全然足りていないんですが」「はるかかなたですが」
 
親御さんの謙遜であることは、重々理解できます。しかし、これを聞いた子どものモチベーションは間違いなく下がっています。
 
これを額面通り受け取れば、全然足りていない、はるかかなた先が目標ということです。以前の記事でもご紹介したように、目標はその子が少し頑張れば、達成できそうなものに設定することが重要であると述べました。なぜか、モチベーションに大きく影響するからです。
 
2kg痩せるために断食をするのと、15kg痩せるために断食をするのではどちらがモチベーション高く、断食ができるでしょうか。
 
15kgって、はてしなく長い道のりですよね。いつまでかかるかもわからないし、途中で頓挫してしまうでしょう。
 
でも、2kgと言われると達成できそうな気がします。だから、頑張ってみようとなります。
 
子どもも同じ。1つ上のクラスを目指す、丁寧に書く… 少し頑張れば達成できそうな目標を設定するのです。
 
だから、全然足りていないという言葉を発している時点で、子どもは相当ハードルの高いことをやろうとしていると認識してしまいます。
これが、やる気へと大きく影響を及ぼすことになるのです。
 
少しのきっかけで、上にも下にもいく子どものモチベーション。下げないような配慮を行いましょう。
2021年04月22日 09:00

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