【4・5年生向け】Y偏差値45を切るお子さん向け勉強法
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
組み分けテスト終了から4~5日が経過をしました。
テストまでの行動の振り返り・次のテストに向けた目標設定・直しの3つはお済みでしょうか。
テストは健康診断です。そして、ピンチはチャンスです。
私も先日、右足関節の激痛から改めて健康の大切さを気づかされました。
テストの結果が芳しくなくても、入試で不合格になるわけではありません。
大切なことはテストまでの過ごし方やテスト中の行動を反省し、未来に向かって目標設定すること。
落ち込んでいても時は待ってくれませんので、早速一歩一歩次なる歩みを進めていきましょう。
さて、本日はAからBの壁に向かって奮闘されるご家庭向けに勉強法の一端をお示しします。
このゾーンの特徴は「基礎の徹底の不足」と「演習量の不足」が主要因に挙げられます。
また、トータルバランスも算数と国語に傾けなければなりません。
配点の高い科目でまずは平均水準を目指した勉強をしていくこと。それができて、1科目増やし、さらに1科目増やす。
こうしたステップを刻む必要があります。
下記にまとめて記しますので、ご参考になりましたら幸いです。
【全体観】
・4・5年それぞれ、夏までに2科目偏差値50を目標にしていく。
・算数4.5、国語4、理社1.5の割合で。
・朝学習を必ず習慣化する
【算数】
・単位換算と□の計算は後回しにし、まずは四則計算の精度向上を目指す。
・基本問題の左ページを1周目はじっくりと。
・基本問題の左ページを何周も繰り返す。
・4単元のうち、得意な3単元は右ページも着手し、苦手な1単元の深追いは避ける。
・演問のトレーニングも着手できると望ましい。
【国語】
・漢字と言葉(大問1と2)で8割を目標にする。
・物語文と説明文の得意な方を極める。片方は家庭学習でも一旦は捨てる。
・本番の時間配分も漢字と言葉5分、得意な読解30分、苦手な読解15分と、得意な方にたっぷり時間をかけた戦い方をしていく。
・毎日必ず音読(可能であれば、線引き・小見出し)を取り入れる。
【理社】
・要点チェックのみで構わないので、用語の意味と用語を答えられるように完璧に仕上げる。
・テキストの音読と太字部分のマーカーづけの作業を塾なし日に毎日小分けにして取り組む。
以上が、全科目45をきっていると仮定した勉強法の一端となります。
しかし、この成績帯は科目によっては副教材の導入の方が有効な場合が往々にしてあります。
とにかく、4・5年生は夏までが勝負。
夏を越すと、毎週の学習内容の密度が増し、成績アップは容易な作業でなくなってきます。
上記がご参考になりましたら、幸いです。
※組みわけ終了後から、学年問わずお問い合わせを多く頂戴しております。近々、各プランの残席情報をHP上にアップいたしますので、ご確認ください。なお。6年生は3月31日をもって締め切りとさせていただきます。