結果ではなく、プロセスや想いを振り返る
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
よく「過去を振り返ってもしょうがない。とにかく前を向こう。」という言葉が飛び交いますし、私も以前はそうした考えを持っていました。
ところが、最近「振り返る」ことの重要性を痛感するようになりました。
先日、ありがたいことに今春卒業生2組の親子と会食をさせていただく機会を頂戴しました。
当然、この先大学受験を行う可能性があります。
そのお話になったときに、「もう少し早くエンジンがかかっていれば」とか「もう少し自走させてもよかったかな」等、中学受験においての反省の弁を述べられておりました。
私から見れば、「いやいやいや。十分頑張りましたよ」と思うご家庭だったのですが、ご本人たちなりに「もっとこうできた」「ああできた」ということがあるみたいです。そして、早速英語の学習に着手するとのことでした。
過去を真摯に見つめなおし、未来につなげていく。重要なことであるなぁと私自身も大変勉強しながら、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
そして、昨日。
とある教育系メディアさんの取材インタビューを受けているときに、企業理念についてのご質問がありました。
忙しい毎日をすごしていると、目先のことでいっぱいいっぱいとなり、大切なことを見失いがちです。
そんな私に、昨日のインタビューは創業来の理念を振り返る大変良い機会となりました。(この立場になると、なかなか研修を受ける機会もないので…)
この振り返りの機会を頂いたことで、本日からの仕事もまた新たな視点で進められそうです。
「量を減らし、質を高めることで成績向上につなげていくこと」
「子どもの心を第一に考え、モチベーションを高め、1組でも多くのご家庭を適切に導いていくこと」
「中学受験の経験をお子様の生涯学習の礎にすること」
この3つに常に立ち返り、効果的な提案を繰り出していこうと、気持ちを新たにすることができました。
そして、この話は来るテストでも同様のことが言えるのではないかと思いました。
結果を受けて一喜一憂するだけでは、過去を振り返る作業もないので、未来に進んでいくこともできません。
大切なことはテストという結果を受けて、1か月の生活のどこがうまくいって、どこがうまくいかなかったのか。
そして、次の1か月で何を行っていけばよいのか。
テストが終わりましたら、お子さんと交えて振り返りを行うとよいかもしれませんね。
「鉄は熱いうちに打て」
直しとともに振り返り。これが明るい未来への扉をこじ開ける第一歩かもしれません。
※上記インタビュー記事の公開は4月21日(金)とのことです。
※コーチングプランは残り定員に相当な限りがございます。コンサルティングプランからの切り替え検討の方を優先的に対応させていただいています。ご了承ください。