GWが要注意な2つの理由
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
早いものでGWが終了しました。
まとまったお休みを夏休みまで取ることできませんから、ここからは各学年学習計画に沿って週次のルーティーンを着々とこなしていくフェーズとなります。
さて、GW終了後は要注意事項が2つあります。
なにが要注意なのか。
まず、中学受験とは一見関係のないお話ですが、GW後は学校のクラスが荒れやすくなるフェーズです。
4月は新学年に上がった責任感や新しい級友と過ごす新鮮さもあり、子どもなりに緊張感を抱きながら過ごしていた1か月だったかと思います。
しかし、長期の休みを経て、ある程度仲のよい友達も出てきてくることから、ゆるみが発生しやすい時期です。
クラスの雰囲気にゆるみが生じてくると、発生しやすいのが人間関係のトラブル。
お子さんが勉強にやる気がでない理由には、成績や勉強に対するストレスという側面もありますが、実は学校の人間関係のトラブルが原因であることも少なくありません。
そうした時に、「何、ダラダラしているの。」などと言葉がけをしてしまうと、「勉強のことしか興味ないんだ」と捉えられてしまい、学校のことを余計話せなくなってしまい、親子関係や中学受験にマイナス面の作用が働いてしまいます。
GW後は少しでもお子さんの様子がおかしいと思ったら、勉強以外の悩みがなにかあるのではないかという視点と、親子のコミュニケーションを密に取ることが極めて重要です。
また、学習のモチベーションも低下を招きやすい時期です。
学校の始まりとは異なり、塾は2月から新学年ですから、新学年が始まって正味3か月が経過しました。
この間に各学年2回~3回の大きなテストもあり、学習計画がしっかり確立できたお子さんとそうでないお子さんで差が固定化しやすいフェーズです。
そうすると、「頑張ってもクラスアップが望めない」「何のために勉強をしているのか」という心理状態に陥りやすい時期です。
これを防ぐために、週次の目標を設定することをお勧めします。
闇雲の「こなす」勉強ほど意味のないものはありません。週テストの目標でもよし、DCの目標でもよし。基礎トレ毎回満点という目標でもよし。はたまた、時間管理(休憩はタスク間10分など)を目標にしてもよいかもしれませんね。
何でもよいので、親子で1つ目標を一緒に考え、それに向かって努力をしていく流れを作っていきたいですね。
まとめますと、GW後は
①お子さんの学校の様子にアンテナを。
②傾聴
③週次の目標設定
この3つが極めて重要となります。
余談にはなりますが、毎年5月~6月はコーチングの問い合わせが多いため、私も「チャイルドコーチングアドバイザー」の資格を取得しました。
そういう時期だからこそ、明日からのコーチングは特に気合を入れて臨みたいと思っております。