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学年ごとの学習習慣

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今回は学年ごとの学習習慣について、言及したいと思います。

 

といいますのも、担当させていただいている5年生のご家庭に手放し学習を提案したところ、1か月で偏差値が7アップしたという事例が舞い込んできたからです。(親御さんにはブログでの公表に同意を得ています)

 

このご家庭は本人のモチベーション低下や、それに伴う親子喧嘩が後を絶たず、4年生の秋ごろからオススメプランにてお申込みを頂いていました。

 

この間、親御さんに対してはモチベーションをアップさせる術やスケジューリングを提案し、5年生2月より、大手塾から大手塾へと転塾をしました。

 

転塾を行ってからというものの、もともと力のあったお子さんでしたので、入塾してから早い段階で上位クラスに浮上することができました。

 

当然、この間もモチベーションの波は激しく、授業(5年生から家庭教師のお申込み)の中でも時折、中学受験の意義や中学校で待っている明るい未来を展望させながら、モチベーションが高まる方策を繰り出し続けてまいりました。

 

そして、5年生前期の総まとめ、志望校判定テストで偏差値60をマーク。

 

順風満帆な中学受験後半戦を迎えられると思った矢先、9月から学習の抽象度が増し、モチベーションは再度低下。

親御さんも手が付けられないほど、やる気を失っていたようでした。

 

親御さんが学習にコミットしたものの、偏差値は53前半に下降。

 

そんな最中に、モチベーションアップに関するご相談をいただきました。

 

そこでご提案させていただいたのが、「1か月、親御さんは一切口出しをせず、本人のやりたい計画で学習を行わせましょう。その代わり、次回の組み分け偏差値がさらに低下した場合は、口出しを受け入れることを条件にしてください。」と申し上げました。

 

やらされ勉強感が随所に現れていたため、これを払拭しなければ次回の組み分けだけではなく、学習嫌いが進み、今後の中学受験にも大きく影響を及ぼすと感じたため、学習の自由度を上げる選択をしました。

 

しかし、ある意味ビジネスなどの交渉事と同じく、要求を一方的に飲むわけにはいきません。自制心が高い子は勉強できますが、多くのお子さんは条件を出さなければ、学習から逃げてしまいます。そこで、結果という要素を条件として加えました。

 

もちろん、この間にも親御さんは言いたいのだけど、言えないストレスと戦っていました。しかし、1か月間介入をしないことを守っていただき、偏差値を59台まで戻すことに成功しました。

 

この事例や他のご家庭での実践を通して、私なりの理想的な学習環境モデルを記したいと思います。(新4年2月入塾をモデル)

 

1、4年生

 

4年生は入塾したてで、多くの子どもは学習習慣が定着できていない時期です。この時期はスケジュール立てや学習の面倒は親御さんがコミットして、行うとよいように感じます。ある意味、二人三脚で歩んでいくイメージです。まだまだ素直で塾に慣れていないこの時期は、親御さんが主導で進めると効果的に感じます。しかし、主導で進めるのですが、勉強嫌いにならないことには十分留意が必要です。

シールなどを活用し、学習は楽しい。また、ほめられることでの成功体験を多く積ませることで、勉強に対する自己肯定感を高めることに主眼を当てましょう。

 

2、5年生前半

 

5年生前半は、徐々に手を離していくことを意識します。自我が芽生え、自立や反抗が生まれてくる5年後期を見据えて、あらかじめ手を打っておきます。最初の段階では、1日のタスクだけを示しておき、1日のいつやるかは本人に選択させる。

第二段階では、1週間のタスクを示しておき、1週間のうちのいつやるかは本人に選択させる。

この作業を5年生前半のうちに定着できておくと、後が楽です。

学習に対するかかわり方は、4年生の時とは異なり、「困ったら、声をかけて。みるから。」等の声掛けがよろしいかと思います。

家庭内テストやチェックを通して、確認をする側に回れるとよいかと思います。この確認作業は絶対に怠ってはいけません。

 

3、5年生後半

 

発達段階にもよりますが、5年生後半は手離せると最高です。

次回の組み分けテストに向けた目標を話し合い、その1か月のスケジュールを提出させる。

学習面に対するかかわり方は5年生前半と同様、困ってたら助けるスタンスでよいかと思います。

5年生前半の時よりも、スパンを長くとり、確固たる目標を設定し、手離しで毎日を進める。これがよろしいかと思います。

目標が未達、もしくは下がったら介入を受け入れるなどの約束事は設けておきましょう。

 

4、6年生

 

5年生のうちに自立的学習習慣が身についていれば、6年生は周りの雰囲気も伴い、かなり楽に進められます。

親御さんは目に見えないプレッシャーと戦う受験生に対してのモチベーターでありましょう。

また、この時期はインプットが終了しているため、その子にあった副教材のチョイスや、宿題や塾のカリキュラムを崩す勇気も必要になります。

特別講習の提案等もありますが、ここの目利きや今一番必要なことを選び抜く、確固たる信念が必要になります。

学習面に対する関わりというより、俯瞰してみる役割が重要であると考えます。

 

ここだけでは語り切れないほど、中学受験の親御さんのかかわり方は奥が深いです。

しかし、中学受験は自立的・自律的学習習慣を身に着けさせることに大きな意義があると考えます。

 

この視点にたてば、オススメプランのサービス内容を見直すべきかと思う、今日この頃です。

 

 

2021年11月16日 13:26

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