中学受験コンサルティング タカベル

家庭教師 × コンサルティング 学習指導と効果的家庭学習で成績アップ!!

5年生後半から6年生前半の重点事項

・5年生後半→理科の成績も無視できないフェーズに5年生後半は転塾の相談のピーク。

 

その原因は、 比を使いこなせない 読解の題材の抽象度が増し、選択肢の難度が上がり、語彙力も求められる。 理科が原理・原則を伴う単元が中心になる 5年生前期で2科目のベースが整っていたお子さんでさえ苦労する、中学受験で最もハードルの高いフェーズ。3科目の難度が上がることから、1科目ごとの理解に時間を要し、学習が回らなくなる。

 

①前期の「割合」「速さ」「平面図形」を重点的に復習し、「割合と比」「平面図形と比」「速さと比」に力点を置く。 

②物語文と説明文の精読トレーニングを毎日続け、線引きや塊(意味段落や場面)を意識した要約、選択肢の切り方を身につけておく。

③5年前期で扱った理科の計算単元(てこ・気体・水溶液)の復習を重点的に。

④上記夏休みの準備期間を経ても苦戦する場合は、転塾よりもまず、タスクの優先順位を決めていく。モチベーションも成績も落ちやすいフェーズなので、1科目でも自信をつけさせたい。

⑤親御さんは独自の解法で教えようとせず、まずは塾でどう習ってきたのかという視点で、それに沿って指導をする。我流が危険なフェーズ。 

 

・6年生前半→5年生の学習がうまく回った場合、5年生後半よりも楽と感じることも。 6年生前半は最後の基礎固めのフェーズ。6年生後半は過去問演習と日曜日も特訓講座で時間がなくなる。頻出分野で苦手を潰すことが最優先事項。 

 

①成績がふるわない場合は、副教材に手を出すのではなく、5年生の教材を用いて弱点を補強していく。 特に、「割合」「速さ」「平面図形」「力学」「電気」「天体」等 

 

②算国が安定している場合は、早い段階でコアプラス・4まと・メモチェを仕上げ、「年表」「実験考察」「統計」「語彙」等、差のつきやすい領域に着手していく。

 

③受けるだろう学校の過去問に目を通し、毎年必ず出題傾向があり、苦手としている分野を重点補強ポイントに据えていく。 長くなりましたが、各フェーズにおけるポイントをあらかじめ把握しておき、先回りで準備をしておくことが昨今の中学受験では大切だと感じます。

 

6年生過去問分析の2次募集の受付が開始となりました。また、今年度の家庭教師の空きゴマが人気講師は埋まってまいりました。ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。

 

2025年08月26日 11:20