四谷系列で成績を上げるには
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
本日はよく無料面談でも話題に上がる「四谷系列で成績を上げるには」をテーマに、ポイントをまとめてみたいと思います。
箇条書き形式で記します。
・算数で偏差値50を下回っている場合は、トレーニング・基礎トレ・基本問題までにとどめる。
・算数で偏差値55を目指すには、練習問題の左ページまで着手を行う。
・算数で偏差値60を目指すには、練習問題のすべてを行う。
・早稲アカ生はカリテの復習はマスト。四谷生は週テの復習はマスト。早稲アカ生で演習が不足している場合は週テスト問題集を購入し、総合回の週に行うという手もありだが、総合回を飛ばされることも往々にしてあるので、1週間単位で週テストを入れていくことも検討。
・四谷の組み分けは約3割前単元の内容が聞かれるので、前回の組み分けの範囲の算数基本問題くらいは1度解いておいた方がよい。偏差値50を下回っている場合は左ページを中心に。それ以上の場合は右ページを中心に着手し、記憶を想起させる。
・国語は漢字と知識で最低8割の得点を目指す。漢字でよく聞かれる同音異義語や明らかに形の習得が難しい漢字(垂直の垂など)や送り仮名が絡むものは重点的に。ことわざや慣用句系は言葉が答えられるだけではなく、意味の理解も忘れずに。
・国語で偏差値が50を下回っている場合は、該当学年の演習問題集やシリーズ発展問題は負荷が重すぎる。したがって、家庭学習用の教材は前学年の教材などにレベル感を落とす。その代わり、ただ解くだけではなく、線引きや要約・小見出し付けをしっかりと行い、精度を高める。塾なし日の音読は毎日。
・副教材として、語彙の強化をしっかりと行う。単語が分からなければ英文が読めないのと同様、国語は語学。語彙の強化は5年までは課題になっていないだろうが、早い段階で積み上げておくことにこしたことはない。
・早稲アカ生は理社の錬成問題集が配られているだろうが、錬成問題集+予習シリーズ+演習問題集全部は量が多すぎる。理科の知識系は錬成問題集の基本とトレーニングとまとめてみよう。理科の計算系は錬成基本とトレーニングと演習問題集基本問題くらいに絞る。
余力があれば、週テスト問題集という話になるが、特に5年後期は算数が重たく、重要単元のオンパレード。理科に時間をとられすぎることは望ましくない。稼ぐだけなら、生物と地学分野をしっかりとやりこむ。
・社会は要点チェックとまとめてみようの用語をまずは全部漢字で書くことを目標に。ただ、歴史は特に流れが重要なので、いきなり要点チェックとまとめてみようから解くことがないように。シリーズの音読とマーカー暗記をしっかりと行ってから問題を解く。特にまとめてみようの年表の部分は出来事の順番に言えるか、口頭テストなどを行うと有効。早稲アカ生も両方が宿題に出ている場合、錬成は余力があればでよい。
・全体イメージ。
1週目→1週目のキャッチアップ>前回の組み分け範囲の1週目
2週目→2週目のキャッチアップ>1週目の間違えたところ>前回の組み分けの範囲の2週目(半分)
3週目→3週目のキャッチアップ>2週目のまちがたところ>前回の組み分けの範囲の2週目(半分)
4週目→4週目のキャッチアップ>3週目のまちがえたところ>前回の組み分けの範囲の3週目(半分)
5週目→週テスト・カリテの復習>4週目のまちがえたところ>弱点補強>前回の組み分けの範囲の残り
過去4期は大手塾生の伴走で運営してきました。無料面談は大手塾に通っているかたの相談も可能なので、お気軽に下記よりお申し込みください。