5年生は他流試合を経験しましょう
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
入試が終わると、受験学年は1つ上がることになります。
残り2か月あまりで5年生はいよいよ6年生へとステージを移すわけです。
そこで、この2か月で他流試合を経験しておくとよいというアドバイスを記してみたいと思います。
✅ 全体の中での立ち位置が分かり、スタートの指針となる。
塾の中の組み分けテストはあくまでも塾の中での順位。もちろん、これはこれで重要な指標ではあるのですが、当然受験は他塾のお子さんとも交えての戦いとなります。1回でも他流試合を経験することで、よりお子さんの立ち位置が客観的に把握することができ、6年生のスタートを切る際の指針となります。
✅ 問題傾向に慣れておく
過去、日能研生で安定的に偏差値50後半をマークしていたお子さんが初めて合不合判定を受けた際の偏差値が30台後半だったケースがありました。2回目以降の合不合判定では50後半にV字回復。初めて解いた過去問は安全校でも取れないように、戦うフィールドが変わるだけで、同じ問題でも別の問題に見えてしまうものなのです。6年生になると自塾のテストのみならず、他塾のテストを受けるというケースも多いでしょう。そうした際に、あらかじめ他塾のテストの傾向や雰囲気に慣れておくということは意味があります。
✅ モチベーションアップにつながる
いい意味でも悪い意味でも自塾のテストのみだけだと、「井の中の蛙」になります。
日頃成績の良いお子さんは「まだまだ上には上がいるのだな」と感じるきっかけになると思いますし、現在自信を失っているお子さんは「あれ、意外と私できるじゃん」という具合にモチベーションの起爆剤になるかもしれません。いろいろ書きましたが、これが最も重要かもしれません。
まとめ:5年生の冬は首都圏模試も2回ありますし、志望校判定テストもあります。もちろん、すべてを受ける必要はありません。ただ、6年生になったときに合不合や首都圏模試の受験を検討されている他塾の方は受ける価値があると思いますし、今自信を失っているお子さんはこれら他流試合がモチベーションアップの起爆剤になればいいなと思います。とにかく、5年生は冬休みと入試休みの使い方が非常に重要。残り1か月で冬休みなので、テストも含めて今のうちから計画を練っていきましょう。
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