合不合雑感(理科)と今後の学習指針
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
昨今、理科の個別受講者が増えておりますので、理科は他科目と切り離して、単独で記します。
・大問1
すべてとりたい。夏までにメモチェ等の基礎事項8割は必須。
この手の基礎事項は生物→地学→化学→物理の順が無難
・大問2
問5が完答なので、やや厳しいか。問4までをしっかりと押さえたい。
北海道以外の列島に雲がかかっているのは梅雨、北西にすじ状の雲が見え、西高東低の気圧、北西の季節風が吹くのが冬だけおさえられていれば、難なく問4まではとれる。
が、天気の学習には「衛星写真」と「天気図」が必須。
・大問3
一つ一つの条件が整理できれば、問題なくとれる。問3の(2)以外はしっかりとおさえたい。この手の表の問題は、しっかりとメモをすることが大切。
選択肢えはたまごで生まれないから、哺乳類の「ほ」とでもメモしておく。
整理したうえで、知識的におさえておくとよいのは、人間(哺乳類)を軸としたときに、特徴が違いすぎる順に、魚類・両生類・爬虫類・鳥類の順番。
例えば、体内受精を両生類か爬虫類で迷った場合、人間と特徴の近い爬虫類を選択。のようにやると覚えやすいかも。
・大問4
すべての大問で最も難しいと思う。とりあえず、問3までおさえられれば、差をつけられることはないかなと。
問3は長さ4倍、周期2倍。長さ9倍、周期3倍であることをおさえ、50センチと200センチで比較検討をすることができたかがポイント。
・大問5
問6以外まではしっかりとおさえたい。問4と問5の計算もさほど難しくないので、要復習。気をつけなければならないのが、問3。水と二酸化炭素と答えないこと。今回は問4以降と連動していたので、気が付いた子も多かったかもしれないが、問題をよく読む(燃える前の物質を聞かれている)こと。
問4と問5は比で解くことも意識したい。
問4は3:11=□:55。問5は1:9=□:36で水素出す。
炭素12グラムなので、3:11=12:□。
~指針~
・タカベルでも現段階での個別理科受講者がかなり増えていて、苦手なお子さんは5年で習った天体・化学・物理の原理原則の注入をとにかく夏まで行う方針。
・家庭学習では生物と天体以外の地学と化学の基礎知識をメモチェ等で積み上げ。
・原理原則の注入が完了したら、問題演習。表とグラフは夏休みに徹底演習。
・とにかく焦らない。苦手なのに6年の演問をごりごり解いても逆効果。5年に立ちかえる。