個別指導や家庭教師の賢い使い方・選び方①
んにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
昨日から本日にかけて、多くのお問い合わせありがとうございました。
オンライン家庭教師プランは、本日までに無料面談のお申込みを頂いたお客様をもって一旦入会待ちを検討しています。
立ち上げ当初ということで、システムの慣れも含めて質の高いサービスとしたいため、ご理解賜れば幸いです。
さて、本日はこれに関連して賢い家庭教師と個別指導の使い方について、記したいと思います。
いくつか論点がありますので、カテゴリーに分けて説明したいと思います。
①「どこの会社がいいの?」
本当にこの質問、多く頂きます。おそらく多くのご家庭が塾ナビなどの口コミサイトを見て、最終決定するのだと思います。
私は、この質問に対しては全員に対して同じ回答をしています。
「どこがいいかどうかは一概には言えません。」
なぜなら、個別や家庭教師は1対1か多くても1対2。たとえ、その会社の評判が良くても、その子と合わなければ全く通わせる意味をなしません。
例えば、塾ナビで評価4.5の会社があったとします。しかし、通わせたものの子どもが浮かない顔。
「どうしたの?」と尋ねると、「分かりづらい…」「先生が好きじゃない…」
これ、本当によくあるケースなのです。「どうしたの?」と尋ねて、答えてくれればまだいいです。
高学年になると、自分のことは話さなくなります。「どうしたの?」「別に…」というやり取りを繰り返しているうちに時間だけが過ぎてしまいます。
子どもは、特定の塾から教わりたいわけではありません。特定の自分に合う先生から教わりたいのです。
親御さん目線に立てば、プロから教わりたい。大手なら安心…こうした目線で選択すると思います。当然です。
ところが、子どもは若い元気のある先生から教わりたい。年が近い先生で、時には悩みも相談できる先生から教わりたい…実はこうした願いや想いであることが多いのです。
つまり、親御さんが個別に求めるニーズと子どもが求めるニーズには大きな乖離がある。
しかし、私の経験上、子どもが好きな先生、いいと言っている先生から教わらなければ、結果は出ません。
どんなに教務力が高くても、子ども目線に立てない指導者は子どもからの支持は集まりません。
子どものレベルに応じた目線や人間性をもって、指導できる先生でないとうまくいかないことが多いのです。
子どもから「分かりやすかった」「楽しかった」という言葉がきければ、まず安心ですね。
こうした視点で見ると、個別や家庭教師においては評判や規模はあまり意味をなさないことがお分かりいただけたかと思います。
要は「運」と「縁」です。
そこで、以下のような対応をしてくれる会社がお勧めです。
1、体験の機会を設けている
2、先生の入れ替えが可能
3、2で見つかったいい先生から習い続けることが可能
この3点の基準で個別や家庭教師を検討されることをおすすめします。
大手であれば、いい先生と出会える確率は高まる。ところが、出会えない場合も多々ある。
そこで塾をコロコロ変えるのは時間とお金の無駄。
であるからこそ、上の3つの基準が選択には重要な要素となるわけです。
次回は、賢い使い方について記したいと思います。