テスト前は戦い方の確認を
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
今年度のスーパー家庭教師・コーチングプランについては満席をいただきました。
多くのお申込みを頂戴しまして、ありがとうございました。
優秀な指導者とは「教え方がうまい」指導者ではなく、「教え方が子ども目線かつモチベーションを高められる」指導者であると位置づけています。
来年度2月~の両プランについてのお申込み受付も開始しております。
既存の5年生以下のご家庭からも継続の意思表示が出ておりますため、コマに限りがございます。
詳しくはHPのお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
さて、おとといは全統小。今週はマンスリー・組み分けが開催と、最近の小学生は大変忙しくしているなとしみじみ感じます。
私が受け持っているコーチングプランではテスト前に必ず戦い方を確認いたします。
下記にその一端をお示しいたしますので、明日のマンスリーや今週末の組み分けのご参考の一助になれば、幸いです。
(1)算数はどこまでとくか。
(2)(1)で算数のあまった時間は見直しではなく、解きなおし。
(3)算数の計算スペースなどの余白の使いかた。
(4)国語の解く順番。
(5)国語の大問ごとの時間配分。
(6)選択問題優先?抜き出し優先?記述優先?
(7)漢字は過去一番美しい字で
(8)記述は箇条書きにしてから回答
(9)理科のグラフでは聞かれているところに〇をつける。
(10)理科は得意分野の順番に解く
(11)社会は「適当なもの」「適当でないもの」聞かれていることに線引き
(12)社会のグラフの読み取り問題は後回し
などなど…
テストというのは2つの見方ができます。
人よりも多くの問題に着手し、得点を高めるか。
人よりもミスを減らし、得点を高めるか。
このいずれかでしか、得点を高めることはできません。
前者の場合、概ね家庭学習の演習量で差をつけることができます。多くの問題に触れているお子さんの方が有利となります。
ところが、後者の場合、家庭学習で演習量を積んでもなかなか改善されません。それはテストで求められる能力が量によっては改善されないからです。
しかしながら、組み分けや入試は満点をとりに行く戦いではありません。落としてよい問題を捨て、落としてはいけない問題を確実にとることができれば、得点化できます。
そうなると重要なことは、家庭学習の質を高めることとテスト練習をすることと本番で意識しなければならないことをおさえることの3点に収れんされます。
早稲アカ生や四谷生は残り5日間、本番の意識ポイントの整理と実戦形式の練習を積み、本番に備えていきましょう。
今回は前回とは異なり、準備期間が少ない中での戦いとなります。まだ間に合います。