2022年組指導終了
こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
創業開始期以来の忙しい1週間でした。
というのも、毎日のように6年生の家庭教師が入っており、コロナにも気を付けながらの1週間でしたので、大変気を揉みました。
あとは、結果発表を残すのみであります。
受験生を指導していて感じる点は、やはり過去問の重要性。
よく意見が分かれるところではありますが、1度行った問題は2度と出題されないから、過去問学習にあまり意味がないという意見。
勿論目指す志望校によってさまざまな見方がありますが、私は過去問こそ積極的に取り組むべき。こう考えます。
どんな世界でもそうですが、練習でできないことは本番でできるようにはなりません。
過去問学習とは、その学校の求める人物像に少しでも近づく努力をすること。こう考えます。
スピード、高得点勝負の学校は時間配分に意識したトレーニング。
思考力、表現力重視の学校は書き方の型を身に着けるトレーニング。
その学校の頻出分野を見つけ、その単元の弱点を副教材などで補強していくトレーニング。
この学校はこの大問を重点的に見直しをする等、テスト戦術のトレーニングなどなど…
過去問は上記のような能力を身につける上では、恰好な教材となります。
2月第2週にはいりましたら、合格実績をアップしたいと思いますが、今年度は特に過去問を精度高く取り組んだ(もしくは取り組んでもらった)結果、1月校は続々と難関校の合格へとつながりました。それも、受験直前の模試ではその学校の偏差値に足りていなかった子がほとんどです。
つくづく、6年9月~の過ごし方が逆転を呼ぶのだなと感じた今日この頃です。2023年以降組の皆様も、今の成績が志望校に足りていないからと、決してあきらめることはありません。過去問を精度高く取り組めば、逆転を起こせます。
受験の終わりのような書き方となりましたが、受験はまだ終わっていません。残り2日あります。できる最善の策を講じ、万全の状態で本番に臨めるようにしていきましょう。
タカベルご利用者様に1つでも多くの桜が咲くこと、全国の2022年組の皆様が納得のいく形で受験を締めくくれます事を心より祈念しております。
さて、今年も駅まで受験生の応援に行きますが、私たちは受験直前のお子さんにはこうした言葉がけをします。
「焦ることはない。不安になることもない。誰よりも今まで頑張ってきたのだから、その自信とお世話になった人への感謝の気持ちを答案用紙に思う存分ぶつけてきなさい」と。こうした言葉がけを毎回行います。
当日は勉強はそこそこに、ポジティブな言葉がけをかけてあげ、親御さんもお子さんに感謝の気持ちをつたえるとよいかもしれませんね。
「ここまでがんばってくれて、ありがとう。」と。
心より応援しております。