合不合雑感(算数・社会)と次回への指針
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
先週の土曜日は、2023年度受験生の親御さん・お子さん2組と、私と担当講師の2名の計6名でディナーをしてまいりました。
半年に1回のペースで開催頂いているのですが、中学生の成長とは恐ろしいもの。身はもちろん、心も一段と逞しくなっていました。そして、私どもにとって何よりもうれしいのは「学校が楽しい」という報告。これに勝るものはありません。
当然、合否を左右する仕事をしているので、「受かりました」の報告もうれしいのですが、やはり行った学校が楽しくいと思ってもらえないと、存在意義がなくなってしまいます。本当に楽しく、つかの間の休息となりました。
ありがとうございました。そして、中学3年生も頑張ってください。
本日は合不合の雑感算数と社会編です。
① 算数
・大問1
全部とりたい。計算は四則小数・分数・□の計算・分配法則・単位変換に絞る。
・大問2
8以外は現段階でも確実にとりたい。
1は書き出しでもよいが、素因数分解のやりかたも確認。
2は割合の基本。割合の前(男子)を①とおく。全体を聞かれてるので気を付る。
5は3.14後回しで計算。
6は平均と和差算の複合、7はシンプルな日暦算。
とにかく、「重要問題チェック」をやりこむ。
・大問3
1は確実にとりたい。〇+●を考えるのは定番。
2はひらめかないと厳しいか。要復習。外角を使う考えは引き出しにいれておきたい。
・大問4
ダブりがある場合、樹形図が無難。そして、今回は数が多くないので、
樹形図で解くことを実行した子は2問ともむずかしくない。
・大問5
1は簡単だが、絵を必ずかく。
2は兄が交番にいたときの絵を描き、交番が真ん中という条件を読めば、難しくない。
・大問6
例年の6番と比べて、まだ易しかった印象。
1番は書き出して周期を見つける能力。
2番は売買損益のつるかめ。つるかめの複合は速さ・売買・仕事の3パターン。
3番のプリンは円錐−円錐
・大問7の1は最後の条件を使えば、余裕。最初の2つの条件で混乱しない。(ADとBCは等しい)
・大問8の1 異なる5個に気を付ければ、簡単。
全体的に難しくない印象だが、
① 情景図・線分図を描く。
② 計算を工夫する。
③ 書き出せるものはゴリゴリ書き出す。
④ こういうパターンはこの解法を使うという点を意識する。→これが夏までの補強ポイント
⑤ 各大問(1)は簡単であるという意識を持つ。
95点はとってほしい。
② 社会
・大問1
1・2・4・6・8あたりは確実にとりたい。
この大問を落としたことが目立った場合、4まとの地理。
産地ランキングは2位の都道府県まで抑えたい。
・大問2
現時点ではかなり難しいか。ポイントは人口だけで見ない。
工業が多いのは愛知、かきは宮城、人口少ないのは四国など、多角的に表と数字を見る必要がある。現時点で気にしなくてよいが、トレンドなので、人口や政令指定都市は地方ごとに整理したい。
・大問3
1・2・4・6・7あたりは確実にとりたい。
差がつくポイントは文化と年表。
・大問4
1・3・4・5・6・7・8あたりは確実にとりたい。
すべての大問で最も易しかった。
差がつくポイントは漢字と年表。
・大問5
公民を学習したばかりであることを考えると、結構厳しい問題が多かった。すべて選びなさいが厳しかったが、少なくとも7月の段階ではこの問題クラスには対応できるようになっていてほしい。すべての問題、良問なので要復習。
全体的に現段階ではやや難しかった印象だが、
① 4まとを夏休み終了までに8割仕上げられるよう、1日2ページずつやる。
② 地理のデータ、歴史の年表、公民の日数や条文や人数や任期などの数字に注意した
勉強。
③ 漢字間違いを少なく。