どの学年にも通ずる効果的な学習法
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
テストフィードバック面談が終わり、タカベルではこれから6年生に現時点での志望校調査プリントを配付をいたします。
割と仕事が落ち着く8月に、提出いただいた志望校一覧を精査し、本人と問題の相性・第一志望校と併願校の相性を見極め、最適な受験プランの提案を行っていきます。
夏期講習で頑張っている子どもたちのためにも、私たちも休むわけにはいきません。
さて、気が付けば受験まで残り6か月を切りました。
明日で四谷系列生は夏期講習が一段落をするかと思います。
夏期講習はどの学年も、いわばお腹いっぱいの状態に陥ります。
しっかりと吸収できていれば良いのですが、多くのお子さんは消化不良に陥りがちな時期です。
なぜなら、いつもは週1回に新単元1つだったのが、連日のように新出単元というケースも珍しくありません。
そこで大切なのは明日からの夏期講習のない時間の使いかた。
どの学年でも通ずる効果的勉強法という視点で記したいと思います。
まず、大前提として意識したいのは、「間違えた問題」へのアプローチ。
学力はほとんどこれで差がつきます。
しつこいくらいに間違えた問題へのアプローチを行うことができたか。
合っている問題をいくら解いても学力への向上にはつながりません。
間違えた問題へどれだけ真摯に向き合えたか。これに尽きます。
以下のマニュアルを参考に、早速明日からお試しください。
~当日~
1、解く
2、〇付け
3、間違えた問題番号に赤のチェック→これがとにかく重要。
4、解説を読む
5、解説を見ずに解けるかどうかを行う(読んで理解できた場合)
5、教えてあげるもしくは個別や家庭教師に聞く(読んでも理解できない場合)→個別や家庭教師がいる場合は深追いせず、聞く。
6、1時間後など時間を決め、その日のうちに時間をおいて、子どもに親御さんへ解法説明させる。
~翌日~
・翌日のタスクに取り組む前に、前日間違えた問題から解く。
・再度間違えた問題は青のチェック(計算間違いや読み間違いは不要だが、反省点を記載)
・その日のタスクに取り組む
~1週間の最終日~
・タスクは進めずに、間違えた問題の直し専門日とする。
・赤チェックと青チェックの問題のみを行う。
・そこでも間違えた問題は緑チェック。→個別や家庭教師がいる場合は、聞いた方がよい問題。
直しをここまで行うことができれば、学力は上がらないわけがありません。
しかし、塾から大量のタスクや毎週のテストを求められると、ここまでの精度ではこなせないかと思います。
であるからこそ、塾の宿題を間引き、全体の量をコントロールし、1つのタスクにじっくりと取り組む。
そして、個別や家庭教師に丸投げをするのではなく、上記の「個別や家庭教師に聞く問題」を中心に指導仰ぐ。
私たちの所属生はみなこのプロセスで行っていただいています。
現在成績不振にお困りのご家庭は、環境を変えるか、このやり方に切り替えるでしか成績は上向かないと断言します。
中学受験での親御さんの役割は多岐にわたりますが、この管理こそが最も大きな仕事であると感じる今日この頃です。
近日中に過去最大級のキャンペーンを実施します。LINE限定でのお知らせですので、友達登録をお待ちしております。