2023年後半戦の心構え
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
早いもので2023年も後半戦に突入しました。
つい先日に年末のご挨拶を記したかのような、私たちタカベルにとってもあっという間の前半戦でした。
2023年前半は私たちにとって5つの大きなトピックがございました。
①2023年生の入試
②家庭教師部門強化に伴う人員増員
③コーチングプランのメニュー化
④クイックティーチャーさんとの連携サービス導入
⑤リセマムさんの取材
毎月何か新たなことに取り組み、毎日LINE・メール・zoom・お電話の4媒体で対応を重ねる毎日を過ごしておりましたら、あっという間に6か月が経過しておりました。
そして、気づいたらお陰様で6年生は全プラン、他学年も含めてスーパー家庭教師とコーチングプランについては満席をいただきました。
後半戦の私たちの心構えは理念に共感頂いている現在受け持ちのご家庭に対して、しっかりとコミットしていくこと。
この1点に向け、後半戦もスタートを切っていきたいと思います。
さて、年の後半戦のビッグイベントはなんといっても「夏休み」です。
昨今の厳しい中学受験情勢を鑑み、どの塾さんも相当な拘束時間をもって、講習が開催されます。
6年生は最後の基礎固めの時期ですので、苦手分野がはっきりとわかっているご家庭は講習と自学のバランスを慎重に吟味しながら、1分1秒を大切にしていきましょう。9月からは毎月の模試と家庭学習は過去問。塾は演習。基礎を振り返る時間は相当限られてきます。
夏は天王山と言われますが、夏で合否に関わるなにかが決まるのではなく、夏の過ごし方で今後が楽になる・苦しくなるが決まると留めておきましょう。
そして、同様のことが5年生にも言えます。
予習シリーズのカリキュラム速度・内容の難化に伴い、消化不良になっていないご家庭は少ないでしょう。
すでに18回の算数にも象徴されるように、そもそもの規則性・周期算・倍数・等差数列の原理原則が分かっていなければ全く歯が立たないように、ここから先は「前単元が分かっていることが前提となる単元」のフェーズに入っていきます。
一部の塾を除き、カリキュラムの先取りで2学期の内容を講習で先取りを行うことになるかと思いますが、まずは1学期の消化不良をしっかりと取り除くこと。そして、国語を1日15分でもよいので精読なり、語彙を増やすことをすること。2学期から文章の題材自体が抽象度を増し、選択肢もフィーリングでは切れなくなってきます。毎年、5年生の10月~11月はお問い合わせが殺到いたします。中には深刻な状態であるケースも少なくありません。5年生にとってもこの夏はとても重要な時期です。
そして、6年生の秋以降は親御さんの心構え次第で状況はよくも悪くもなります。
中学受験が親の受験と言われる最たる時期が9月以降です。
本日はここまで。近くなりましたら、また執筆を行います。
まずは夏休みの各科目の目標をお子さんと話し合うこと。これが後半戦の初動作業です。頑張りましょう。
いえ、初動は首都圏模試と合不合でしたか…本当に頭が下がります。