塾の評判サイトについて
こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
世界はGoogleの一人勝ちの時代。ひと昔では考えられなかったほど、情報が簡単に手に入る世の中になっています。
ところが、どの情報が正して、どの情報が間違っているかは受け手が冷静に見極めなければなりません。
それは、中学受験界でも同様のことが言えるかと思います。
その最たる例が、塾の評判サイト。ここの評判を見て、意思決定を下すスタンスを批判するわけではありませんが、あまりお勧めできない選び方です。
なぜなら、家電やレストランと異なり、他の人がいい塾と言っているから、その子にとってもいい塾であるとは限らないから。
家電やレストランでさえも、その人の味覚や嗜好によって、良し悪しは異なります。教育であれば、なおさら。
そして、教育の難しいところは、習うのは子ども、お金を出すのは親御さんという構図になっていることです。
親御さんにとって、評価の高い塾がいいと思っても、子どもにとってはそうでない場合が多々あるのです。
したがって、塾の評判サイトを見るときのポイントは、以下の視点で見ることがお勧めです。
①指導形態
これは、よく確認しておいた方がよいと思います。完全1対1なのか、はたまた1対2なのか。(1対2をうたっているにもかかわらず、1対3だったなどのケースもよくあります)
特に個別指導においては、1対1と1対2では学習効果が大きく変わっていきます。単純に教われる時間が、1対2だと半分になりますからね。
②講師交代の融通性
繰り返しますが、教わるのはお子さんです。その子どもとの相性がすべてを握ると言っても過言ではありません。であるからこそ、塾自体の評判はあまりあてにならないのです。どの塾から教わるかではなく、誰から教わるかが重要なポイントです。
③教材
こちらも注意が必要です。入塾してみたら、高額な教材を購入させられたなんていうケースも散見されます。教材はあくまでも、通っている塾のものを扱ってフォローを行ってくれる塾が、個別では重要と言えるでしょう。
評判サイトで気にすべきポイントは、上記のような塾のシステム面をみるという視点が重要と言えるでしょう。教え方や講師の評判はあまり当てになりません。どの先生が良いかは人それぞれですし、その先生から指導してもらえるという保証はどこにもありません。(さすがに、ここの評判が悪すぎるのは避けた方がいいとは思いますが…)
コロコロと塾を変えることは子どもにとっても、精神的なストレスになります。転勤や引っ越しは少なからず、ストレスとなりますよね。それと同様です。
したがって、慎重に慎重を期し、塾選びを行うように心がけましょう。
※既存のお客様を含め、夏休みの学習計画の策定依頼を多く頂いています。したがって、6月30日までの無料面談お申込みをもって、7月・8月のオススメプランのお申込みを停止したいと思います。一人でこのプランを請け負っている関係で、サービス品質向上のため、ご理解賜れますと幸いです。