6年生マンスリーざっとの雑感
〜算数のざっとの雑感〜
落としてはいけない問題が、
・大問1全て
・大問2全て
・大問3の1と2
・大問4の1
・大問5の1
・大問6の1
平均点のノルマは14問。上記だけで15問になるので、落とした問題は復習しておきたい。SAPIXは難しいように思われがちだが、大問1と2の失点を防ぎ、各大問の1番が取れれば平均点になるようにできている。であるからこそ、KTTとDCの直しと、もはや基礎とは呼べない基礎トレの学習比率は担保したい。(5年生以下も)
この中で差が付きそうなのは大問2の6と7。中でも大問2の6の景品交換は苦手なお子さんが多いので、解法暗記ではなく、解法説明をさせる。
差がつくのが、
・大問3の3
・大問3の4
・大問4の2
・大問5の2
・大問7の1の1と2
特に、大問3の3は150度を見た瞬間に、30・60・90の直角三角形をイメージしたい。
大問4の2は何でもない問題だが、食塩水のやり取りを行う問題で、しっかりとビーカー図の書き方が定まっているかの確認をしたい。(AはA、BはBだけでまとめて考える子がいるが、ABC横並びで状況を追って書くことを推奨)
大問7の1の1と2は良問なので、要復習。奇数×奇数以外は絶対に偶数。3の倍数以外×3の倍数以外は3の倍数にならないことに注目。
〜理科のざっとの雑感〜
・大問1の1、2、3(2の3は除く)
・大問2の2の3以外全て
・大問3の1〜5
・大問4の1と2
これらを確実に拾いつつ、
・大問3の6
・大問4の4の1と2
・大問4の5の1
これらを積み上げられればなおよし。上位層は精緻なグラフの読み取りを要求される大問3の6や大問4の4をしっかりと押さえていきたい。
大問3の6は液体Cが10増えるごとに、発生する気体量が36減ることに注目。大問4の4は数字で答えてしまった子が多発。Xが枯れるのはエまでのゾーン。Yが枯れずに成長するのはイからのゾーン。よって、イ〜エ。などと、グラフの中の重要な指標にチェックをつけながら解いていく。手を動かすことがポイント。
〜社会ざっとの雑感〜
・大問1の1〜3、6〜8、10〜12、15、16、18
・大問2の1〜3、5、7
・大問3の1〜2、3の2、3の3、3の4の1、3の4の3、3の4の4、3の5の2このあたりはおさえたい。
上位層は、大問1の4や大問3の4の2など、文章のわずかなところで引っ掛けてくるのが常套手段なので、注意深く読む。特に大問1の4は年代を聞いている問題と思いこみがちだが、実は文章の正誤問題であるので、油断できない。
SAPIXのテストは他塾以上に国語以外でも国語力と、知識と知識のリンクが問われるので、自信を失いがち。奮わなかったお子さんは他塾の模試を受けてみると、理社は特に簡単に感じることも往々にしてあるので、めげずに切り替えて、怒涛の後期を乗り切りましょう。