サピックスで成績を上げるには
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
本日は箇条書き形式にて、サピックスでの成績の上げ方について解説いたします。
ご参考になりましたら、幸いです。
・基礎トレはマンスリー1週間前に、前月号の1日・4日・8日・11日、、、という具合にスケジュールに盛り込む。(この間できなかったその月のものはテスト終了後に行う)
・KTT(基礎力定着テスト)とDC(デイリーチェック)の点数がマンスリーの結果につながるという意識のもと、帰宅後に即直しを行い、テスト前に間違えた問題に絞り、もう1周回す。
・アプローチとアルファベットとDS(デイリーサピックス)のすべてをこなすと、他の科目に手が回らなくなる。偏差値45未満のお子さんはA~CプリントとDS☆1とKTTとDCの直しにまずは絞る。偏差値50のお子さんはB~DプリントとDS☆2とKTTとDCを中心に。
・コトノハと言葉ナビは、その言葉そのものが答えられることよりも意味を答えられることや例文を作ることを重視した勉強にしたい。使い方が正しいものを選べというパターンで聞いてくることが多い。
・漢字は他塾同様、作りが難しいもの(垂直の垂)や同音異義語や送り仮名のややこしいものはテスト前に重点的に確認。
・国語で毎回偏差値が45未満のお子さんはB教材ではなく、A教材の読解メソッドや読解演習を中心に行う。
・国語が毎回偏差値50あるお子さんは算数の余力を残したいため、B教材で授業であつかった記述問題の書き直しを中心に学習を回す。
・マンスリー1週間前になったら、言葉ナビの試験範囲を7分割でセットしていく。
・理科の肝はポイントチェックの理解。図鑑や動画や実験教室を併用しながら、ポイントチェックを原理・原則からしっかりと理解してから、問題を解く。
・理科の問題数が他塾対比でかなり多く設定されているので、絞るとすればDS(デイリーステップ)の偶数番号(今回の範囲)と確認問題最初の半分。(5年生は4題、6年生は6題)
・社会のテスト問題が他塾対比でかなり難しいのも特徴。完答形式で1問なのに事実上2問聞いているのと同じ問題だったり、選択肢の問題が重箱の隅の傾向が。テーマの音読やテーマに記載のグラフの部分は学習において絶対に外せない。
・社会以外の科目に課題を抱えている場合、しばらくはDS(デイリーステップ)と基礎編のみで1週間の学習は回し、発展編はテスト前に行うなど、週間の勉強はインプット中心に回していく。
・組み分け対策は、時間がとれないかつ範囲が膨大すぎるので、前回の組み分けから今回の組み分けに至るまでのマンスリーの復習を中心に回していけるとよい。
・細かい話だが、コロコロ曜日と科目が変わるので、都度、個別指導や家庭教師の曜日調整をしたほうがよい。例えば、5年生算数が月曜日の場合は土曜日に個別。水曜日の場合は日曜日に個別。という具合に、前日と通塾日は設定をさけ、個別や家庭教師の後に復習をする日を設ける。
・難しい塾のようなイメージがあるが、サピックスの算数は大問1~3は特に素直な問題が多い。(マンスリーは)そして、ここで大失点しなければ平均には乗るように作られている。DCやKTTや基礎トレの直しの精度とテスト前に制限時間付きトレーニングを取り入れると吉。
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