4・5年生組み分けで点を取る学習計画(第1回)
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
4・5年生はマンスリーテストや組分けテスト、大変お疲れ様でした。
テストの終わりは次なるテストの始まりであり、結果ではなく、ここに至るまでのプロセスの振り返りが重要になります。
4回に分けて、次の組分けテストで意識しなければならないポイントを記載していきます。
早速GWの学習計画と次なるテストに向けた優先順位づけを考えていきましょう。
✅塾の授業を受けた後の算数理解度は十分であったか。
おそらく、最も学習時間を取られたのが算数だったのではないかと思います。特に四谷系5年生は入試を見据えても超重要単元である食塩水・売買損益。そして、旧予習シリーズでは5年生の最後に組まれていた図形の回転と大変ハードなカリキュラムであったことと思います。
これら5年生の単元は小学生が1回聞いても理解できないケースの方が圧倒的に多いです。
そうした場合、予習で貯金を作るか、復習の量を増やしていくかでしか、改善が図れません。理想は予習で例題・類題までをクリアしておき、塾の授業を受け、基本問題や練習問題を家庭で着手し、定着を深める。
次回も5年生は苦手なお子さんの多い「場合の数」を筆頭に、速さと水量など、入試頻出単元が目白押しです。
そして、4年生も植木算や数列など、ようやくここからが中学受験の本番になります。4年生ではまだ発達段階に個人差も大きいので、抽象的な概念に習得時間を要する子とそうでない子に差がつきます。
まずは各学年、予習で行くのか、復習で行くのか、算数の学習計画の見直しから着手をしておきましょう。
前単元の復習のタイミングなどは第4回で記載を予定しております。